任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
国民名簿をみていたら可愛い子見つけた。
ヴァーナさんはレイラの娘なので
ソフィーちゃんはレイラのひ孫かな。
ちなみにヴァーナさんの旦那さんのロディさんは
ティアゴの奥さんカトリーンさんの弟。
12日
今日はセシリアの誕生日。
皆に祝ってもらって今日の予定を確認。
大おじルークの危篤を知る。
12日といえばルークの姉リリーの命日でもある。
セシリアは黒い国王装束から、本来の白いものに着替える。
ルークの元にあの格好で行くのは気がひけるからだった。
そんなセシリアの様子を見ていたレドリーはセシリアをニヴの丘に誘う。
いつものように景色を眺める。
レドリーの手がセシリアの手をぎゅっと握りしめる。
その手をセシリアは握り返した。
爽やかな風がセシリアの頬を撫でていく。
アナちゃんがご飯に誘ってくれました♪
「そうだ、お誕生日おめでとう、殿下。
今日はお祝いだ♪」
「ありがとう、アナはん。
あとで火酒でもあけちゃう?」
「誕生日って、子供の頃はずいぶん待ち遠しかったけどね」
「そうだねー。いまは気がつくと誕生日になってるから、あんまり実感ないんだよね」
「じゃあ、ここで誕生日を迎えた殿下に、次の一年よ抱負でも聞かせてもらおうかな」
「えー…王国の人々が幸せに暮らせるようがんばります……みたいな感じでどうかな」
「いいね。
やっぱり日々の積み重ねが大事だよね」
「抱負はともかく、これからも変わらない付き合いをよろしくね」
誕生日祝いをしてくれて、家まで送ってくれるなんて。
お言葉に甘えて送ってもらいます〜\(^^)/
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昼
レアンドロ(ギオルギー息子)ナターシャ(モモの)の結婚式。
エルネア城で育った幼馴染。
その息子と娘が結ばれた。
もしもギオルギーがいたらあのニコニコの笑顔で2人を祝福しているだろう。
ギオルギーも、この場に居てほしかった…
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旧市街地
ルークの元へ。
ルークの肩には黒い天使。
225年に入ってから、セシリアは身内の肩にいるこの天使を何度も見てきた。
食べやすそうなものを差し入れ。
ルークはしばらくぼんやりとしていた。
昔のことでも思い出しているのだろうか…
「セシリア様の戴冠式まで見れるなんて、十分長生きしました」
心配そうにしているセシリアにルークは静かに言った。
ルークは姪であるリンゴとその夫ヴェルンヘルも見送った。まさか姪を見送ることになるなんて、思ってなかっただろう…
時折風の音が聞こえるだけの静かな時間。
そこに来訪者がやってきた。
山岳兵団の顧問になったイマノルだった。
ルーク「俺の方が先だったね」
身体を起こしながら、ルークはイマノルに言った。
イマノル
「俺より先に逝くなって言ったじゃ〜ん」
いつものおちゃらけた言い方だったが、力なく寂しげに聞こえる。そしてイマノルは、セシリアの方を向いた。
セシリア
「嘘でしょ…イマノルさん……」
イマノル
「そんなに深刻な顔すんなって。」
大したことない、そんな風に笑うとルークと少し話をしてイマノルは退室した。
イマノルとルークはお互い長くないことを、以前から知っていたようだった。
ルークの元へディエゴ(ティアゴの孫)が見舞いに。
スピカもルークの見舞いに。
アモス君もそのままルークに声をかけたいた。
夜
ルークは画像に看取られ、ガノスに向かった。
ルーク・フォード
ガルフィン魔銃師会所属
初代プレイヤーキャラシルピアの息子。
国民の時から高い戦闘能力を持ち、ティアゴに魔銃師会に誘われるほど。
その実力から魔銃師会入りを果たした時から一目置かれていた。
198年16日〜225年12日 享年26歳
あとがき
初代プレイヤーキャラシルピアの子供たちが皆亡くなりました。
初代は20歳と短命だったのに対して、
長女リリー28歳
次女ユズ27歳
長男ルーク26歳
皆エルネアでは長生きともいえる年まで生きていてくれました。
危篤であるルークの前でイマノルよ……
お前……
我が国でムードメーカー(トラブルメーカー?)のイマノル、彼との別れも近づいています…