もうすぐココの祖父の七回忌がやってくる。


そう。
祖父とはペロペロチンチーノでお馴染みの恐ろしい天然のお母さんのお父さん。


もう皆まで言わずとも
お察しだとは思うが…


祖父はペロペロチンチーノ以上の逸材。


私の中で伝説のジジィである。


そんなジジィ。
とにかく酒が好き。
そして仕事が好き。
更には動物が大好き。
動物の中でも無類の犬好きで
自他共に認める愛犬家であった。


私が物心ついた頃から祖父の家には常に大型犬がいた。

そして何代も飼い継がれて行くのだが…

名前は何故か…いつも『まる』

秋田犬だろうがマラミュートだろうがサモエドだろうが…絶対に『まる』

オスだろうがメスだろうが…とにかく『まる』

頑なに『まる』

何故に『まる』なのかは誰も知らない。


そして、そんな謎を残しつつ
祖父はゴーゴーヘブン。
完全に迷宮入りヒストリー。


まぁ、今となってはさほど気にもなりませんが。


まぁ
犬の話はまたにします。


本題に戻りまして…
私のジジィ。
口も悪かった。←(確実に遺伝)


整備士だったジジィ。
言わば『職人』だからでしょうか?←(恐らく性格。職人は関係ない。)

口癖は『このスットコドッコイのオッペケペー』←(意味不明)

料理が下手な祖母の作った味噌汁に対して
『こんな馬の小便みたいなもんが飲めるか!バカヤロー』

一緒に行った飲み屋のママに対して
酔っ払った勢いで『チン←(犬種)がクシャミしたみてーな顔してんな!わははははー!!(笑)』←(完全に酒に飲まれるタイプ)
↑↑↑
そして全力で謝る孫(ココ)


祖父『ちょっと、まるの散歩に行ってくらぁ。』

と言いながら『まる』を連れ財布を持って出かけて行く。

しかし、散歩に出てから二時間以上
ジジィは全く帰宅しない。


祖母に
『ココちゃん。おじいちゃん帰って来ないから呼んできてくれる?』
と頼まれ向かった先は近所の居酒屋。


居酒屋の前には三代目『まる』が繋がれている。


ココ『こんばんはー!!じーちゃーん!帰るよ!!』


ジジィ『おーう♡ココ〜♡一杯飲んでくか?』


ご機嫌よく誘ってきますが…
当時の私はまだ小学生。


絶好調すぎるだろジジィ。


私『ばぁちゃん怒ってるよ。帰らなきゃだよ!』


ジジィ『うるせーな!あのババァは!!…ココ。外に『まる』が居るから連れて先に帰ってろ。俺は会計したら、すぐに帰る!』


言われた通り『まる』を連れて帰宅する私。

しかし…
何時間経ってもジジィが帰って来る気配はない。


そして、家族が寝静まった深夜にベロベロに酔っ払ったジジィが帰宅するのだが…


続く