215年 山岳兵団長 vs 魔銃導師...?? | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

 

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。

 

 

もうすぐ引き継ぎなので、お付き合いのある友人たちとの画像を載せていこうと思います。


正直、これだけ感情移入して書けるキャラ、ここからでてこないんじゃないかなー?!と勝手に思ってしまっている..


なんとなく、リンゴは龍騎士の服じゃなくて

こっちの方が好きなんだよなー。



左から、ティアゴ、リンゴ、バーニス、ローデリック。



パラレルリンゴの続編ですが、色々考えた結果、本編が落ち着いたら公開予定です。


本編優先でかけていないということと、本編とごっちゃになって混乱するという、不器用な書き手の事情もありますw






本編です。


 

書き忘れていたが、ローデリックの奥様のサブリーナさんが一回戦突破していた。

 

 

 

 

畑仕事をしているとヴェルンヘルが。

 

 

きのこ狩りに行きたいので面倒だから誘う。誘うと自動的に移動できるので。(タクシー感覚w)

 

ヴェルンヘル「そういえば、聞いた?」

 

リンゴ「なにが?」

 

ヴェルンヘル

「山岳兵団長が、魔銃導師を殴ったらしいよ」

 

リンゴ

「山岳兵団長が、魔銃導師を殴った?」

 

つまり。

 

リンゴ

「バーニスちゃんが、ティアゴ君を殴った?」

 

ヴェルンヘル

「そうそう。酒場で、げんこつをバーニスさんがティアゴさんに落としたって話だよ」

 

リンゴ

「なんで、そんなことに___」

 

ヴェルンヘル

「詳細は知らないけど、今日あの2人顔合わすのに気まずいだろうなぁ」

 

そう言うヴェルンヘルは上機嫌だった。

 

 

リンゴ

「ヴェルンヘル、なんだか楽しそうだね」

 

ヴェルンヘル

「え!?別にティアゴさんが殴られたからって楽しくもなんとも思ってないよ」

 

リンゴ(ぜっっったい面白がってる)

 

 

 

ギオルギー君から釣りの穴場を聞かれ、そのあとにセシリアがやってきた。

 

 

 

アナトール君から差し入れ..

 

仲良し申請断りまくりなのに差し入れ、悪いな..

 

ありがとね...

成人したらきっとこなくなるから距離があくかな?


その頃は引き継いでるからどうなるかな..

 

 

アスセナ

「そうそう、昨日酒場で大変だったんだよー。ヒソヒソと2人で話をしていたからと、思ったら突然、バーニス兵団長が導師にげんこつして!」

 

リンゴ

「アスセナちゃん、その場にいたんだ」

 

アスセナ

「うん!導師は驚いちゃってて、追撃しようとするのをうちのお父さんと騎士隊のローデリックさん?が止めに入ってたよ。騒ぎを聞きつけたジェレマイアさんが仲裁に入ってたけど」

 

リンゴ

「それで、喧嘩?の原因はなに?バーニスちゃんがいくら酔ってても理由なくティアゴ君を殴ったりはしないよね」

(ティアゴ君も仕事以外でバーニスちゃんとあんまり話さないはずなんだけどなぁ..)

以前ティアゴはリンゴに連れられてミラー家に連れていかれたが完全なプライベートだと2人は会話がなく気まずそうだった。

 

アスセナ

「それは、記憶にない、って2人とも一点張りだった」

 

リンゴ「は?」

 

アスセナ

「導師は殴られたから記憶がとんだ、兵団長は酔ってて覚えてないって」

 

リンゴ「それ、絶対嘘だ」

 

リンゴと飲んだあとに、バーニスちゃんがそんな事をした...

 

相手がティアゴ...

 

リンゴ(まさか…)

 

 

 

 

レドリー君がいたので差し入れを。

そのあとセシリアと何か話をしていた。

 

たまにダンジョンに連れていくから知り合いにはなってるみたい。

 

 

レニエちゃんに差し入れ。


 

 

 

昼から評議会

 

 

 

 

 

議長ティアゴ・バーナードの進行で、

今回は魔銃師会からの提案。

 

 

 

 

前年度を継承し、評議会は滞りなく終わる。


バーニスとティアゴは顔を合わせることなく、評議会場を後にする。

 

 

 

リンゴ

「ティアゴ君、一緒に禁断の遺跡に行かない?」

 

ティアゴ

「いいね、行くよ」

(もう誘ってもらえないかと思った..)

 

 

 

 

 しばらく進んでから、切り出した。


リンゴ

「ティアゴ君」

 

ティアゴ

「なに?またくさいサラダでもくれるの?それともくさいスープ?」

 

昨日差し入れしたのでまた嫌がらせがくると思っているらしい。


リンゴ

「欲しいなら、いくらでもプレゼントするよ」

 

ティアゴ

「遠慮します..」

 

リンゴ

「バーニスちゃんに殴られたらしいけどなにをしたの?」

 

ティアゴ

「別になにもしてないよ。普通に、話をしていただけ。ミラー隊長、だいぶ酔ってたみたいだよ」

 

リンゴ

「バーニスちゃんのお家で、火酒を飲んだの。それで酒場に行く前に酔っちゃったのかな」

 

ティアゴ

「ミラー隊長が酔うなんて珍しいと思ったら、先に飲んでたのか」

 

リンゴ

「____ティアゴ君。私もティアゴ君との付き合いが長いから、分かるんだけど。みんなに嘘ついたでしょう?」

 

ティアゴ「嘘?」

 

リンゴ

「喧嘩して殴られた理由を忘れたなんて嘘でしょ?ほかに思いつかなかったから苦し紛れにそんな事言ったんでしょ?」

 

ティアゴ

「………」

 

リンゴ

「ティアゴ君、モテるもんね。まさか、バーニスちゃんとそういう関係だったなんて...私もうダンジョン出る。」 


男女間のトラブルという認識をされてティアゴは困惑した。

 

リンゴが冷たく言い放ち、踵を返して背中を向けると、ティアゴは慌ててリンゴの腕を掴んだ。

 

ティアゴ

「分かったから、ちゃんと言うから!ミラー隊長に言われたんだよ!リンゴに手を出すのはやめろって!」

 

リンゴ「え?」

 

ティアゴ

「リンゴと関係があるんだろうって問い詰められて、ふざけて全力で可愛がってますよ、って言ったら殴られた」

 

リンゴ「なにそれ面白い」

ティアゴ君らしい切り返しだし..

 

ティアゴ

「ミラー隊長は多分、いやらしい事を想像したんだと思う」

 

リンゴ

「バーニスちゃんにそういうジョークは通用しないんだね」

 

ティアゴ

「ジョークでもなく、俺は事実を言っただけだけど」

 

リンゴ

「じ、事実??!」

 

ティアゴ

「違う?」

 

リンゴ

「えっと…ど、どうだったっけ?」

 

ティアゴ

「最近可愛がってないから忘れちゃった?今から思い出しにいく?」

 

リンゴ

「……いま、しごとちゅう..」


ティアゴ

「もう今日は切り上げていいんじゃないか?」


リンゴ

「ど、導師がダンジョン切り上げて、そんな..破廉恥な事しちゃダメだよ」


ティアゴ

「___リンゴって意外と真面目なんだな」


リンゴ

「ダンジョンポイントみれば、ティアゴ君の方がよっぽど真面目に仕事してるけど……

あとでお酒飲みに行こう?私のせいで殴られたなら、なんでも奢るから♪」

意外は余計w

 

ティアゴ

「うーん、分かった..

 

それにしてもまたミラー隊長に殴られるとは思わなかった。前回は平手打ちだけど今回はグーパンチ..あのバカ力勘弁してくれよ」

 

リンゴ

「私の可愛いバーニスちゃんの悪口言わないでよー!」

 

大好きなバーニスの悪口を言われてリンゴは抗議の声をあげた。

 

ティアゴ

「ミラー隊長のなにが可愛いんだよ..怖いって

 

突然殴ってきたバーニスをティアゴは怖い存在に感じているようだ..

 

 


禁断の遺跡から出るとあの手のかかる隊長コンビが2人ともダンジョン外にいるのを確認。

ダンジョンへすぐさま突っ込む。

 

 

イマノル

「うちの兵団長が導師殴ったって?面白いことになってんなー」

 

アルシア

「面白くないから。おかげで魔銃師会の人たちの視線が痛いよ..しかもバーニスさんがティアゴさんを殴るの2回目だから..」

 

リンゴ

「魔銃師会の人たち、よくもうちの導師を!って感じでしょ?ティアゴ君、あんなんでも有事の際は頼りになるから人望もあつい。つまり、導師に手を出すということは、マズイいんだよw」

 

アルシア

「バーニスさん大丈夫なの?なんでそんなことになったんだろう?理由本人たち覚えてないって言ってるし」

 

イマノル

「平和になったってことなんじゃない、

そんなくだらないことやってるってことは」

 

リンゴ

「確かに。ティアゴ君が騒ぎ立てないからおおごとにはならないよ笑」

 

 

イマノルたち隊長コンビをダンジョンに突っ込んでから、セシィーとティアゴを召喚。

 

ダンジョンポイント稼ぎです。

 

 

セシィー

「導師♪昨日は大変だったみたいだね〜」

 

ティアゴ

「……エドモンドさんのおかげで助かりましたよ。居なかったらあともう2、3発くらってるところでした」

 

 

 

リンゴ

(こうして三人でこれるの、あと何回だろう。)

 

 

 

 

 

 

この日は夜2刻までダンジョンにこもった。

 

 

 

ダンジョンから出るとセシィーは背伸びをしながら星空を見上げ

セシィー

「じゃあ、また明日ねー♪」

と、足早に去って行った。

 

 

そして、アナウンスが流れる..

 

 

 

魔銃導師居室のバーナード家が奏士居室に引っ越しました

 


 

 

服を着せてるから分かりにくいけど

レドリーが奏士になったようです

 

 

 

脱がせてみると奏士に変身した

 

 

 

偶然近くにレドリーがいたから声をかけてみる。

 

またセシリアと話をしていたような?

 

 

リンゴ

「奏士かぁ..おめでとう。お役目しっかり果たしてね」

 

レドリー

「よく分からないけど適当にやります」

 

と、レドリーは去って行った。

 

リンゴ(適当って、王妃に言っちゃだめだよw)

 

 

 

ティアゴ

「適当かよ、レドリーなんかで大丈夫なのか..」

 

会話を聞いていたらしいティアゴは顔をしかめていた。

 

 

リンゴ

「成人してまだ11日なのに、レドリー君、お家出ていっちゃって寂しくなるね」

 

ティアゴ

「そうだなぁ..急に家が静かになる」

 

リンゴ

「カトリーンさん、絶対寂しがってるから早くお家帰ってあげて」

 

ティアゴ

「…飲みは?」

 

リンゴ

「たまには早く帰ってカトリーンさんを優先して」

今帰っても早くはないけど..

 

ティアゴ

「……分かった」

 

ティアゴは残念そうにため息をつくと、周りに人がいないのを確認してから、リンゴをぎゅっと抱きしめた。

 

突然力強く腕に抱きしめられて、リンゴの胸が高鳴った。

 

 

リンゴ

(うう……やっぱり、ティアゴ君のこと好きだなぁ..)

 

自分の気持ちに嘘がつけない。

 

そもそもつけれるなら、一度別れたのに再びこんな関係になることもない..

 

リンゴはつま先立ちをして背伸びをするとティアゴの唇に自分の唇を重ねた。

 

 

唇が離れると至近距離で視線が絡み合う。

 

ティアゴ「………おじさんキラー」

 

リンゴ

「おじさんキラーといいますけど、こんな事する相手、ティアゴ君しかいないからね」

 

ティアゴ

「ふーん」

 

リンゴ

「ティアゴ君だって、パーシスさんとハーブをとりにいってたじゃん」

 

信じてないような声を出すので、思わずこの前見たことをまた口にしてしまった

 

 

ティアゴ

「いっっつも断ってたから、悪いなと思って初めて誘ったんだよ。リンゴだってローデリックやティム君やガブリエルにバルナバさん、バーニーさん、フョードルその他大勢と釣りやら採取やら行くだろ。もしかして、それ、全部浮気しにいってんの?」

 

リンゴ

「違います」

 

ティアゴ

「俺も同じ。」

 

リンゴ

「………分かった」

 

至近距離で視線を合わせティアゴに抱きしめられたままなので2人はハッとして離れた。

 

 

ティアゴ

「……帰ろうか」

 

リンゴ

「うん..」

 

ティアゴ

「そういえば、今日って、黒い魔物を討伐してちょうど一年だな」


リンゴ

「あ、そうだね。なんかこの前の事のように感じるけどもう一年経つんだ」


ティアゴ

「1年前のこの時間、荒野は炎に包まれて、国中にリンゴとXさんが戦死したって流れて大変だったんだからな」


リンゴ

「あははは、その節はご心配をおかけしました」


ティアゴ

「無事に2人が帰ってきてくれたからいいけど..前にも言ったけど俺より先に死ぬなよ」


リンゴ

「やだよ、私より長生きして?」


ティアゴ

「年の差考えろよー…それは無理だって。きっと俺はリンゴが熟年になる前に死んでるよ」


リンゴ

「え?ええー?!もっと長生きしてよ!」


ティアゴ

「俺だって、見守ってやりたいけどこればっかりは天命だし...っていうか、この議論するだけ無駄。いつ死ぬかなんてわかんねーのにwほら、帰ろう」

ティアゴの寿命はまだ分かっていません。


2人はエルネア城の前まできていた。


リンゴ

「おやすみなさい」


ティアゴ

「おやすみ。腹出して寝るなよ」


リンゴ

「子供扱いしないでよー!」


ティアゴは意地悪そうな笑みを浮かべると、背中を向けて帰っていった。