任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
キャラクターカード風に作ってみました
今回はこの2人のお話が入っています。
【幻影のkaleidoscope】プロローグ:幻想のはじまり
リンゴとヴェルンヘルがアステルさんの国でお世話になっていますー!\(^^)/わーい
*パスワードをいれて向こうの国で帰化させてもらってNPCとして生活しています。
リンゴとヴェルンヘルを交えた番外編が今日から始まったので是非アステルさんのブログに遊びにいってみて下さい(*´∀`*)♥︎︎∗︎
本日の朝食は、豪華に女神のスープ♪
どんな味だか分かんないけど説明欄に確か絶品だかなんだか書いてあったから美味しいに決まっているやつです。
今日
リンゴは念願だったあの現場を押さえることに成功する
本編のティアゴはとにかく、物をポイ捨てするやつだった。
捨てるものは大抵ダンジョンで拾う、正直用途不明のもの。
捨てる動作は一瞬で、すぐに動いてしまうからなかなかその現場を押さえることが出来なかった。
その現場を押さえると専用の台詞がある……
私はずっとずっとそれを見てみたかった。
その現場をやっと押さえた…!
いつものように仕事をしているところにやってきたティアゴが会話後、少し離れた場所で何か捨てたので慌てて声をかけた。
この会話!!
これだけの台詞なんだけど、
やっと見れて嬉しい\(^^)/
捨てたのは消臭剤だった
リンゴ(私が臭いってこと?)
ラダくさいのかも
ティアゴはティアゴで草むらで採取をはじめた
今日はバルナバの試合があるので見学に。
その途中で本人を見かけたので赤ちゃんの報告を。
バルナバ
「2人は仲が良いから子だくさんになりそう」
リンゴ
「な、べ、別にそこまで仲良くは……」
普通の人に言われるよりバルナバのような真面目な人に言われると他意がないから恥ずかしい。
バルナバ
「リンゴちゃんはティアゴ君を見かけるととんでいくし、ティアゴ君は何度も牧場まで虫除けしにきてるよね?有名な話だよ」
虫除け……
ティアゴが人前でリンゴにキスするやつのことだ
会話の内容まで知られてリンゴは恥ずかしくてたまらなくなった。
山岳の試合が始まる。
バーニー VS バルナバ
御守りは渡さず見守ります。
先制したのはバルナバ
攻めきってバルナバのストレート勝ちに終わる。
歩いていると、騎士隊の鎧に身を包んだポニーテールの女性がバーニーに話しかけようとしているのが見えた。
「バーニー!」
大声で呼び止められて呼ばれた本人は驚いて振り返る。
「試合結果聞いた」
不機嫌な仮面をつけたリリーがバーニーの前に立っている。
リリー
「バルナバなんか捻り潰しなさいよっ!」
かなり大きな声で言い放たれた言葉にバーニーは困った顔をする。
バーニー
「バルナバさんは龍騎士になった実力があるんだよ…💧それにバルナバさんを鍛えたのはリリーさん自身じゃ…」
リリーはギロリとバーニーを睨み、その睨みにバーニーは黙り込んだ。
リンゴ(あれ、デジャヴ??)
この前も聞いた台詞だなとリンゴは笑いを堪えた。
リリーはバルナバをどうにかして捻り潰したいらしい。
「バルナバ……フォードさんに何かしたの?」
「………何も……」
近くでその会話を聞いてしまったマルチネス夫婦が困惑していたが、僅かなバルナバの動揺をリンゴは感じとる。
リンゴ
(ふーん、バルナバさん、お母さんリリーさんを怒らせたのかな??)
2人にあったことをこの時代のリンゴが知る由はない。
詳細はここには書かないけど
本編でイロイロあった二人。ちょうどこの時代のお話です。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
翌日
ティアは明日初めての星の日でワクワクが止まらない様子。
どこの時代にも前日からスタンバイしている子がいるもの……
バルナバの娘のメーベル。
なにしてるの?のはこっちの台詞だよw
かわいいな!
星の日はなぜかお風呂デートから。
リンゴ
「こうして2人で過ごせて幸せだね」
ティアゴ
「そうだなぁ。当たり前なことが、向こうでは当たり前じゃなかった」
向こうとはティアゴは記憶が残る本編のことを言っている。
けして一緒にはなれなかった頃のこと
リンゴ
「まだ一緒に居たいな……」
思い出し、切ない気持ちになるのと同時にカトリーンさんのことがふと心配になった。
カトリーンさんがリンゴに会いにバーナード家にくることは今のところないのでティアゴと鉢合わせする……ということはないけれど……もしも2人が連れだって歩いているところを見たらと考えるだけで胸が痛かった。
ティアゴ
「じゃあ、探索に行こう。アイリス狩りでもどう?」
表情の曇るリンゴを気遣ってか、ティアゴがダンジョンに誘ってくれた。
リンゴ「いいね、行くー!」
暗い顔してたら嫌われるとリンゴは気持ちを切り替えた明るい顔で頷いた。
ワフ虫がいる中、2人でダンジョンを歩く。
その後ろをイムピョンが
「お腹すいたぴょん」と言いながらついてきてムードを壊していく。
ティアゴ(こいつ邪魔だな…)
リンゴ
「イムピョンは可愛いねー」
お腹の空いたイムピョンにクッキーをあげるがしばらくイムピョンはお腹すいたと言っていた。
リンゴがあげ続けるクッキーをバリバリとたべて口の周りにクッキーのカスをつけながら歩いていた。
ティアゴ(本当に邪魔だな…)
アイリス狩りの成果は上々でした♪
その後ティアゴと鉱石を掘っているとパスワードでいれたバーニー……バーニスの旦那さんに声をかけられる。
服が似合うとか、良く気がきく性格のバーニーらしい。
気づくと人が大勢いてびっくりして呼び止めちゃったよ。
バーニーに服を褒められている様子をなんだか面白くない顔でティアゴが見ているのでリンゴはティアゴをニヴの丘へ誘う。
ぴたっとくっつくとティアゴは機嫌を直したようで微笑んでリンゴの頭を優しく撫でてくれた。
そのあとは家族でピクニック
でもティアが仮面をしているのでちょっと不気味でしたw
次はこの前できなかったメンバーを入れてピクニック
そっと背後をとり、
完全に油断していたリリーは驚き
「わー!?」と声をあげた。
反射的に身を屈め身体を捻ると回し蹴りが繰り出される。
バルナバの首を狙ったその蹴りをバルナバは寸前の所で避けた。
流麗に繰り出された蹴りは空を切り、なんの手応えもないままリリーは着地する。
ーー騎士隊長が驚いて声をあげるなんて…!
リリーは恥ずかしさで俯いた。
バルナバはというと回し蹴りに驚いていた。
ティアゴ
「ピクニックで死人が出るぞ」
釣りをしながらティアゴが言った。台詞のわりに緊張感が感じられなかった。
リンゴはハラハラしていた。
気を遣って2人をピクニックに誘って少しでも楽しく過ごしてもらえたら……
と思ったのに余計なことをして状況を悪化させたかもしれないと思った。
リリーにとっては驚いただけでバルナバだからというわけで回し蹴りをしたわけではないが、この場であの回し蹴りを避けることが出来るのはバルナバしかいない。
バルナバで良かったのだ。
そうでなければ怪我人が出ていた。
和やかにピクニックは終わった。
この時代でも忘れずにこのミッションを。
この神官のグラハムは初代の頃の友人。
グラハム・スカイといって、本編で恋人ができなくて華麗な独身貴族生活を送っているルイスのおじいちゃんにあたる人。といっても顔見えないけど。
本編でもグラハムが神官になっていた。
前神官のニーノ君と仲がいいからなのか?
ローデリックの奥さんのサブリーナさんから仲良し申請が…!
リンゴは喜んで承諾する。
農場管理官の仕事をかなり適当にこなし
ティムとお風呂タイム♪
リンゴ
(まだセシィーさんに報告してなかった…!)
誰に報告したとか忘れてしまう。
*日付22日になってる…
騎士隊のトーナメントの見学へ。
メイジー・ロッジドラゴさん
ディポールド・ウッドホールさん
何もなければ関与せず見守るのですが、
ディポールドさん………
マシンズピスタ持ちなんですよ。
そのため、メイジーさんにヴェスタの宝剣を渡して彼女の応援です。
リセットなしであっさりメイジーさんが勝ってくれた…!ありがとう!
カトリーンさんの方はどうだろうか……
ヴェスタの宝剣をカトリーンさんに託す。
この前まで青い髪色だったローレンさんが白髪になっている。
試合が始まってみると
カトリーンさんはヴェスタの宝剣を使わなかった。
相性でもローレンさんが有利。
もうだめだと思った。
よく分からんがカトリーンさんが勝った。
*両方の試合を見ることは不可能なのでどちらかをセーブせずに見学した。多分カトリーンさんのほうかな…
騎士隊の方ばかり気にして山岳は全く気にしていなかった。
今日は誰の試合なのかも把握していない。
慌ててドルム山に向かうとバルナバがいたから声をかける。
試合おめでとうの選択肢が…
バルナバの試合があってしかも勝ったのか!
リンゴ
「試合おめでとうございます!」
バルナバ
「ありがとう。勝てて良かったよ」
バルナバはニッコリと微笑んだ。
やっぱりバルナバは強い
放っておいても勝つんだから…
プレイヤーが関与したのはバルナバの初戦のみ。
それでもこの結果は、凄いと思う!
リンゴ
「あ、バルナバさん。ダンジョン一緒にきてもらえませんか?」
まだ近くにいたバルナバに声をかけると
「いいよ」バルナバは快諾してくれた。
水没のダンジョンでもう1人の同行者を呼ぶ。
現れた人物にお互い少し驚いた顔をしている。
リンゴ「さー、行くよー」
ーー空気なんて読まない……
空気は吸うもの……読むものじゃない
流れる空気の理由も、どんな空気なのか考えるのをリンゴはやめた。
とにかく2人の間になぞの気まずさがあるということ…でもあえてそんなことは気づかない、そういうことにする…!
リリーはダンジョンの奥に向かって歩き出した。バルナバもそれにつづく。
特に会話もない静かな時間。
その静かな時間の理由もリンゴは考えないことにした。
近衛騎士隊長と山岳兵団長、リンゴがボケっとしていてもこの2人がほとんどの敵を片付けてくれた。
リリーの鋭い剣とバルナバの力強い斧がダンジョンの敵を一掃する。
何戦かしたあと、バルナバはふとリリーの頭上に罠を見つける。
咄嗟にリリーを突き飛ばし、リリーが水の中に倒れ、バルナバは罠にかかりダメージを受けて水の中に倒れてずぶ濡れになった。
一瞬の出来事にリンゴは唖然とした。
「大丈夫ですか?」
バルナバ「うん……」
苦笑しながらノロノロとバルナバは起き上がる。
リリー「………」
リリーは倒された時の衝撃で身体が痛み不機嫌な顔をしている。
バルナバ「ごめん……」
不機嫌なオーラ全開のリリーに慄きバルナバは謝った。
リリー
「バルナバって、斧いらないでしょ💢その腕力があればパンチだけで魔物を粉砕できるんじゃないの」
リンゴ
(違うでしょ、ありがとうってお礼を言うところだよね?!)
お礼を言うどころか斧いらないだろと訳の分からない事を言い出したリリーにリンゴは内心ツッコんだ。
*リリーの剣幕にリンゴは直接本人に言うことができない…騎士隊長の威圧はすごいらしい
バルナバ
「リリーちゃんの回し蹴りには負けるよ」
嫌な顔ひとつせず穏やかな表情を浮かべるバルナバ。2人は顔を見合わせて笑い出した。
そのあと2人は何故か元に戻った。
普通に会話していた。
リンゴ
(訳わかんない…)
こんな感じで最終的に18階近くまでいってダンジョンを終える。
リリー
「これから一緒に酒場でお酒飲まない?」
リリーとバルナバが話をしていたと思ったら2人は飲みに行くことにしたらしい。
リンゴ「ティアゴに会いたいから帰ります」
ーー心配して損した……
バルナバの兵団長継続がきまったお祝いらしい。
リリー
「来年の今頃、負けちゃって兵団長じゃなくなって泣いてるなんてことないよーにね?」
バルナバ
「リリーちゃんこそ負けてみんなに回し蹴りしちゃだめだよ」
リンゴ(ほんとになんだったんだろう…)
和やかに話しながら前方を歩いている2人にリンゴはほっとしつつ、どっと疲れを感じるのだった。
*リンゴにとって、騎士隊長と山岳の兵団長という目上の立場の2人…リンゴみたいな奴でも多少は気を遣っているようです。
帰宅するとティアゴにくっついて癒してもらう。
ティアゴ
「お腹に赤ちゃんいるんだからあんまり無理するなよ」
ぎゅーっとリンゴを抱きしめる。
リンゴ「うん…」
ティアゴの匂いに包まれてリンゴは安心しながら瞼を閉じ自分に触れる温もりと感触にしばらく浸っていた。
あとがき
スクショ貼ってる時に、ピクニックで回し蹴りすることになるとは思わなかった…