韓国でサンゲタンが一番食べれる時期って、
きっとこの時期だと思います。

骨ごと、じっくりじっくり煮込んだスープには
カルシュームやコラーゲンがたっぷり。

 

それに加え、今日紹介する
オックステールのコムタンも
牛のしっぽを骨ごとじっくり煮込んだスープです。

日本ではコムタンやクッパ類は
焼き肉屋で食べられるけど、
本場では、クッパ専門店に行かないと食べられないよ。
しかもこれらの食堂って、
市場の裏の方にあったりして
決してかしこまった雰囲気とは言えない。

高麗人参やナツメ、
栗など高級素材が使われてるサンゲタンに比べ、
クッパ類はとても庶民的な食べ物である。

 


韓国ではその昔、
一番階級の低い賤民が牛や豚をさばく仕事に務めた。

賤民のさばいたお肉は
上級人にしか口にできない食材だったのは勿論で、
上流界の人たちは、
内臓や足、しっぽの肉などは好まず、
自然とそういった部位の肉は庶民層に流れる。
それでも庶民たちにとっては貴重なお肉を
より沢山の人たちで食べれる工夫し、
スープ仕込みになったのである。

市場でクッパを食べるシーンは、
韓国の時代劇にも良く登場すると思う。

 
日本でも家で骨ごとお肉を煮込む料理はしないので、
オックステールなんて、簡単に買えるものではないよね。
それを偶然、韓国食材のネットショップで発見!

思わず買ってしまいました!
これを3時間かけて水に浸して血抜きする。

 
鍋にたっぷりの水を張って長ネギとニンニクと一緒に
2,3分ゆでる。


 
今度は玉ねぎ、ニンニク、生姜、大根を入れた鍋で
柔らかくなるまでじっくり煮込む。


 
スープはこし、
お肉と大根は塩、コショウ、にんにく、ごま油などで味付けをし、
それぞれをタッパなどに入れて冷蔵庫の中で
半日くらい寝かして味をしみ込ませる。

 

こうやって漸く仕上げに入る。
スープとお肉を再び鍋に入れて更に煮込み、
卵黄と卵白をそれぞれ焼いて線切りしたものや
ネギ、糸唐辛子などで飾り付ける。


 

飾り付ける前に最終的に
塩とコショウで味を調えるのも大事。
この時、コショウをたっぷり目に利かせるといい。

お店のものだと、使う量も違うし煮込む時間も違うから
真っ白なスープだけど、
家庭ではこんなもんかな。

これでもすでにお肉がドロドロと柔らかくて、
写真の真ん中にアップしてる
お肉以外は全部骨から離れていた!

家は食の好みが本当にバラバラで、
パパは魚と和食派で、カレーは甘口。
娘は野菜とハンバーグ、
韓国料理派で、カレーはチキントマト味。
息子はお肉と揚げ物、イタリアン派で、
カレーは激辛といった具合。

パスタにしても、
パパはナポリタン、娘はトマトソース、
息子はぺペロンチーノという。
私は何時もこいつらに、

「ここはファミレースじゃないんだから!!!」
と叫ぶ。(汗)

それなのに、
オックステールのコムタンは全員、
大絶賛してくれました♪

詳しいレシピはここです。

Cpicon ✿オックステールのコムタン♪✿ by kanako8224


 


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