静まり返った真夜中の住宅街…
ガラガラガラガラ…と門扉が開き
ベロベロに酒に飲まれたジジィが帰宅。
先ずは犬小屋を覗き込み
熟睡中の『まる』を叩き起す。
ジジィ『うをぉーい!ご主人様が帰って来たのに…お前は寝てんのかぁ?!そんなんじゃ番犬失格じゃねーか!コノヤロー!』
と…理不尽にキレる。
つか、ご主人様が帰って来たから吠えなかったんだろうがよ。
なんて自己中なジジィなんだ…。
酔っ払いのジジィに絡まれて
しぶしぶ犬小屋から出てくる『まる』
半分寝ている『まる』にジジィは
ジジィ『おすわりっ!!』
ジジィ『ふせっ!!』
ジジィ『お手っ!!』
ジジィ『おかわりっ!!』
と命令しまくる。
理不尽すぎるジジィにうんざりしながらも素直に従う忠犬『まる』
ジジィ『よしゃしゃしゃしゃしゃ!!まるは天才!!』
一通り『まる』を弄り倒し満足した模様。
次にジジィが向かった先は鯉の泳ぐ池。
夜中にも関わらず
ジジィ『鯉はいいよな〜!鯉はかわいいよな〜!!』
と言いながら『スイミー』←(鯉の餌)をバラバラと撒き散らす。
何なら『スイミ〜スイミ〜♪よく食べる〜♪スイミ〜!!!』なーんて
ご機嫌でCMソングを歌いながら撒き続ける。←(鯉に餌をあげる時は必ず歌ってたな…)
急なミッドナイトの餌付けにバチャバチャと水しぶきをあげハシャギまくる鯉たち&酒に飲まれ何が何だか分かんないんだけど物凄く楽しくなっちゃったジジィ。
真夜中の住宅街に響き渡るジジィの大声と激しい水音。
本当に近所迷惑!
何なら変質者!
孫のココはご近所さんに申し訳ない気持ちでいっぱい…
玄関に近い祖母の寝室で寝ていた私は完全に目が覚めてしまった。
が、しかし…
一緒に寝ていた祖母は
起きない!
ジジィがあんなに騒いでいるのにも関わらず…
ピクリとも動かない!
死んでんのかな…?
いや!生きてる!!
こういった状況が当たり前なのかな…?
慣れって怖い!!!
にしても
すげーうるせーぞ!ジジィ!!
誰か何とかしてくんねーかな?!
なんて考えていると…
『ガチャ』
玄関のドアが開き
『たっだいまー!!じーちゃんでぇーす!!ヽ(*゚∀゚*)ノ』
とジジィが家の中に入って来た模様。
そして玄関を入って左側…
そこにはオカメインコの『カメちゃん』が眠る鳥かごが…。
カメちゃんに質の良い睡眠をと…
祖母が毎晩眠る前にカメちゃんハウスに布を掛けてあげるのだ。
騒々しいジジィの帰宅に
焦るカメちゃん。
『ピーピー!ピーピー!バサバサバサバサ!!』
物凄く鳴く!
そしてカゴの中を飛び回る。
ジジィはカメちゃんハウスの布を取り払い
ジジィ『おかえりって言ってくれんのは、カメちゃんだけだよな〜♡ありがとなぁ〜♡かわいいなぁ〜♡』
と勘違い発言を繰り返しながら…
バーン!!
と私と祖母の眠る部屋のドアを勢いよく開ける。
すげー!迷惑!
今ってさ…夜中だぜ!!
長くなったので…続く