任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
今現在はこのようになっている。
20人中、8人が投票や襲撃によって退場。
リンゴ
(ガブリエル、レイラさんに役職があるかどうか……もし2人が役職なしなら役職者全員生存の可能性大。
私の考えだとチレーナ、バーニスちゃんは役職なし。
残る未COの役職は、騎士、独裁者、ハンター。
吊るときに最も怖いのはハンターだけど、いまだにそれが誰なのか検討はついてない。
リリーさんの強気な態度は役職者にも見えるけど……レイラさんの襲撃した際のスキル効果があまりにも怖いから人狼はリリーさんを襲撃しづらいだろうなぁ……
もしもリリーさんが人間なら、人狼からしたら襲撃したい位置だとは思う。
あえて襲撃しないとしたなら吊り位置になるから、もしくは、票回収に人狼がなにかしているか………
リリーさんが人狼なのか……)
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
ゲームマスター
『おはようございます。
本日のご報告をさせていただきます。
昨晩、襲撃にあった方はいらっしゃいません。
人狼の襲撃は失敗したようです。』
一階に集まっていた面々がどよめいた。
リンゴ
(人狼の襲撃が失敗……
つまり騎士が生存しているということだ…!)
『本日のミッションカードと魔法カードを引いて下さい』
(簡単なやつだといいなー)
引いた魔法カードを見た瞬間リンゴは固まった。
(ええぇ〜……
こんな変なカードまであるの?!)
『魔法カードの効能を考慮して、ミッションカードは無効となります。本日リンゴ様のミッションはございません』
リンゴ
「それは良かった……」
ミッションなんてあったらそこで終わりになっていただろう。
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ゲームマスター
『カードを引き終わったところで本日のご報告をさせていただきます。
本日追随のカードを引いた方が2名いらっしゃいます。エドモンド様とルイス様です。エドモンド様からルーレットでお相手を決定させていただきます』
エドモンドはバルナバ、ルイスはイマノルについていくことになった。
ルイス・スカイ
イマノル・ボイド
いや〜ほんとルイスはツイてないな〜
よりによって今日の俺についてこないといけないなんてな〜
ルイス
「どういう意味だよ?」
イマノル
「今日の俺のミッション、ドルム山30km走るなんだよねー。」
ルイス
「はあ?!嘘だろ?!」
ルイスは絶望の声をあげた。
リンゴはルイスを哀れに思った。
山に慣れてる山岳兵はともかく、一般の国民に山を走れとは酷なことだ……しかも30kmとか……
走れないとイマノルが(も?)強制退場
イマノルから離れたらルイスが強制退場
皆がルイス・イマノルペアを不憫そうに見ていた。
リンゴ
(追随のパートナーはよほどのことがない限り、人狼の襲撃に関しては安全だろう。問題は私……占い師2人から人間判定が出てしまった今……最も襲撃される危険性がある。そんな私がこのタイミングで泥酔カードなんて引いたなんて知られたら確実にヤラれる……)
うーんと考えこんでいるリンゴを横目でティアゴは見ていた。
ティアゴ
(随分考え込んでいる……ミッションが難しいのかな)
ゲームマスター
『以上で魔法カードの処理は終了いたしました。皆様お気をつけていってらっしゃいませ』
ローデリック・チチェスター
出口に向かおうとするとローデリックに声をかけられた。
リンゴ
ローデリック
「問題なければミッションに協力してほしい。3人と握手する、というやつなんだが……」
と、ミッションカードを見せてきた。
リンゴ
「いいよー。ローデリックさんこういうの多いね」
快く引き受け、握手をする。
ローデリック
「……助かった。………そっちは?なにか協力できることはない?」
向けられきた視線にリンゴは一瞬カードの話をしようとしたがやめた。
今日自分は誰かと一緒にいるとその人も危ないめにあうかもしれないからだ。
リンゴ
「ううん、今のところは大丈夫だよ。もしもあったらその時はお願いね」
ローデリック
「ああ。………ところで、顔色が悪いようだけど体調悪い?」
珍しくローデリックが心配そうな表情を浮かべてリンゴの顔を覗いてくる。
リンゴ
(げ……もう泥酔カードの影響が……まさか酔っ払ってきているだけなんて、珍しく心配してくれているローデリックさんに言うのはやだな)
「確定人間判定されて、狙われてるだろうから緊張してるのかも……」
顔色の悪いリンゴをじっと見てローデリックはなにか考えている様子。
ローデリック
「………俺のミッションすぐに終わるしそばにいようか?」
リンゴ「え」
予想外の申し出にリンゴはおもわず声がひっくり返った。
ローデリック
「俺が怖いなら噴水広場にでもいればいい。あんな目立つ場所で襲撃するバカはいない。一緒にいればなにかあっても対応できる」
リンゴは想像した。
泥酔してぐーすか寝ている自分をローデリックが軽蔑の眼差しで見下している光景を。辛い……
リンゴ
「とても有難い申し出だけど、私と一緒だとローデリックさんも危ないし……ミッションをしなきゃならないから……そろそろ行くね」
100%善意であり、正義感からの申し出を断ることを申し訳なく思った。
足元がふらふらしてきた。
リンゴはふらふらと酒場を後にした。
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襲撃が失敗した。
騎士が生きている。
セシィーは内心焦っていた。
ターゲットであるエドモンドは、バルナバと行動を共にしていて手が出せない。
噴水広場をふらふらと横切る人影があった。
小柄な女性。リンゴだ。
ポニーテールを揺らしながら具合が悪そうに歩いている。こちらには気づいていないようだった。
(リンゴちゃん……ローデリックさんへの間違った投票から狂人候補にあって、襲撃リストから外れている……今も仲間が反対していて、リンゴちゃんにはなにもアクションできない………けど………これはチャンスなんじゃないかな)
セシィーがリンゴの後をこっそりついていこうと歩き出す。
「セシィーさん」
名前を呼ばれ、ビクリとした。
振り返ると、近衛騎士隊の鎧を着た男性が立っていた。ローデリックだ。
「………こそこそなにをしてる?」
遠ざかっていくリンゴの後ろ姿をチラリと見ながらローデリックは訊ねる。
セシィー
「え、っと……リンゴちゃんがね、少し様子がおかしいから声をかけようかなーって思ってたんだ」
ローデリック
「セシィーさんは偽占い師の可能性があるため、確定人間への不用意な接触は控えていただきたい」
静かな声ではあるが、反論させないような威圧感がありセシィーは言い返せなかった。
ローデリックはティアゴやリンゴとは普通に話をしているがその他の人から見たらとっつきにくそうに見える。
セシィー
「……はーい。私本物なんだけどなぁ。」
セシィーは仕方ないという様子でしょぼしょぼと離れていく。ローデリックはセシィーが離れていくところを、じーっと見ていた。
セシィー
(リンゴちゃんを人間判定したのは間違ってたかなー。狼判定にすれば良かったかも……でも、仲間がダメって言うんだもん……)