任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
今日はセシリアの妹スピカの出産日。
エルネア杯の決勝で弟のチェロとおじのセイが対決する。
そしてとうとう、イマノルがガノスに呼ばれる。
なんててんこ盛りの日なんだ……(´;ω;`)
がんばるから、応援してくれよ、だって。
可愛い弟である……
出産予定のスピカのところへ。
どうやらチェロもスピカを気遣いやってきたようだ↑
偶然にもスピカの誕生日でもあった。
アモス君にもプレゼント
義弟は大切にしないとですね。
セシリア
「今日はいよいよエルネア杯の決勝戦だね」
グラディス
「どっちが優勝するかは終わってみなきゃわからないけど王国の代表を決めるのにふさわしい試合を期待したいよね」
前回の龍騎士はセシリア。
今回は観戦する側だが、おじのセイに弟のチェロが決勝戦まで駒をすすめたということで2人がこのプレッシャーの中試合に臨むことを考えると他人事には感じられなかった。
セシリア
(2人とも頑張ってね…)
試合までまだ時間があるのでセシリアは山岳区へ。
危篤のイマノルの元に、何人かの見舞い客が。
セシリア
(イマノルさんは明るいし、人の気持ちに聡い人……慕われていたんだなぁ)
セシリアは泣きそうになるのをグッと我慢のしてイマノルに話しかけた。
セシリア
「具合はどう?」
イマノル
「こうして寝てれば明日にはよくなるって」
場を和ませるためかヘラっと笑う。
本人もセシリアにも分かりきっている。
イマノルに明日はやってこない。
そんな雰囲気の中、明るい子供の声が部屋に響いた。
ん…?
ステンカ君?
アナちゃんシルヴァン君のお子さんのステンカ君が歩きだして会いにきてくれた!
(産まれた時に抱っこしたことがあると会いにきてくれることがある)
*今のプレイでは、2人目も産まれています!その子は両親のどちらかに瓜二つなんですよ〜髪型だけ変えたらそっくりでした(*´艸`)
お洋服を着替えさせて……可愛いね、
似合ってる♪
そのあとイマノルの元へ奥さんのヴィオレーヌさんが。
娘さんのルクレーシャさんも父の見舞いにきてた
一度退室して畑仕事をしているとチェロから応援要請。
いよいよ決勝戦が始まる。
決勝戦はチェロ・ラウル
セイ・フォード
2人ともお守りなし!
オールカンスト同士の2人、チェロが先制した。
このままチェロが勝つか?と思ったが、セイが反撃。
チェロの鋭い一撃が決定打となった。
「勝者はチェロ・ラウルさん!!」
セシリア
(お父さん……お母さん……チェロ君が勇者になったよ…!!)
ガノスにいる両親に弟の勝利を報告した。
「見事優勝を勝ち取ったチェロ・ラウルよ」
「わが王国を代表する勇者にふさわしい技量、実に見事であった」
「よってここに勇者の称号と、勇者が持つにふさわしい武器と秘伝の技を授ける」
「そなたが龍と対峙する白夜の日を楽しみにしたい」
「身に余るお言葉、重畳に存じます」
「白夜の日の勇者としての責務、全身全霊を賭けて果たして参ります」
「そしてセイ・フォードよ、そなたも劣らず果敢な戦いぶりであった」
「勇者こそ逃したとはいえ決して恥じることはないぞ」
「これほどの力を持つ戦士達に恵まれて、余は誇りに思う」
「もったいないお言葉、恐れ入ります」
決勝戦が弟とおじ!おじといえどプレイヤーにとっては子供だったセイ(時には弟)
どっちを応援したらいいかわからないからプレイヤーはお守りを渡すことはせず観戦しました。
セシリアの弟のチェロが龍騎士になりました
\(^^)/
おじのギオルギーが亡くなりヴェルンヘルが崩御、そして大おじのルークが亡くなり……
悲しいエルネア杯の年、チェロはそれもバネにして頑張ってくれました(´;ω;`)
……これからまた別れが待っているけれど。
女王として、姉としてチェロにお祝いの言葉を。
おめでとう!
試合のあと、イマノルのところへ……
イマノルが家にいない。
イマノルは出歩いていた…
セシリア
「チェロ君が優勝しました」
セシリアはイマノルに弟が勇者になった報告をする。
イマノル
「そっかぁ〜さすがチェロ君だね。ヴェルンヘル陛下もリンゴも喜んでいるだろうなぁ。子供が2人も龍騎士になるなんてさ」
話しているところに1人の少年が現れる
セシリア(あ……)
イマノルの2人目の子供であるテリーだった。
セシリア
(………こんなに小さいのに、お父さんが死んじゃうなんて…)
テリーが泣きそうなると、イマノルはその小さな体を抱き上げた。
イマノル
「お母さんとお姉ちゃんを頼むぞ」
テリー
「……………うん…!」
ギュッと父親にしがみつく姿は、見ているものを切なくさせた。
セシリア
(……イマノルさん………こんな小さな息子さんを置いて逝くなんて、辛いだろうな…)
父と幼い息子の別れがやってくる。
「パパ……」
テリーの声が悲しく響く。
イマノルは家族や友人に看取られガノスに召された。
イマノル・ボイド
ドルム山岳兵団山岳の家1ボイド家長子。
ムードメーカー的な存在。
お調子者で坑道の魔人を怒らせ魔人が群れて仕返しにくるなど問題を起こすこともしばしば。
一方、勘がよく厄介な敵の攻略法を見つけいち早く討伐する戦闘センスの持ち主であった。
203年29日〜225年18日
享年21歳
イマノルの看取りには、イマノルの同級生ジェラールの姿が。
彼もまた多くの友人や奥さんを見送って辛い思いをしているだろう…
幼い頃からよく知っていたイマノルの死。
セシリアはどんよりとしながら歩いていると、オレンジ色の髪の毛の男性がぼんやりとして立っていることに気づく。
セシリア
「……ルイスさん」
ルイス
「ーーその様子だと、イマノルのとこにさっきまで居たんだ?」
どんよりしているセシリアの様子をみてルイスはすぐに気づいたようだ。
セシリア
「うん…お別れをしてきた」
ルイス「そう」
セシリア
「ルイスさんは…イマノルさんに会った?」
ルイス
「一応ね。相変わらずヘラヘラしてたけどな」
セシリア「イマノルさんらしいよね」
ルイス
「あいつは……無理しすぎなんだよ」
ルイスはくるっとセシリアに背を向けた。
「子供がまだ小さいのに、こんなに早く逝きやがって……」
本当に。
イマノルだって、小さな我が子を置いて死にたくなかったはずだ。
もう少し、長生きしてほしかった。
あとがき
この短期間で次々と主要キャラの退場が相次ぎました。
イマノルはセシリアが女王になるまで見届けてガノスに逝ったんだなー
最後の対戦相手がリンゴの息子チェロというのもリンゴとの縁を最後まで感じます。
イマノルがちょっと(?)女好きな感じになったのはアルシアとは結婚できなくて周りに色々言われてある意味自暴自棄になった結果だと解釈しています。女好き発言するわりに、本気で誘うことはなかったんですね。だってイマノルはアルシアが一番でしたから。
ムードメーカー的な存在で色々扱いやすかったイマノル。
お疲れ様でした。