任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
冬至
エルネアで一番寒さの厳しい日
朝誰よりも先に目が覚めると、起き上がりリンゴは交友関係からティアゴのページを捲った。
リンゴ(……………)
顔写真はなくなっていた。
こうして、一つあの人がいたという証が消える。
彼がいない季節が巡る。
ベッドから降り、キッチンの前までくると、鞄から写真を取り出した。
リンゴとティアゴが映った写真。ジッと見てから鞄に仕舞うと朝食の準備を始めた。
リンゴ
(悲しんだら、ガノスにいるティアゴ君が心配しちゃうよね)
ふわりと後ろから抱きすくめられた。
ヴェルンヘルが起きてきて後ろからリンゴをギュッと抱きしめたのだ。
ヴェルンヘル「おはよう」
リンゴ「おはよう」
ーーヴェルンヘル……起きてたのかな…
ヴェルンヘル
「リンゴの手作りご飯が食べたいなー」
寝起きのヴェルンヘルは眠たそうにしながらリンゴの頰に顔を擦り寄せてきた。
リンゴ「何食べたい?」
ヴェルンヘル「そうだなー」
キッチンでイチャイチャしている両親に起きてきたチェロは目のやり場に困っていた。
チェロ
「どうして最近になって前より仲がいいんだろ」
離れた場所からボソって呟くと、チェロの横にいたスピカは、
スピカ
「愛って複雑なの」
突然年不相応なことを言い出して、チェロは目を瞬かせた。
チェロ「………?!す、スピカ?」
スピカ
「まだチェロ君には早かったかな?」
ふふん、とスピカは笑う。
チェロ「俺はもう成人してるよ」
スピカ
「まだ愛がなんなのかよく知らないなら、ヒヨッコだよ」
なぜかスピカは得意げだった。
チェロ
(ーースピカは知ってんのかよ…まだ4歳のくせに)
その歳で何を知っている……そう思ったがもしかしてすでにもう…?!という考えが脳裏を過りチェロは考えるのをやめた。
なにがすでになんだ
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レドリーからのデートのお誘い(ㅅ´∀`*)
ニヴの丘
セシリアの格好は絶対間違えております……
*本日一年で一番寒い日…
誘ってくれた気持ちが嬉しくてセシリアはレドリーにキスをした。
リンダさんから差し入れ\(^^)/
ありがとうございます😊
ヴェルンヘルとリリアの邂逅(?)
うまくスクショ撮れなかったけどお話してました。
昼から評議会があるので見学
オフィーリア・ラウル
エティ陛下の妹さんでティアゴの兄ジェリーを夫に持つ。この繋がりでティアゴはラウル王家寄りの立場だった。
長年ジェリーと共に農場管理官として国の食を支えてくれている。
ヴェルンヘル
「神や祖霊に恥じることなく施政が行えたことを喜ばしく思う」
評議会の時のヴェルンヘルにはいつものように、にこやかな笑顔もなければ砕けた様子はない。
各組織長は深々と頭を下げた。
このメンバーでの評議会はこれで終了した。
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評議会のあとはダンジョン!
一周終わり、ティアゴをチェックした。
レドリーの家系図からティアゴの写真が消えた。
リリー時代から見ていたティアゴが、こうして消えるのはなんとも空虚な気持ちになる。
だからスクショを撮ったりして、色んなキャラの思い出を綴っていきたい。
彼らがいたことを残せるのはプレイヤーだけなのだから。
次はリンゴとヴェルンヘルに手伝ってもらう
この2人、来年熟年だ。
長かったようなあっという間だったような……
特にリンゴというプレイヤーキャラは
きっと書くことがあまりないだろうと思っていて
過去に私はそうブログに書いたことがあった。
蓋を開けるとリリー以上に妄想が広がり(笑)
自分が思ってもいない方向になったりして
扱うモノとしてはけして万人受けはしないが
リンゴとティアゴの話を好きだと言ってくれる方々がいて、
自己満のブログではあったけどほんとうに嬉しかった。
ヴェルンヘルというキャラは何を考えているのか分からなくて
怪しい行動にこいつクロだな、って思ったりして振り回された。
ゲームキャラにこんなに振り回されるとは。
だんだんヴェルンヘルというキャラが固まり、
今では気に入っています。
バルナバ最期の戦いでは彼が主役のはずなのにヴェルンヘルがなぜか株をあげた。(笑)
これからの時間、仲良く過ごしてほしい。
スキルゲットー‹‹\(´ω` )/››
ありがとうーー!
チェロを帰りに見つける。
香水をつけてるけど………アルステーデちゃんにつけられたのだろうか。
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28日
それはまるで季節が巡ってきて、弟を追いかけるよう。
ティアゴの兄ジェリーはこの日危篤だった。
26歳
長生きしてくれた。
当日に聞いてしまった…
ジェリーが帰宅すると、奥さんのオフィーリアさんが帰ってくる。言葉を交わしていた。
ジェリーは身体が辛いだろうに、椅子に腰をかけ気丈に振る舞っていた。
無理しやがって……
そして見送りの時
ジェリー・ラウル 享年26歳
長年農場管理官としてこの国の食を支えてくれた。
お疲れさまでした。