220年 黄昏の時代  | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。

 


ちょっと遅れましたが!


ios版エルネア王国6周年おめでとうございます


このブログのエルネアははじまりはios版だったこと、毎年ios版のお祝い画像を作っているのでios版に合わせて作りました。


時間の関係でメンツが縛られている💦

セイはもう格好がネタバレしちゃってるけど
あの格好で記念画像作りたかった💦

背景画像などは利用オッケーなサイト様よりお借りしています♡お世話になっております(ㅅ´∀`*) 

 


18日

 

騎士隊長ディーンが亡くなった。



 

カレンダーを見ると、リリーが子供のころから仲良くしていたヨーズアが危篤。

 

確かリリーより二つも年下だったヨーズアが………

 

リリーはまた友人を見送ることになる。

 

 

 ディーンの葬儀

 

 

 

 

騎士隊長を見送ったあと、セシリアはリディアと食事へ。

 

 

 

チェロがポイントとか考えて仕事をしている?

 

遊んでばかりだと思っていたが偉い。

 

 

トーナメント表チェック〜

 

 


既婚の女性に声をかけられていたヴェルンヘルを発見する。

既婚といってもまだ若い子だった。


セシリアがその子ににっこりと微笑むと、相手は慌てた素振りでぺこりと頭を下げて去っていった。


セシリア

(お母さんはこの時間、仕事でダンジョン……)





セシリア

「お父さん♪一緒に瘴気の森に行かない?」



ヴェルンヘル「いいね、行くよ」


娘の誘いをヴェルンヘルは快諾した。




親子で瘴気の森。





ヴェルンヘルはセシリアが剣を振るう様子をチラチラと見ていた。その視線に気づきセシリアは怪訝そうに首を傾げる。



セシリア「なにかダメな点がある?」



ヴェルンヘル

「ーーいや。若い頃のリリーさんを思い出したんだよ。たまにその鎧を着てたから」



セシリア「そう……」


この鎧は母から譲られたものだった。祖母リリーから譲られたものだろう。




ヴェルンヘル「ーーセシリア」


急にヴェルンヘルの声色が変わる。真面目な声にセシリアは姿勢を正した。



セシリア「………はい」



ヴェルンヘル

「分かってはいると思うが、バルナバさん、レイラさん、ティアゴさんが亡くなった今、この国は黄昏の時代に向かっている。もうあのような英傑たちが台頭する時代は訪れることはない可能性もある」



父ヴェルンヘルの言いたいことはセシリアにもよくわかった。


次の時代を象徴するような、牽引するような逸材の不在。


バルナバたちのいた時代が特別に輝き、逸材に恵まれすぎていたのかもしれない。



それとも、その逸材によって、次世代が萎縮し育たなかったのかもしれない。


それだけ、本当に特別で素晴らしい人たちに恵まれた時代だった。


ヴェルンヘルの視線の先は、すでにセシリアの時代を見据えていた。


セシリア

「シズニ様が、あの困難を乗り超えるためにあの時代にあの人たちをこの世に誕生させてくれたのかもしれないよ」


人材については、セシリアたちは育てられるところは育てつつ、信じて待つしかない。セシリアは明るく父に言った。



ヴェルンヘル

「……つまり、困難な時代に合わせてそういう逸材が現れると?」



セシリア

「現れなくてもみんなで力を合わせればきっと勝てると思う。そのためにみんなは頑張って研鑽を積んでいるのだから」



ヴェルンヘル

「そうか……… そうだな。見くびってしまってすまない」


口元を綻ばせ、ヴェルンヘルは歩き出した。



探索を再開した。



ヴェルンヘルは強く、セシリアは父を頼りにしながら森の奥へと進む。





危なげなくクリア。



パチャの種もたくさんとれた。


セシリア

「この種、お母さんにあげたら?」


パチャの種を見せるとヴェルンヘルは小さくため息をついた。



ヴェルンヘル

「ーーしばらくリンゴの前でパチャの話は出来ないんだ」



セシリア「へぇ〜。まあ、そりゃそうだよね♪」


セシリアは悪意のない顔でにこにこしている。



ヴェルンヘル

「……分かっていて種をあげたらと

提案したよね?」


セシリア「そんなことないよ♪」



ヴェルンヘル

(ーーー我が娘ながら腹の中が見えない子に育ってしまった……あんなに可愛かったのに………これも全てレドリー君のせいだ)


なぜかレドリーへの恨みが増した。



*リンゴパチャグラタン事件

220年のはじめ、王妃リンゴはパチャグラタンの食べすぎにより、面会謝絶になるほどの体調不良となる。事実は全く違うのだが、国王ヴェルンヘルによってパチャグラタンの食べすぎということになってしまった。愛するパチャグラタンで倒れたことにされてリンゴはこのことだけは未だにヴェルンヘルを怒っているらしい。



夕刻騎士隊の試合を見学


亡きローデリックの奥さんサブリーナさん



イレーネさん

太陽の君で、ヴェルンヘルと仲の良かった人です。さっさと彼氏作ってましたが。




サブリーナさんの勝利!


おめでとうございます\(^^)/



カトリーンさんも応援にきていたみたい。



アラルコスに話しかけると、

おめでとう………


アラルコスは試合に勝ったらしい。


流石アラルコスだ。今年も強い。




たしか今日スピカは誕生日だったはずだけど


お誕生日おめでとうってでない。


青い貝殻じゃでないんだっけ??それともセシリアの立場じゃそのセリフがでない?

なぞだ。



さて……お見舞いです。


リリーの子供時代から仲の良かったヨーズア


イケメンでたしかエナほほ持ちだった気がする。




24歳か………


長く生きてくれたほうだね。

ヨーズアお疲れ様。ありがとう。




ヨーズア・ルリエール

196年14日生 享年24歳





セシリアにとってもヨーズアは良くしてくれた仲良しさん。


落ち込みながら山岳兵団のリーグ戦を見にいく。


アラルコスとイマノルがどちらも4勝0敗



これは21日の直接対決で決めるしかないようです。

楽しみだなーと思っていたんだけど

セシリアは、自分の試合でたしかみれないんだけどこの時はそんなことは忘れてワクワクしていた。



帰りにグラディスちゃんがいたから挨拶を。


グラディスちゃんもいずれリーグ戦に出るんだね



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――


19日


ヨーズアの葬儀のため、セシリアが出かけようとすると



レドリーが、後ろからギュッと抱きしめてくる。


レドリー「いってらっしゃい」


セシリア「いってきます」




ヨーズアの葬儀には、リリーの姿があった。



騎兵選抜トーナメントへ


セイの試合があった。





セイの勝利\(^^)/



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――

 


セシリア

(黄昏の時期か………)



来年はエルネア杯を控えている。



次の龍騎士が、誰になるのか、それによって大きく左右されることがある。



セシリア

(ーーーエティ陛下の時代から、困難が続いたこの国で、龍騎士の不在はない方が望ましい……)



セシリアは暗い道を歩きながら小さく笑った。



ーー遠慮なく、闘え



遠回しながら、父からの鼓舞だった。




セシリア

(ーーお父さん、いつから気づいてたのかな

ーーー私が全力で戦っていなかったことを)



目立ちすぎないよう、騎士隊ではクビにならなければいい、そこそこの地位にいようとしていることを見透かされているようなそんな風に思えて。


(ラナちゃんの戦いの時にお守り使わなかったからかなー……)



自嘲気味に笑いながら、セシリアはすでに感じていた。


次世代の人たちは確実に育っていること



その人たちが表舞台で活躍するまで、自分が引き受けよう。


太陽が登れば必ず日は沈み黄昏の時を迎え、夜がやってくる。



セシリア

「でも、白夜かもしれないよ」


ーー国の太陽は、人なのだから、