ココ16歳時代の愛車『セピアZZ』が廃車になった話。
原付の免許を取得したココ(16)
バイクを買うためにガムシャラにバイトをしてやっとの思いで貯めたお金で念願の新車を買いました。
それはもう嬉しくて嬉しくて♡
バイク禁止の学校だったのにも関わらず
通学はもちろん来る日も来る日も愛車を乗り回すウキウキな日々を送っていました。
しかし、愛車の『セピアZZ』とのお別れの日は突然やって来た…
ココが高校二年生のある夏の日の出来事。
いつものようにバイクに乗って
近所のコンビニに行くと
友達にバッタリ遭遇。
その友達。
申し訳ないが…
かなりの体格の持ち主。
当時40kg程のココの体重に対し彼女体重はココの倍以上はあったと思われる。
ビーバップで言えば均太郎(女だけど)
そんなキン。
まぁ普段は普通にいいやつだったが…
とにかく意気る。
まぁ意気る。
特に後輩や自分より弱い人間に関しては
意気りまクリスティ。
キン『よぉココ〜♪バイクかっこいいじゃーん!』
私『まぁね。超頑張ってバイトして買ったから!』
なーんて話してる所に
後輩登場。
後輩『うわー!ココさん!バイクいいっすね!!俺も早く免許取りたいっすわ〜!』
暫く三人で話していたが
先に帰ろうかなぁ…と思い
ココ『そろそろ帰るわ』
と言った私にキンが…
キン『ケツ乗っけてくんねぇ?』
と、後輩の手前か…めっちゃオラオラな感じで言ってきた。
キンとは小学校時代からの付き合いであり
彼女の性格をよく知る私は
まぁ…後輩の前でカッコつけたいのであろうキンの気持ちを汲むことにした。
よく考えれば予測出来たであろう悲劇だったのだが…
何も考えずに『いいよ。乗りなよ。』と返事をした。
私の後ろにキンが乗った瞬間
少しいつもとは違う何かを感じたものの…
バイクを発進させた
その瞬間…
ウィリー
なるよねー!
それは
なるよねー!
だってさ…
たかだか50ccのバイクのケツに100kg近いやつが乗ってるんだよ。
ウィリーするに決まってんじゃん!←(気づけよバカ)
空中に放り出されるココ…
そして地面にバックドロップの状態で倒れ込むキン&バイク
まさに…リアル・エキサイトバイク!!
ハッと我に返り慌ててバイクを起こすも…
キンの体重で後輪は変な形に歪み
走行不可能…
変わり果てた愛車の姿にココ(16)は本気でヴォイヴォイ泣きました…。
キンも起き上がり
とても申し訳なさそうな顔をして…
キン『ごめんね…弁償するよ…』
『……………………』
ココ16歳…
何も言えなくて…夏。
もうショック過ぎて言葉も出ない私。
ぐちゃぐちゃの後輪のバイクを力ずくで押しながら歩くキン。
そんな二人の背後から
『チリンチリ〜ン♪』
と自転車のベルを鳴らしながら
伝説のジジィ(ココの祖父)が
『よぉ〜!チビとデブ!』
とストレートな暴言を吐きながら登場。
もう、暴言に対して庇う気持ちにもなれないけどさ…何ならそれって今は物凄くデリケートな悪口なんですが。
とりあえず
ジジィをシカトして歩き続ける私。
すると、そんな孫のいつもと違う様子を察したのか…
『ココ〜元気ねーぞ!どーした?腹減ったか?』
と顔を覗き込んできた。
ココ『…じーちゃん。バイク壊れちゃった…』
ジジィ『おっ!!すげー壊れてるじゃねーか!!どうした?!事故ったか?!怪我してねーか?!大丈夫か?!』
心配するジジィにキンが
キン『…私が後ろに乗せてもらったら…こんな風になっちゃったんだよ…』
バイクとキンを交互にまじまじと見たジジィは…
『あったりめーだろ!お前がバイク乗ったら壊れるわ!!デブだからな!!わははははー!』
傷つく均太郎(16)
ジジィの家の近所に住む均太郎は
幼少期からジジィに暴言を吐かれまくり慣れていたしメンタルも鍛え抜かれ強くなっていたはず…
普段はジジィに対し『うるせーな!』なんて口ごたえもしていたはずのキンだったが…
さすがに今回ばかりは自分の体重でバイクをクラッシュさせてしまった事実でかなりへこんでしまった。
いつもとは違うただならぬ様子を察知したジジィは…
『よし!チビとデブ!!←(まだ言う)ラーメン奢ってやっから!行くぞ!!』
と私たち二人を行きつけのラーメン屋に誘ったのであった…