225年 亡き父に捧ぐ白夜の勝利 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。




チェロ・ラウル

亡きヴェルンヘル陛下、3代目PCの息子。
子供のころはかなりやんちゃで
周囲を困らすこともよくあった。
バグウェルが大好き少年だった。
エルネア杯で優勝し、見事勇者になった
彼は、憧れのバグウェルとの対戦の日を迎えた。


間もなく試合が始まる。

チェロの妻でありセシリアにとって義妹のアルステーデちゃんがいたので声をかける。


​緊張してる?大丈夫?

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​チェロが怪我をしないか心配で…


​きっと大丈夫。チェロ君はやる時はやる子だよ♪

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アルステーデと話していると夫のレドリーがやってきた。その表情ははあまり明るくない。


​レドリーさんはもうお願いした?

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​もちろん
内容は多分、セシリアと同じ事さ

セシリア

(私はこの国の安寧を願ったけど…レドリーさんも同じなのかな?)


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​ところでセシリア。
さっきマウロと話をしていたみたいだけど


​うん、ちょうどマウロさんがここに居たから挨拶したの。

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​セシリアが最近マウロをからかっているらしいって聞いたんだが…

にこやかに笑ってはいるがレドリーから不穏な空気が流れている。


​からかう?
見かけたから挨拶をしてるだけなんだけど、話が盛り上がって周りの目にはそう見えてしまうのかも♥︎︎

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にこりと笑って答える。

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​盛り上がる……相手はあのマウロだよ?

レドリーは疑わしげに眉をひそめた。


​マウロさん意外に楽しい人だと思うの

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​セシリアが嫌な思いをしないか心配なんだ。あいつと話すのはほどほどにした方がいい


​無礼な言葉を引き出すことが出来れば、牢に入れる口実が出来る……そうなれば少しはレドリーさんの気が晴れる?

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​同級生が牢に入れて気なんて晴れるわけが……
……まさかそれが狙いでマウロと話をしているの?


​レドリーさんの大切なお友達にそんな事を思うはずないよ♪

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​大切じゃないし💢
アイツはただの腐れ縁だよ…


そして白夜の対決の時間


「皆様お待ちかね、4年に1度のこの日

我がエルネア王国の護り龍バグウェルに」

「王国最強の武人たる勇者が全身全霊を賭けて挑みます」

 「チェロ・ラウルさん!」

「さて、上空に力強い翼の音が近づいて参りました」

「4年ぶりのこの日を待ちわびたぞ…」

「人間よ、アベンの森の魔獣よりは楽しませてくれるのであろうな」

 「バグウェルよ、本年はここに控える

チェロ・ラウルがお相手致す」

一部台詞省略

「この不遜な龍を

闘技場の床に叩き伏せて見せよ!」


「陛下の

ご命令のままに!」

チェロが可愛すぎて無駄にスクショを撮って貼ってしまう(笑)



そして始まる試合。



プレイヤーは御守りは渡さずチェロに任せていました。

もしもボロ負けするようならリセットし、御守りを渡せばいい……そう考えていたのですが


チェロは青薔薇を装備して試合に挑みました!


青薔薇は画面の通り45%盛りで、

プレイヤーにとっても特別な時にしか使えない貴重なアイテムです。店売りしてくれなくミッション報酬のみです。

武術職なら探索・仕事ポイント達成でもらえたかな?


貴重なアイテムを使ってきたチェロにこの試合にかける思いを感じます


もしかしてプレイヤーが渡したんだろ、って思う人もいるかもしれないけど宝剣で勝てるバグウェル様に、わざわざ青薔薇を使うなんて勿体無いことする必要がないんですよ…

青薔薇を使う時はトーナメントで武器で不利なnpcを勝たせるとか、そーゆー時かなぁ。でももったいないから基本使いたくない


「勝者

チェロ・ラウルさん!」


「見事であった、勇者チェロ・ラウル」

「今回の勝利をたたえ、そなたには

龍騎士の称号を授ける」

「伝統ある称号、

ありがたく拝領致します」

「さて、我らが護り龍よ」

「我らエルネア王国の民は、そなたらと交わした盟約を忘れず」

「いまもかくの如き

戦士に恵まれおるゆえ

安心召されよ」

「しかと見届けた」

「ではまた4年後を

楽しみにしておこう」


こうして熱いバグウェルとの戦いは終わった

セシリア

「おめでとう!

人間がバグウェルに勝つなんて、

本当に、王国民としても誇り高いよ!」


チェロ

「ありがとう!

シズニの神のご加護、それにみんなの

応援のおかげだよ!」



龍騎士となったチェロを祝うため、

皆は酒場に集結する




あとがき

エルネア杯の開会式は、父ヴェルンヘル陛下が役目を務めましたがその翌日に急死。

それからはセシリアが女王となり役目を務めます。

試合が終わってから闘技場にいる龍騎士に話しかけると上記のような台詞が聞けます。

昔はバグウェルが赤ちゃんを運んでくると思っていたチェロが龍騎士に。憧れのバグウェルとの対戦に彼は何を思っていたのでしょう。