アントルメの仕上げや
フルーツのツヤだしには欠かせないナパージュ。
最近では、
水を加えたり熱を加えたりしなくても
そのまま使える製品も出ているのですが、
これだと、日持ちしないし、
とても甘く風味の無いものもあると思います。
お菓子作りは本当に奥が深くて、
知れば知るほど次から次へとうなり声を上げさせてくれます。
その一つが、製菓材料として販売されているものの殆どを
手作り出来る事の驚き。

このナパージュはピエル氏のレシピで、
販売されてるものよりはるかに甘みが抑えられていて、
味や風味に清涼感があり、
どんな果物と出合っても、
持ち味を消す事なく引き立ててくれるナパージュなんです♪

材料

NH粉末ペクチンーーーーーーーーーー14g
バニラビーンズーーーーーーーーーーー1/2本
レモンの皮ーーーーーーーーーーーーー1/2個分
オレンジの皮ーーーーーーーーーーーー1/2個分
オレンジの皮ーーーーーーーーーーーー1/2個分
水ーーーーーーーーーーーーーーーーー300cc
グラニュー糖ーーーーーーーーーーーー120g
ミントの葉ーーーーーーーーーーーーー4枚

つくり方

①レモンの皮とオレンジの皮は皮の部分だけを剥いて、
帯状に切る。



②グラニュー糖とペクチンを混ぜ合わせる。




③鍋に水を注ぎ、バニラの鞘、種、①の果物の皮を加えて
火にかける。

④沸騰しないように気をつけながら温め、
40℃以上になったら②をパラパラふりかける。

※ペクチンは40℃以上にならないと溶けないので、
40℃以上を保つ事が大事。




⑤木べらで絶えずかき混ぜながら弱火にかけたまま、
2~3分加熱する。

⑥火を消して、ミントの葉を加え、
そのまま15分間置いて、香りを引き出す。



⑦漉してから常温で冷ますとゼリー状に固まる。

写真だと、かなりベージュっぽい色に映ってますけど、
実物はもう少し透明なのですよ。

このナパージュを使って
色んなフレーバーのナパージュが作れます。



こちらは、ピスタチオのナパージュ♪



こちらは、カシスのナパージュ♪
一番最初のケーキの写真に使ったのがこれです。

 


その他にも、こちらは、
フランボワーズのムースの上にかけた、
透明のナパージュで、



こちらは、苺のジュレを薄く塗って固めてから、
透明なナパージュをかけた、
フランボワーズのムース♪



最後に、フランボワーズのペパンを薄く塗って固めてから、
透明のナパージュをかけたタイプ。

いずれもピュレ状のフレーバーを
透明のナパージュに5%加えて伸ばして作ります。
私が使ったピュレは殆ど自家製で、
裏こしをしないで作ってしまったので、
小さな果物のくずや種が見えてしまってるんですよね。
次回からはちゃんと裏こしするわ(反省)

このナパージュは、冷蔵庫で1週間保存できます。
使いやすい分量を小分けして
冷凍して置く事も出来ますよ♪

写真のスイーツたちは、
まだ編集待ちなんですが、
明日からアップしていきたいともいますので、
ぜひ見に来てくださいね♪



明日は、このカシスとブルーベリーの
レアチーズケーキを紹介しますね


 


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