「ノエルのように・・」ってことは、
ノエルではないんだよね?
見た目はぱっちりノエルだけど
実は中身はただの
小麦粉なしのパウンドケーキなんです。(笑)
今年の秋も栗の渋煮を作ったんだけど、
何もヤル気が怒らず
モンブラン一つ作らずに冬になってしまったので
これをなんとか消費しようと、
パウンドケーキを作ったのでした。
でも
焼きが少し甘くて
ブログで紹介するにも気に入らなかったので
レシピを代えてリベンジした訳です。
でも、
今回は焼く前からこのデザインにしようと思ってたから
トヨ型で焼いたのですが、
生地の真ん中に入れたつもりの栗が焼いてる途中
記事と一緒に盛り上がってきたようで
底面をカットした時点で半分になってしまった事が
とても残念。
最初にパウンドケーキ型で焼いたときは
切ると栗の粒がそのまま断面に
現れてとてもいい感じだったのに。
でも味だけは最高。
最初に作ったケークを
「美味しい」という言葉にとてもけちな
旦那が大絶賛し、1日1本一人で全部食べちゃった!
で、今回のも食べてもらって
どちがいい?と訊くと、
2番目がいいと言ってくれた。
更に
うちの家族の中で一番繊細な舌を持ってる
むすこがも大絶賛。
私も美味しいと思う。
栗の焼き菓子って
意外とクリの風味がボケることが多いんだけど、
これはしっかり栗です。
それもそんなわけで
レシピを見れば解ってもらえると思うけど、
栗が生地の中にたくさん入ってるから。
ただね、
カメラを新しく買ってからは、
古いのはキッチンに置きっぱなしで
過程写真の撮影専用にし、
仕上がりの写真は新しいカメラで撮っているのだけど、
2番目の過程写真を撮るとき、
メモリカードなしで撮ってしまったのよ。(涙)
だから、
最初のケークの時のものをのせました。
なので、グラサージュ掛けの写真がないの。
でもとっても美味しいので
ぜひ作ってみてくださいね!
つくり方
《マロンケークを焼く》
①マロンペスト325g、マロンクリーム175g、
粉糖80g、塩1g、バニラビーンズの種1本分、
レモンの皮のすろおろし5gをボウルに入れて
ハンドミクサーで混ぜる。
②高温炊姿煮玄米粉50g、パタートQS22g、ベーキングパウダー3gを
一緒にふるっておく。
③溶きほぐした全卵240gを①に少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
④溶かしバター100gを③に加えて混ぜる。
⑤④に②を加えてしっかり混ぜ合わせる。
⑤オーブンペーパーを敷いた型に④を
型の半分の高さまで絞り入れて
栗の渋煮を一列に並べ、
残りの生地を絞り入れて、
170℃のオーブンで50分焼く。
⑥焼き上がったら型から出して、
オーブンペーパーを敷いた網の上に
逆さにして冷ます。
《ジャンドゥージャのグラサージュを作る》
⑦ヘーゼルナッツ100gは160℃のオーブンで8分ローストして
冷まし、細かく刻んでおく。
⑧ジャンドウージャ365g、カカオバター35g、溶かしバター100gを
ボウルに入れて混ぜ合わせる。
⑨⑥のそこ面を平にカットする。
⑩⑧に⑦を加えて混ぜ、35℃になったら
⑨の表面にかける。
⑪固まったらデコして完成!
デコの方なんだが、
サントノーレの口金で絞ったガナッシュは
クーベルチュール・スイート100gに
沸騰させた生クリーム(35%)100gを注いで
しばらくそのままにしておき、
ゴムベラなどで空気が入らないように
真ん中から小さく円を描くように静かに混ぜてつくり、
常温で絞りやすい硬さになるまでおいてから絞る。
ヘーゼルナッツの飴掛けの方法は
こちらを見てくださいね。
今回はまたレシピに
高温炊姿煮玄米粉と、聞いたことがない材料が使われてるけど、
まずこちらを見てくれた方がわかりやすいと思う。
私自身、小麦アレルギーになってからというもの、
小麦粉以外の穀物のあるとあらゆるものを
試してきました。
小麦粉代用!となってる粉は本当に多いんだけど、
実際にお菓子や料理に使うにはモン足りないものばかり。
だから満足できなくて
次から次へと
買いあさり、試してるのですが、
その事をこの時点でレポートしてみると、
ただの米粉では
うまく卵やバターの味と溶け合うことができず、
相当に味が落ちる。
この欠けている香ばしさを求めて
発芽玄米粉を使いましたが、
これでやっと香ばしいお菓子が出来ると思いきや
今度は力=粘りが足りない。
そこで、
マイベイクフラワーに炒った玄米粉を混ぜて使ったりしてました訳。
でもね、
高温炊姿煮玄米粉だと、
発芽玄米粉でありながら
マイベイクフラワーのように
粉にする前に高温で炊いて一旦、
α化にしてから粉末加工してあるので、
美味しさも粘りも!!
なんて、美味しいとこ取り!な粉です。
ただ、金額的にちょっと厳しいなって
思ったんだけどね、
このジェノワーズを作ってみて
そんなこともないなっておもった。
このジェノワーズ、
高温炊姿煮玄米粉だけで作ったのですが、
直径15cmの丸型2台分を一緒に仕込んで
粉を加えて混ぜたら、
なんと!
1台分になってしまったの。(゚ロ゚;)エェッ!?
でもいつまもぼーっとして訳にもいかず、
予熱の終わったオーブンに入れて焼いたわけです。
焼き終わって冷まし、
カットして味を見てやっと
謎が解けた。
ジェノワーズを作ったのに、
できがったのは、
まるで
パン・ド・ジェヌ!!!
米粉や他の玄米粉と同じ分量では
粉のパワーが残るわけで、
それくらいすごい粘りを持っていたのでした。
アーモンドパウダーなんて入ってないのに
なぜ、パン・ド・ジェヌかと言うと、
香ばしすぎるから。
実際に生地に粉を加えて混ぜる段階で
めちゃくちゃ香ばしい香りがしていたので
驚いていました。
この性質がよく分からず色々無駄に試していたので、
残り少なくなりましたが、
またまた試してみたものがいっぱい。
今度は料理にも使ってみようと。
もし機会があったら
小麦アレルギーの方、是非試してみてね。
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最後に
ジャンドゥジャで作ったグラサージュ、
これもお気に入りで
これからのクリスマスケーキ作りに沢山利用しようと
思ってます。
次は
ちゃんとした
クリスマスケーキを作りますね。(笑)
※このパウンドケーキを小麦粉でつくる場合は、
高温炊姿煮玄米粉50g、パタートQS22gの代わりに
薄力粉80gで作れます。

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