3.11 | アメショのCOCOちゃん

アメショのCOCOちゃん

初めて飼ったアメリカンショートヘアのCOCOちゃんといつの間にか増えた4にゃんの保護猫との猫三昧の日々、、時々グルメ。

311.

14時46分が近づくと

今でも、ちらちらと時計に目をやってしまいます。

 

あの日は、、まだ1歳にならないCOCOちゃんと

リビングのホカホカカーペットの上で2人でゴロゴロしてました。

(・<・)地震発生の30分前に撮ったCOCOちゃん

 

14時46分

「かたかたかた」

 

「ん?地震?大丈夫よCOCOちゃん」と言ったと同時に

まずは最初の1波が来たのでしょうか。

 

すぐさま、立って正面のテレビに捕まって、

そこから、長い長い長い揺れのはじまりでした。

「なになに。これって、関東大震災なの?今日なの?」って

心の中で想いながらも必死で捕まってて、、

何故かテレビの音量がどんどんどんどん大きくなっていきます

 

そこに2波が、、、「わっしゃ~」と強い横揺れに

パパさんのYシャツ入れのタンスの上に置いてあった

COCOちゃんのおもちゃが

「どっさ~」と落ちて、たぶん、その時にCOCOちゃんは

飾り棚の上に置いたプラスチックboxの隙間に潜ったと思われ、、

長い長い揺れに、ママさんは

「神様、お願いです。もう、揺れを収めてください」と何度も何度も。

 

ようやく揺れがおさまり

「COCOちゃん!COCOちゃん!」と探すと

飾り棚の上のプラスチックboxの隙間に

体中の毛を逆立てて小さくなってうずくまっていました

 

キャリーに入れて1階に降りていくと、、

玄関は50センチくらいの壺が落ちて割れていて、、、

破片が靴に入ってるんじゃないかとか

そんなこと全然考える余裕もなく

スニーカーを履いて外に出ると、、、、

 

「こんなに人が、、どこから来たの、」というくらい家の前の

十字路に大勢の人が集まってました。

人の姿にちょっと安心したのはママさんだけでしょうか、、。

 

311以来、ママさんは家ではスリッパではなく

このクロックスを履いてます

何かあった時にそのまま飛び出していけるのでね。

 

そして、その日以来COCOちゃんは揺れを体験した

リビングにしばらく入れなくなりました

 

それはママさんも同じで、、パパさんが帰宅するまで

COCOちゃんとキッチンで過ごしていたのを覚えています

 

私たちは津波の体験はしていません

それでもこんなにも心にはその時の恐怖が残っています

被災された方の恐怖や悲しみははかりしれません。

 

今後も大きな災害が日本を襲うことでしょう。

「天災は忘れた頃にやってくる」

まさにそうだと思います。

2011.311

14時46分を忘れません。

 

ご存じの方も多いと思いますが

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