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仕上がった時に
一瞬頭の中に浮かんだ言葉が「貴婦人」だったので、
それを名づけてみました。

一見、生意気そうに見えるこのアントルメ、
また沢山のへまをやっちゃったんだよ。(汗)


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このケーキを作ったのは、
ブログでもお馴染のYさんから
「お任せで生ケーキを」という注文を受けたので。

今の旬だったら、
栗、芋、かぼちゃ、リンゴ・・・と、
美味しいものが沢山あるけれど、

昨年ブログでも紹介した事のある
プチ版のシャルロットオ・マロンですぐに決まり!

この時のシャルロット、
とても美味しくて
エコハウスのお店が始まったら絶対に出したいと思っていたのに、
いざお店が始まると、
パティシエは自分ひとりで、
手伝いに来てくれた友たちもみんなしてど素人。

「つくる」事だけじゃなくて、
デコから展示からラッピングから
何もかも自分の手が必要としてる中、
メニューを決める時も残ったパーツを利用できるものとかで、
瞬時で決めて作っていたので、
どうしても作りなれたものばかりを作っていました。
終わってみると。

なので、シャルロット・オ・マロンはとうとう、
おうちから出かけた事のない味になてました。
これをぜひ!と思ったわけです。

しかし!その、つもりで作り始めたんだけど、
作ってる途中、
この組み合わせの方がもっと美味しいかも・・・という、
誘惑に負けて
別のものを作っちゃってました(爆)


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良かれと思った事が
必ずしも良い結果で終わるとは限らない・・・んだよね~。

より手をかけて、
より材料をかけたつもりなのに、
あれより美味しくない!!!

でも、Yさんに渡したのと同じものを同時進行で作って、
ブログ用はその後仕上げたものでデコも少々違うんですよ。
当然ながらホールの写真を撮ってからカットして初めて、
味見をしたので今更どうする事も出来ないんだけど、
最初のレシピで作ればよかったと、
後悔が残ってるだけ。(汗)

あ、でも、このケーキ自体に
問題があるわけじゃないんだけどね、
あっち(シャルロット・オ・マロン)の方が
もっと美味しかっただけ。
なんですけどね。(笑)


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これがケーキの仕組み。
カットの時、飾りのチョコレートがパラパラと落ちてきて、
断面が汚いよね。
それに、
飾り付けの前にモンブランクリームを絞るのを忘れちゃったの!
本物(Yさんの)にはちゃんと絞ってますよ(笑)
2台分のモンブランクリームあったのにさ。(涙)


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まぁ、レシピよ。

材料

≪ババロア・オ・マロン≫

板ゼラチンーーーーーーーーー10g
卵黄ーーーーーーーーーーーー80g
グラニュー糖ーーーーーーーー25g
牛乳ーーーーーーーーーーーー250cc
クレーム・ド・マロンーーーー150g
栗の渋煮ーーーーーーーーーー4個
ラム酒ーーーーーーーーーーー15cc
生クリームーーーーーーーーー300ml

≪ローズヒップのジュレ≫

ローズヒップピュレーーーーーー300g
水ーーーーーーーーーーーーーー100cc
クリアガーーーーーーーーーーー10g
グラニュー糖ーーーーーーーーー50g

≪ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール≫

ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール by kanako

※ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールのレシピは↑を見てくださいね。
以前ブログでアップしてるのとは違うレシピで、
よりふわふわでより作業しやすい生地なので。
使う分量はレシピと同じでお願いします♪

≪アンビバージュ≫

水30g+グラニュー糖30gで作ったシロップーー50g
ラム酒ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー20g
マロンリキュルーーーーーーーーーーーーーーーーー30g

つくり方

①ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールを作り、
直径10mmの口金を付けた絞り出し袋に入れて、
底用の直径16㎝の渦巻状を1枚、
中用の12㎝の渦巻状を1枚と、
5×60㎝棒状に絞りだす。


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②粉糖を2回ふるう。
1枚目は弱く、
2日目は1回目の粉糖が溶けたら強めにふるう。

③190℃のオーブンで10分くらい焼きあげ、
冷めたら18㎝のセルクルに合わせ、
側面と底に敷き込む。


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④アンビバージュを作り、刷毛で③にうつ。

≪ローズヒップのジュレを作る。≫

⑤鍋にローズヒップのピュレ、水を入れて加熱し、
沸騰したら予め良く混ぜておいたグラニュー糖と
クリアがガーを加えてしっかり混ぜ合わせる。


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⑥直径12㎝のセルクルに⑤を流し入れて、固める。
常温でも固まるけど、
冷蔵庫の中に入れておいてもいい。

≪ババロア・オ・マロンを作る≫

⑦卵黄をボウルに入れて溶きほぐし、
グラニュー糖を加え、
泡立て器でゆっくりと混ぜて白っぽくなるまで乳化させる。


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⑧鍋に牛乳を入れて火にかけ、
沸騰直前まで温めて⑦に注ぎ入れて混ぜ合わせる。

⑨クレーム・ド・マロンをボウルに入れて
⑧の一部を加え柔らかくし、
それを⑧の鍋に戻し、
木べらでかき混ぜながら80℃まで温める。


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⑩火からおろし、
予め氷水で柔らかくふやかしておいた板ゼラチンを加え溶かし、
こしてからラム酒を加え混ぜて冷まし、
8分たての生クリームとさっくりと混ぜ合わせる。


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⑪栗の渋煮は水分をきれいにふき取って刻む。

⑫④に⑩のババロアを高さ半分くらいまで入れて、
⑪を散らす。


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⑬⑥のローズヒップのジュレを
⑫の真ん中にそっと押しこむようにしておく。

⑭③で残った直径12㎝の渦巻状のビスキュイに
アンビバージュを打ち、
シロップを打った面下にして
ローズヒップのジュレの上に置く。


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⑮再びババロア・オ・マロンを入れて表面を平らに整えて、
冷蔵庫の中に入れて冷やし固める。

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⑮が完全に固まったら、セルクルから抜いて、
リボンで縛り、好きなようにデコする。完成!
と言ったら、怒る・・?(笑)

あはは。
オーナメントの方が気になったる方もいるよね?
つくり方は明日にさせてくださいね。
今日はコッタの方へ
ビスキュイのレシピから書いてるので、
疲れちゃった!


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