任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
国王ヴェルンヘル・ラウル 崩御
国王が崩御した翌日、その死が国民に知らされた。
昼からセシリアは出席することはできないが
リズという子の結婚式がある……。
リズはギオルギーの娘だ。
不幸が続き、結婚式が戴冠式とぶつかるなんて。
セシリアは眠れない夜を過ごし、
地下墓地で葬儀の刻限まで待機する。
あんなにヴェルンヘルにご執心だったアンジェルだが
(ムカつくことにセシリアとは親戚関係にある)
有頂天であった。
そんな関係なら、つきまとわないで欲しかった。
葬儀
喪服に身を包み、国王の冥福を祈る
プレイしていた時もそうだけど
こうして文字で書いてヴェルンヘルが亡くなった事を綴る時がきっつい。
改めて、あぁ、ヴェルンヘルは死んだんだ…って思った。
プレイしている時は画面が過ぎてゆくけどこうしてスクショをじっと見ると…
その死をじわじわと感じる。
みんなどん底だった。
まだ幼いリーゼロッテ。
おじいちゃんの死にショックを受けながらも耐えている…
一度着替えてからセシリアは温室で花を摘みながら気分を落ち着かせようとする。
レドリー
「これ、作ったんだけど良かったら食べてね」
父の死に落ち込み、これから迎える戴冠式に緊張しているセシリアを気遣ってかレドリーが差し入れをしてくれた。
セシリア「ありがとう」
山岳に婿にいった親戚のゼヴランも差し入れをくれた。
弱ってる時の優しさは心に染みる。
戴冠式の時刻が迫る中、
レドリーは不安を必死に隠しているセシリアをそっと抱きしめた。
レドリー
「きっとヴェルンヘル陛下が見守ってくれてるし、俺もいるから大丈夫だよ」
セシリア「……ありがとう、レドリーさん…」
レドリーの腕の中で少しの間、目を閉じる。
心を落ち着かせる。
『王というものは、孤独なものだよ』
刻々と別れの時間が迫る中、父が言った言葉をセシリアは思い出した。
自分にはレドリーがいるからきっと大丈夫だと思いながら戴冠式の時刻を迎えた。
戴冠式
「王冠を授けるにあたり、殿下より神々の誓いを賜ります。」
「汝、エルネアの王として、この国の民の安寧のために尽くすことを神々に誓うか。」
「誓います」
「汝、独善を廃し、人々の意を汲んで国を治めることを神々に誓うか。」
「誓います」
「汝、王たる責任と義務の全てを負うことを神々に誓うか。」
「誓います」
「確かに神々への誓いを賜りました。」
「それでは私がシズニの代理人としてここに王冠を授けます」
「ここに我らの新しき王が誕生しました!」
「新王陛下にーーー!敬礼!!」
チェロの声が玉座の間に響き渡る。
ヴェルンヘル国王から
セシリア女王の治世の始まりである。
自分用動画⬇️
戴冠式が終わると、
こんな画面が。
エルネアの王、実績達成である…
だーっと説明されていくんだけど
正直頭に入ってこない。
複雑だよ…この実績…
私ね、
この実績をとるときはヴェルンヘルが亡くなったとき
アンジェルとのことがあったりしてたから
この瞬間を迎えてもあんまり悲しくないって思ってたよ。
でもね
全然違かった。
こんなに悲しい実績の達成の瞬間は、
きっと他にはないと思う。
この記事を書いてる時、プレイしてからだいぶ経ってるというのに
とても悲しいよ。
この瞬間にこう思ったのは、
国王を経験したプレイヤーさんならみんなそうなんじゃないかな?
女王になったセシリアに一番最初に話しかけてきたのはダイゾーンさん。
マルティナさんの旦那さんだw
ダイゾーさんは話したことはあるんだけどセシリアの交友欄がいっぱいだから他人になってしまったようだ……
ダイゾ
「惜しい人を亡くしたね……」
セシリア
「ありがとう……
でも、最期は安らかな顔だったから…」
ダイゾー
「そう……
陛下たちと過ごせて、きっと幸せな人生だったんだね」
セシリア
「そうかもね……ありがとう。
きっと今後は神様のもとでわたくしたちを見守ってくれてるよね……」
悲報
ガノスで喧嘩勃発
〈ガノスにいるとある人の証言〉
ヴェルンヘルはガノスでのびのびとしているようだ。