222年 エナの子に選ばれし2人 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。



本日20日 星の日


エルネア城の前で、

スピカとチレーナが相変わらず仲が良さそうにしていた。


すぐに星の日の祈りになったため、セシリアは神殿へ。




セシリア

「お父さんは、今年もお菓子いっぱい用意してるの?」



ヴェルンヘル

「それなりに。この日ばかりは、子供達全員が国王のところへくるから、セシリアもその時は覚悟した方がいい」


すでにヴェルンヘルの手にはお菓子がスタンバイされている。戦いはもう始まっている。




魔銃導師の大おじのルーク。


彼の手にもお菓子が握られている。



ルーク

「他人事みたいな顔しているけど組織長は優先的に狙われるよ?」


大変そうだなぁ、と思っていたのが顔に出ていたらしい。


セシリア「そうなんですか……」




セシリア

「イマノルさんは………チョコクッキーを配るんですね」


聞くまでもない。

イマノルはチョコクッキーが大量に入ったカゴを持ってきていた。


イマノル

「セシリア様もいるー?」



セシリア「いえ、遠慮します」


周りに人がいなくなったのを確認してセシリアはイマノルに小声で話しかけた。


「あの、チレーナ君は大丈夫でしたか?」


さっき見かけたが、すぐにここにきたのでよく分からないので聞いてみる。



イマノル

「んー……二日酔いではあるだろうけど、朝から出掛けてたし大丈夫じゃない?」


大丈夫の意味はそれもあるが別の方面のことを聞きたいが何と聞けばいいのか。セシリアが難しい顔をすると、


「大丈夫だって。あいつだって山岳の男。いつまでもメソメソしてるよーな奴じゃないから」


ぽんっとセシリアの肩に手をのせ笑った。


イマノルのこの性格と笑顔にセシリアは救われたような気がした。



ヴェルンヘル

「イマノルさん。セシリアにあまり触れないでもらえるかな」


入り口のほうから、ヴェルンヘルが睨んでいた。



イマノル

「いいじゃん、俺とセシリア様の仲なんだし♡」


セシリア「どういう仲なの?」


ヴェルンヘル

「そんなことばかりしていると奥さんに殴られるよ」


呆れたようにため息をつく。



イマノル

「うちの奥さん優しいから大丈夫だよ」


ヴェルンヘル

「そう思っていると後で痛い目にみることになる」


イマノル「あぁ、陛下みたいに?」


ヴェルンヘル

「……!」


まるでブーメランのような会話だった。


セシリア「……💧」


セシリアは2人を置いて神殿の外へ。


アルステーデちゃんからローズジャムの差し入れ¨̮♡︎




そのままアルステーデちゃんを誘って食事へ。



食事のあとは深い森にいってアイリス狩りに。


虹色の花ゲット〜!


あと少しでエナの子コンテストが始まるので闘技場へ。



アナちゃんとシルヴァン君の2人がいればその2人になってほしい

2人がいなければ、最初に選ばられた人でいっかー

そんな軽い気持ちでみにいったら

 

一発目でチレーナ


スピカという組み合わせが選ばれた……



 

シルヴァン君いないし……


昨日スピカに恋人ができたのにこのタイミングで2人がエナの子に……

なんか面白い


これはリセットなんてできるはずもない…!




セシリアはというと、複雑そうに闘技場を見つめていた。




せっかくの星の日なのでレドリーを誘ってニヴの丘



その後虹色の花目当てで一緒にダンジョンへ





リリアが可愛らしくきたのでお菓子を渡す。


 

一緒になれない2人の名前が、こうして並ぶ。


セシリア

(本人たちはどう思っているんだろう……?)



シルヴァン君からお誘い


釣りの穴場じゃない!ということでご一緒させてもらいます


一心不乱に石を砕いていると


アモス君…!


香水つけてるし


挨拶を交わし、セシリアはジッとアモスを見る。



アモス「……?」



セシリア

「スピカちゃんのこと、お願いね」



アモス「は、はい!」


緊張した面持ちながら、力強く返事をする。



アモスはなかなか聡明で、女性人気がある青年。

スピカの気持ちがどこにあるのかわかったうえで

交際を申し込んでいる。


この国は特に、男女でも気軽に出かけることが多くセシリアもさっきそうやって異性と石を砕いてきたばかりだ。


スピカがチレーナと今後も交流を続けていくことを考えると


ーーアモス君……苦労しそう…


今後の彼の気苦労を思うと同情した。




アモスに同情はしたが、コンスタンスに誘われるとセシリアはひょいひょいついていった。


深い意味はなくても、友人と出かけることがごく普通なのがエルネア人なのである。






この頃アラルコスに髪染めを使った。


髭は面白いのでそのまんまにしておいた。

彼が髭を気に入っているかもしれないしw


アナちゃんからもお誘いが\(^^)/



マルセルとイラリオと会話。






家に帰るとレドリーが香水をつけていた。



セシリア

(……うちだって、レドリーさんが女の子と深い関係になったりしないか心配なのに、アモス君はもっと心配することになりそう……)


香水でいい香りのレドリーをみてアモスへの同情が再び沸くと共に自分も不安になった。


レドリーの腕にギュッと抱きつく。



レドリー

「ん?どうしたの?」


セシリア

「ちょっと構ってみただけ♪」



レドリー

「2人で仲良くしていると、おなかの赤ちゃんが焼きもちやくんじゃない?」



セシリア

「そんなことないよ、パパとママが仲良しのほうがうれしいよねー♪」



レドリー

「じゃあ、ママと赤ちゃんまとめてぎゅーってしてあげよう」

この台詞めっちゃ好き


力強い腕に抱き寄せられてセシリアはホッとした。





リリアとリーゼロッテが仮面を被ったまま仲良く寝ている。


セシリアとレドリーは娘たちのそんな姿にクスリと笑い、眠りについた。






あとがき

プレイしていた時、もうチレーナを見ているのがつらくて懺悔の気持ちでいっぱいでした…