生後3日で黄疸の数値が上がり、

ベビは出産した病院からNICUのある

大学病院へ転院しました。



転院時のビリルビンの数値は20.8。


転院先の病院で

再度全ての数値の測定と検査をし、

今後の治療方針の話をしました。


私は出産時の病院から出る事はできないので

夫がベビの病院に行き、

到着を待っていました。


ちょうどベビがエレベーターで

上がってきたところに遭遇したらしく、

救急搬送のボックスに入れられて

スヤスヤ寝ているベビを見ることができた

そうです。


検査結果が出るまでに2時間程かかり、

その間、夫は病院で待っていてくれました。



結果的に前の病院での数値とほぼ変わらず、

光を三方向から当てて

(前の病院では一方向のみ)

ビリルビンを分解して治療をするそうです。


しばらくは朝晩数値確認の検査をして様子見。


順調に数値が下がっていけば

光の数を減らしていきます。


通常、新生児によくある生理的黄疸の場合は

治療後数値が下がっていくそうですが

数値が下がらない、

もしくは生理的黄疸ではなく病気による黄疸

(何らかの異常でビリルビンが分解できない)

の場合は、血液自体を入れ替える治療が

必要になるとのことでした。








私は、ベビのいなくなった病院で

1人で過ごすことになりました。


搬送時に助産師さんが、

明日の先生の診察次第では外出許可が出るかも。

と言って下さっていたので、

もしかしたら明日面会に行けるかもしれません。



でも…よく考えたら、

明日で入院4日目、5日目の朝には退院。

4日目の午後とかに外出許可が出るなら

もうそのまま退院でもよくない??



夜様子を見にきてくれた助産師さんに、


『明日の診察の結果問題なく

外出許可が出るようなら、

退院も可能ですか?

結局その次の朝には退院なので…。』


と言ったら、

あ、確かにそうですね!

ってなり、

先生に話してくれることになりました。






そして結局、4日目の朝、

診察で経過も良く、

退院して問題ないということになり、

4日目のお昼に退院しました。



その足でベビの病院に面会に行き

改めて説明を受けました。


先生の見解では突発性のもので

病気が原因の黄疸ではなさそう

ということでした。




光治療のため目に光が入らないように

目隠しされた状態で

表情は分かりませんでしたが

会えて安心しました。




その後の経過は↓の通りです。


ビリルビン値

入院当日(光治療3方向): 20.8

2日目(光治療3方向): 朝13.5

3日目(光治療2方向): 朝11.9/夜9.7

4日目(光治療1方向): 朝9.8

5日目: 朝13.4




毎日搾乳した母乳を持って

面会に行っていました。

治療中の面会は光を一時的に止めてくれて

抱っことミルクをあげることができました。


4日目まで順調に数値が下り、

夜には光治療を止めています。


5日目様子を見て、

次の日数値が大きく上がらなければ

退院しましょうという話になり

6日目の退院に向けて

出産した病院でできなかった沐浴指導を

してもらえることになりました。


5日目数値が少し上がってしまいましたが、

恐らくこれから下がるだろう…

ということでした。





6日目のお迎えの朝、

準備万端で家を出ようとした時、

夫のスマホに病院から連絡がありました。




朝の計測で、

数値がまた上がってしまったとのこと。


今日退院予定だったけど、

もう数日様子を見させてもらいたい

とのことで。。





何かあれば朝連絡します。

と病院から言われていたので

夫の電話が鳴った瞬間、

あぁ…

きっとまた数値が上がってしまったんだ。

と察しました。



夫も私も、前日の夜、

おうちにベビがくることが嬉しすぎて

あまり眠れませんでした。


だから、

帰ってこれないんだ…

という落胆の思いと、

数値が上がって大丈夫なんだろうか…

という心配とで、

夫の『そうですか…』

という心底落胆した返事を聞いた瞬間、

耐えきれなくなり泣いてしまいました。






その日はいつも通り面会に行き、

状況の説明をしていただきました。


その日の朝の数値は15.8。


15以上は様子見で、

20以上が要治療なんだそうです。


なので、治療をするまでではないにしても

安心できない数値のため、

様子を見てまた数日

入院してほしいとのことでした。



こちらとしても家に帰れないのは悲しいですが、

自宅で気付かぬうちに再発しているより

病院で経過をみてもらっていた方が

安心します。


またお願いしますと言って

その日は帰りました。




心配なのは、

確かに治療を施せば数値は下がりますが

治療をしないと

数値が上がってしまうということ。



これ以上上がるようなら

精密検査が必要かもしれませんが

一先ず、先生は突発性のものだと思うと

この時も説明していたので、

下がることを願うしかありません。






結局、その後数値は順調に下り、

3日後無事に退院できました。

(退院時は11.3)




入院は1週間と長くなってしまったけど、

大きな治療の必要はなく

退院ができて良かったです。



これからうんちの色が白くなってきたり

顔や身体が黄色くなるようなら

再診が必要になると思います。


注意深く見てはいますが、

今の所気になることはありません。



最初からハプニングで心配しましたが、

落ち着いて一先ず安心しました。