昨日、久しぶりにブログをアップし終わったら、知らない番号からの着信
長女が色々やらかすので、固定電話の番号の電話に出るの怖くて
前日の労災の件か、それともなんだ?と思いつつ電話に出る
「(本人確認の後)検察庁の○○と申しますが、突然の電話すみません」
みたいなことを言われて
「はい……」
詐欺か?とか、長女のいろんな請求の未払い案件でとうとう長女捕まるの?(笑)とか、数秒の間に頭の中ぐるぐる
以前目撃した交通事故の話を、検察でももう1度聞きたいという内容でした
4ヶ月以上前のことで忘れてたし、交通事故で裁判にまで発展する経験がなかったから、びっくり。
目撃情報を集めたけれど、どの車もドラレコが付いていなかったから、改めて検察が裁判用に聞いているらしい。
月末〜来月中旬まで予定が立たないので、電話の後に検察庁まで行くことになりました。
任意でしたが、なかなか行く機会も無いから興味もあるし、正義感の強さもあって協力することに。
行くのは人生最初で最後であって欲しい場所。
駿府城公園のお堀の周りは、県庁や裁判所などのお役所が立ち並んでいる。
消防署も病院も近いから、ひっきりなしに救急車のサイレンの音がする。
検察庁の建物の前は何度か通ったことがあるけれど、いつも素通りしてて気付かなかった
耐震工事中だし建物も古く、存在感無い
入ってすぐに受付をして、持ち物検査(?)。
空港と同じゲートを通りました。
スマホに反応し、再度通る
検察庁の中はスマホの電波が入らなかった
待合室で待っている間に、だいぶ忘れているので事故の後のブログを読み返そうと思ったけれど、見れない
狭い待合室で1人だったから、室内をうろちょろしたけど、全く電波ない
数分後、待合室に電話で話した男性が現れて、エレベーターで上の階へ。
部屋に入ると、女性もいた。
部屋はこじんまりしてて、段ボールにも目がいく。
HEROなどのドラマだとレトロオシャレな場所が多いけれど、ただ古い役所の一室って感じ
検事さんの椅子は、高そうなデスク椅子。
検事さんと向かい合わせで、間に厚いアクリル板のつい立てで少し距離があり、下に書類受け渡しできるスペースが空いている。
右側にはこっちを向いてPCの前に女性が座っている。
女性がPCを入力すると、その画面が検事さんの机の上のモニターにも映し出されているみたいで、確認しながらやっている。
警察は「捜査情報は言えない」って言うけど、検察は被疑者の氏名や供述とか結構教えてくれるし、写真なんかも見せてくれる。
逆の立場になったら、協力した人には情報がいっちゃうってことですね
悪いことはしちゃダメだね。
今回は東側からの車と北側からの車の接触で、信号の色が争点。
両者青信号を主張して、スピードを落とさずに交差点に侵入したらしい
私の前にもう1台信号待ちしていたし、西日で信号が変わるのがわかりにくいから信号機を凝視していたので、事故の瞬間を見ていない。
どこから来た車がどうやって接触したのかまでは見ていなかった。
ただ信号機を凝視していたから、信号機の色は確実に赤だった。
証人として、西側で信号待ちをしていた私と、北側の後続車のドライバーさんの話を聞くらしい。
北側の後続車は、前の車が交差点に侵入したのは、青から黄色に変わるくらいだったと証言しているらしい。
信号の赤が何秒で、青が何秒で、黄色が何秒か教えてくれたが、どれくらいの時間信号待ちしてたかなんて、そんなの言われてもわからない
長い信号だから、パーキングに入れてサイドブレーキも掛けていた。
目の前で「被疑者」って言葉を言われるとドキドキするドラマの中でしか聞いたことない。
希望があれば、裁判が終わった後に判決とかも教えてくれるそう。不要と伝えましたが。
警察の調書は、私の個人情報(住所や職場など)が入っているので、裁判後に被疑者が望めば見れるから裁判では使えないらしく、また一から書類作り。
初めに話を聞かれるけれど、だいぶ前のことだから、はっきり覚えている部分とはっきりとは覚えていない部分がある。
その後、検事さんが私の話を声に出してまとめながら言ったことを、女性がPCで入力する。
印刷された書類を私が見て、検事さんが読んで、再度確認して訂正したりして書類が完成。
1時間くらいかかりました。
事故が起きてから救急車が来るまでの10〜15分くらいの出来事でも、こういう作業って時間がかかりますね。A4用紙3枚になりました。
最後に書類に記名と3枚全てに捺印。
略式裁判になる予定ですが、1つ1つ地道なこういう作業をしていくんだなって思いました。
検事さんも、サービス精神なのかいろいろなことを教えてくれて、社会科見学みたいでした
私自身は悪いこともしていないし、笑い有りのほのぼのした雰囲気。
キムタクのドラマHEROの世界を、少し垣間見た1時間でした。