パラレルリンゴseason2 授かりと別れと幸せへの祈り | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

 

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。



昨日のアクセス数が、ベストを更新して驚いています。

いつも閲覧、いいね、ありがとうございます。


前回のベストもちょうど一年前の今頃か、その少し前……いずれにせよリンゴとティアゴの話でした。 


あの2人の話だからなのか、内容があれだからなのか。



注意!初期国民の寿命ネタバレがあります。

大丈夫な方のみ本文をご覧ください

 

 



イチャイチャして子供を授かったあとは真面目に農場管理官の仕事をこなす。


思い出すと身体が熱くなり、邪念を払うように首を横に振った。



仕事をそろそろ切り上げようとした頃、ティアゴが牧場にやってきた。

 

 ティアゴ

「リンゴと一緒になれて幸せだよ」

 


リンゴ「?!」


ーさっきイチャついたばかりなのに?!


リンゴはハッとしてティアゴを見つめる。



ーー面白がってる…?!

   私が戸惑ってる姿を…?!


狼狽する心を落ち着かせて、リンゴは小さく息を吐いた。


リンゴ

「ありがとう、私も同じ気持ちだよ」



ティアゴ

「愛してるよ」


真っ直ぐ見つめてきて顔が近づいてくるとリンゴは恥ずかしさに耐えきれなくなった。


ストップ!と手を自分とティアゴの間に挟もうとしたが、その手は掴まれ何の役にも立たずほっぺたにキスされた。



ティアゴ「リンゴの負けー」 


にやりとティアゴは悪戯ってぽく微笑う。



リンゴ「え?!なんの勝負?!」



ティアゴ「恥ずかしがった方が負け」



リンゴ「いつそのゲーム始まったのっ…」



ティアゴ

「定期的に虫除けにこないとって思ってね」


周りにいる男の農場管理官をチラリと見る。



リンゴ

「この職場の人とはあまり関わってないから大丈夫だよ…」



ティアゴ

「あとローデリックがいるか」



リンゴ

「なんでローデリック……あの人ってなんか不思議だよね」


ずっと感じていたことをリンゴは口にする。


ティアゴ「不思議?」



リンゴ

「うん。なんていうのかな、無害な感じ?」


パラレルのローデリックは特に、年上のリンゴに対して毒は吐かないしぶっきらぼうではあるけれど普通にいい人だった。


ダンジョンでリンゴがふらついていたらおんぶしようとする気遣いもしてくれる。(辞退したけど)


ティアゴ

「無害な訳があるかよ。ローデリックも男なんだから頭ん中はスケベだよ」



リンゴ

「ティアゴもスケベだよ」


あれだけ連日求めてきて、人をスケベ扱いするなんてどの口が言ってんだとリンゴは冷めた目で言い返す。



ティアゴ

「お、俺はリンゴの旦那だからいいんだよ」


リンゴの冷めた目にティアゴは困惑する。



リンゴ

「ローデリックもスケベだとしてもサブリーナさんに対してだけだから」



ティアゴ

「この前リンゴが露出度の高い服を着てたときにローデリックの奴、ジロジロ胸元や腰を見てたからなっ!」


不機嫌な表情で苦々しく言い放つティアゴにリンゴは冷静な顔で答える。



リンゴ

「あの衣装はね、通常売ってない希少なものだからきっと珍しくて」



ティアゴ

「ローデリックがそんな希少とか考えるわけないだろ。何にも興味なさそーで何も考えてないような顔してんのに」


それはそれでローデリックに対してちょっとひどいとリンゴは思った。



ローデリック

「………こんな場所で人をスケベ扱いにバカな奴みたいに大声で話すのやめてくんない?」


通りかかったらしいローデリックが立ち止まりリンゴたちの方を不機嫌そうに見ていた。




゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.



話を切り上げるため、リンゴはティアゴを浴場に誘う。




妊娠した直後でなければこの会話で妊娠に気付いてもらえるはず……(だよね?)授かったばかりだからか通常の会話で終わる。

 



お風呂から出たところでアルベルタちゃんがいたからご飯に誘った。


リンゴはお腹がペコペコだった。


神官のニーノ君から釣りに誘われる。


しかし、ニーノ君……少し様子がおかしかった。

心なしか沈んでいた。



今日はバーニスちゃんの試合の日。


御守りを渡して応援する。



試合の時間。



相手はドナート・ボイドさん。


実力はバルナバより少し下くらいの山岳隊長の猛者だ。




ドナートさんは御守りはつけず、バーニスはリンゴがあげた御守りを使ってくれて先制する。




バーニスの勝利で終わった。



リンゴ「おめでとう!お祝いにご飯食べよ」




2人は仲良く酒場で食事……


バーニスのキラキラ笑顔はいつ見ても癒されるなぁ。




その頃……



そうだった。



今日この日、初代がガノスに向かう日だった。


 

仲良しでありながら、リンゴからあまり話しかけないからあまら話すことがないニーノ君が今日声をかけてきたのは……シルピアの危篤が関係あるのかな…なんて思ってしまう。


シルピアとニーノ君は仲良しの間柄だったから。




夕刻、出歩いているシルピアがいた。



初代は短命だった。




 

 

看取りはリリー時代にしたので、今回はしなかった。彼女の最後の時間を邪魔したくなかった。



シルピアがガノスに向かったことを示す装備品の返却のテロップが画面に流れる。



葬儀だけ見届けて、一度家に戻るとヴェルンヘルがリンゴの妊娠に気づいた。




シャーリーちゃんも。


子供たちは聡いな……



シャーリーちゃんは無邪気にティアゴに話しかけていた。ティアゴも笑顔を浮かべて応じている。


本人は認めていないが子供好きなところがある…




15日



ティアにお出かけに誘われる


朝ごはん食べたあとにご飯……足りなかったのかな?


でもティアはスープだった。


やっぱりそんなに食べられないよね(*´∀`*)



お出かけのあと仕事をしているとティアゴからデートのお誘いが……



リンゴ(ティアゴが優先だよね)


今日は休日ということもあり、仕事を切り上げ応じる。



爽やかな風が吹くニヴの丘に2人で佇む。



 


デートのあと牧場にとんぼ帰り。やはり仕事をしなくては…!と仕事をしているとローデリックから差し入れ。


リンゴ「また実験台…?!」



ローデリック「そんなとこ」


否定せずさっさといなくなってしまった。



リンゴ

(でもローデリックからもらった物でマズかったものなんて一つもなかったけど)


お昼に食べようとリンゴはもらったパンを鞄にしまった。



魔銃兵志願は、支援のおかげもあって2人とも安全圏にいた。ローデリックもティアゴも放っておいてもダンジョンにいくのでやはり仕事熱心なところは本編と一緒らしい。



エティ陛下からもパンを…!


ありがとうございます



この時代のリンゴ(ルルア)とヴェルンヘルが仲良く話しているのを見かけた。


仲人は仲人と呼べるレベルじゃないけど(テキトーすぎて)、、家が近いからよく2人は一緒にいるようだ。



バーニスちゃんのお父さんのルーファスさん♪

お友達にしてもらった♪(理由は忘れる)




ニーノ君が神官服を脱いでいる。



すごく久しぶりに素顔を拝見した…!



本編でもシルピアの看取りを最後に神官を辞めている。


辞める時期は特定の時期から決まったいるのだろうか…。


本編だとこのあとニーノ君は農場管理官になっていた気がする。奥さんのメルさんは騎士隊に所属していた。



寂しさを感じながら娘と滝へ。



大きくなったら何になりたい?という質問に今度は


「龍騎士になりたいなー」


って。


この前なりたいと言っていたサリアの花とすごい差だ…



ティアが先に遊歩道の方へ走っていくのと入れ違いにティアゴが歩いてきた。


ダンジョン帰りらしく少し疲れた顔をしていたけれど笑顔でリンゴのほっぺにキスをしてきた。




リンゴは幸せそうに笑った。





夜に帰宅してきたティアゴの手になにか握られていて、帰るなりそれをリンゴにプレゼントしてきた。


ティアゴ

「これプレゼント。星空の砂だよ」




リンゴ

「ありがとう…!大切にするね♪」


こういう気遣い、本当に嬉しいなぁ。満面の笑みを浮かべた。




ティアゴ「喜んでもらえてよかった」



リンゴの笑顔にティアゴも嬉しそうだった。


ティアゴ

(リンゴはプレゼントのしがいがあるな…)



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+



翌日




 

リンゴ

「あのね、ティアゴ……報告があるんだけど」


なかなか気づかないらしいティアゴに自分から妊娠の報告をすることにしたリンゴは話を切り出した。


ティアゴ

「え?どうしたの?何かあった?」


怪訝そうにしているティアゴは全く気付いていないようだ。

 

リンゴ「あのね、赤ちゃんできたみたい♪」



 

ティアゴ

「え?ほんと?やった、

えーっとどうしよう

あ、そうか生まれるのはまだ先か……

からだには気をつけてね」



リンゴ「うん」



ティアゴ

「次はどっちかなー?男の子かな…女の子なら姉妹で可愛いし、男の子ならバランスいいし……」


懐妊の報告に、驚きつつ、とても喜んでくれた。




新しい生命を授かりに喜んでいる2人とは対照的に、別れがあった。



この時期はリリーの母シルピアと、バルナバの母のニエヴェスさんがガノスに呼ばれていた。




龍騎士が2人も誕生したマルチネス家を背負うことになったバルナバ。その重責は、私たちにはきっと分からない…



お悔やみを。



大丈夫だよ、バルナバ


あなたには家族や仲間たちがついているから。



ティアゴは気づかなかったのに、ローデリックに懐妊を気づかれる。




ローデリック

「おめでとう、よかったね」


とはいってもローデリックの奥さんも懐妊している。もしかしたら同級生かもしれない


リンゴ

「なんで分かったの?」



ローデリック

「なんでって……少しダルそうにしてるから」



リンゴ

(ローデリックの観察眼、侮りがたい…)


ティアゴはローデリックをなんも考えてなさそうだと言っていたけど、その考えは違うと思うリンゴだった。



ローデリック

「この前ふらついてたのって懐妊のせいで…あれ……もしかして」


なにか気づいたらしいローデリックの態度にリンゴはドキリとした。



リンゴ「な、なんのことかな?!」



ローデリック

「子供が出来たからってパチャグラタンでも食べすぎたんだろ…」


ローデリックの感情のない顔に僅かに呆れているようなものが浮かんでいる。


リンゴ「くっ…」


なんでこんなに馬鹿にされる……ローデリックのくせに。でも真実なんて言えるはずもない。


ここの観察眼が狂っていることには感謝しなくてはならない




実績を達成した。


[掃除マスター   

ラダのフンを1000個かたづけた]



ローデリック

「おめでとう」


近くにいたローデリックがニヤニヤしながらゆっくりとした動作で拍手してきた。



リンゴ「そのおめでとうはいらない…」


ーーその拍手の仕方、バカにしてる…!


゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――




この時期武術職のトーナメント表と睨めっこ



バルナバへの支援は一度したけど、見逃した試合もあるがバルナバは勝利して今のところ全勝。




騎士隊の選抜トーナメントではカトリーンさんが志願して勝ち上がっていた。


相手は本編では騎士隊所属のアニセーさん。


初期国民のルスタンさんの娘さんです。


今回はなにもせず見守ると、カトリーンさんの勝利で終わる。


選抜トーナメントはあまり見ていなかったんだけど





この人が目についた。


本編でも騎士隊所属だったローレンさん。

ローレンさんって青髪だったのか


 

………マシンズピスタもってる…



まずい、非常にマズい



これは止めなければ……



今からローレンさんの騎士隊入りを阻止できるかな?!



ローレンさんの次の相手はカトリーンさんだ。


マズい……相性も……カトリーンさんは確かハンターカトラスじゃん……

(簡単にいうとあんまり強くない武器)


マズい……と掲示板の前で固まっているとその顔で嬉しそうと判断されたらしくバーニーとユズの息子に赤ちゃんができてニヤついていると思われた。

どんな顔してたんだよ



マシンズピスタを蹴散らすために、悩んだ挙句カトリーンさんと友人になり、仲良しなる。



本当は避けたかった……



自分の交友関係から配偶者と仲良くなっちゃうやつが怖くて怖くて…


だって本編ではティアゴはカトリーンさんと夫婦なのだから…




なぜかジェレマイアと水没に突っ込む。

何がしたいかって、どちらも強化したかったんだ


他意はない




どっと疲れ、アルベルタちゃんと食事へ。


偶然ご飯が被る。


可愛い子とのご飯タイムは至福の時間。


゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――





帰宅するといつものようにティアゴがじゃれてくる。


リンゴはギュッとティアゴの服を掴み、ティアゴにもたれた。



ティアゴ「何かあった?」



リンゴ「ううん、なにも」



幸せが壊れませんようにとリンゴは祈った。