任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
知らない方の訃報から始まる2日。
大量にあるガゾ?を消費するためでもあるけど料理の説明文に美味しいとあるのできっとみんな喜んでいるだろう。
セシリアはカレー漬けだったリンゴに比べれば、色んなものが食べれて甘やかされていると思う。
ヴェルンヘルは基本的に畑仕事はしない..
なぜ?
リンゴ「それ、何を持ってるんですか?」
ローデリック「プリンだよ」
リンゴ「ローデリックさん、プリン好きなの?」
ローデリック「そうだけど。文句ある?」
リンゴ「いいえ..」
(かわいい..)
アスセナちゃんを見かけたのでキノコ狩りに誘ってみる。
山岳隊長コンビをチェックすると
やはり別々の行動をしていた。
せめて同じダンジョンに潜ってくれてたらいいのに。
今日は仕事はじめ。
導師になったティアゴ・バーナードの乾杯で魔銃師会は幕を開ける。
変態探索魔揃いの魔銃師会は、ダンジョンのあと飲むのだろう..
新人のダンジョンポイント稼ぎと、首位を独走でもしておいてほしいティアゴをダンジョンに突っ込む。
アスセナちゃんのレベルを考えるとアイテムを使いまくらないとそんなに進めないから無理をせず早めに切り上げる。この頃はアイテムをあまり使わない方針なのです。
イムピョン
「ぴゅぐるむい♪」
リンゴ
「なでなで…
イムピョンは今日もふにふにだねー♪」
可愛い!可愛すぎる!
最近、巷では変色した謎のイムがいるなんて噂になってるらしいけど。
突然帽子の上にからなでなでされた。驚いて振り返るとティアゴがリンゴのことを撫でていた。
ティアゴ
「イムかと思ったらリンゴだった」
リンゴ
「そんな間違いしないでしょー」
リンゴもティアゴの頭を撫でようと背伸びして手を伸ばすと避けられた。
簡単には撫でさせてもらえないようだ。
ティアゴ
「禁断の遺跡に行くんだけど一緒にどう?」
変態探索魔はまだダンジョンに潜るという。
リンゴ「うん、行く!」
このタイミングのスクショ、協力攻撃みたい。
協力攻撃とかあったら面白いのにね?
同じ職場なら「ガルフィン魔銃師会」とか名前のってそのまんまだけど
家族なら◯◯家の協力奥義、みたいな..
自分、ネーミングセンスない..
ティアゴ
「このあとどうする?みんなと飲む?…それとも違うことする?」
ダンジョンをクリアするとティアゴがあの部屋の転移石をちらりと見せた。
あの部屋の転移石は、一度部屋を使ったら返却する仕組みになっている。
リンゴ
「なにそれ、きゅ、究極の?選択…」
ティアゴ
「究極じゃないだろwじゃあ、飲んだあとに部屋行く?」
リンゴ「う、うん…」
よしよしとまた頭を撫でられて、リンゴも撫で返そうとするとやはりヒョイっと避けられた。
お風呂で汗を流したあとラナちゃんと軽く食事。この後飲むことをわかっているのかウィアラさんがスープにしてくれた。
夕刻酒場には、多くの魔銃師会のメンバーに、山岳兵団も数人きていた。
バルナバとバーニーの姿があった。
Xが二人を見てニヤリと笑って二人のいる席に勝手についたので、それを見たティアゴがリンゴの腕を引っ張ってXに続いた。
ティアゴとリンゴも乱入してきたのを見てXは楽しそうに笑った
X「いいところにきたわねー。今日はちょうどいいものを持ってきたの」
バルナバ
「いいもの?」
X
「バルナバが前に、リリーの生足をほとんど見たことがないと嘆いていたらしいから」
バルナバ
「そんな変な話、してたっけ?リリーちゃんの鎧姿以外をほんとんど見たことがないって話なら記憶にあるけど」
ティアゴ
「バルナバさん、そんなこと言ってたんですか」
Xのほうの話を支持してティアゴはにやっと笑った。
X「バーニーがバルナバとそんな話をしたって言ってたの。この前」
バルナバ「おい」
バルナバは横に座っているバーニーをぎろりと睨むとバーニーは涼しい顔で流していた。
バーニー「覚えてないなぁ..」
X「生足は写ってないけど、写真を入手したの!これ!」
テーブルの真ん中に一枚の写真が置かれる。
そこには女性の姿が映っていた。
写真に映っていたのは紛れもなくリンゴの母であるリリーだった。普段の鎧姿でらなく可愛らしい格好をしている。
リンゴ「お母さん、可愛い..」
バーニー
「鎧姿じゃない貴重な写真だね」
X「バルナバ、どう?」
ジッと写真を見ているバルナバにXが意味深な視線を送ると、バルナバは写真から視線を外した。
バルナバ
「どう?って聞かれても..可愛いと思うよ」
X「これじゃあ、物足りないのねー。じゃあ、今度凄いの見せてあげる」
バルナバ
「凄いの?リリーちゃんが魔物を叩き斬ってるやつ?」
それはそれですごい形相で斬っていそうだ。
X(バルナバの中のリリーのイメージ……)
X
「この前、リリーが若い姿でバトルアリーナに出たの。なんでか分からないけど、あの子、黒い水着をきてたのよ。その写真をいま手配してるから..」
リリー
「な、なんでアンタがそんな事知ってるのー?!」
いつのまにかテーブルの前に仁王立ちしたリリーがXを睨んでいた。
ティアゴ
「リンゴ、俺たちは店出よう」
不穏な空気にティアゴはリンゴに耳打ちする。
リンゴ「う、うん」
二人はそそくさと酒場を出た。店の外に出たところで二人は堪えきれずクスクス笑った。
転移石であの部屋に移動する。
今日は酒場には人が多くいるのでその賑わいの声が僅かに部屋まで聞こえてきた。
帽子と上着を脱ぐとティアゴは酒瓶をリンゴに渡してきた。
ティアゴ
「全然飲めてなかったからここで飲もう」
リンゴ「うん!」
満面の笑みで答えるとティアゴはリンゴの帽子をとって頭をくしゃくしゃと撫でた。
ティアゴ
「ほんっと素直で可愛いなー」
リンゴ
「……イムと同レベルに思ってない?」
ティアゴ
「ここは素直に言葉通りに受け取ってよ」
リンゴ
「ティアゴ君の本命は、ヴェルンヘル陛下だからなー」
ティアゴ
「あれは冗談だからw」
リンゴ「本当?」
ティアゴ「本当」
リンゴがティアゴの顔に手を伸ばして優しく唇にキスをした。そして首に腕を回して捕獲すると頭を撫でた。
リンゴ「やっと撫でれた」
ティアゴ「それ狙ってたの?」
リンゴ「だって、撫でさせてくれないから」
ティアゴ
「ったく..リンゴらしい」
二人は笑いあって、お酒を飲んだ。
穏やかな時間だった。
3日
マドックさんを釣りに誘う。
こうして釣りが出来るのはあと何回かな..
別れさせたい山岳隊長コンビ。
友好度をあげてさっさと別れてほしいのに
やつらは接触しない。
積極性がマイナスコンビのめんどくさいところである。
今年成人したばかりのリディアちゃんから差し入れ。ありがとう♪
エゴンからも差し入れ。美味しそう。
エゴンは髪色と肌色のせいか、なんだか顔色が悪くみえるような気がしてならないw
レドリーから鉱石を掘るドルムの誘い。
ドルムにいるからオッケーする。
レドリーと鉱石掘ったあとクレメンスに声をかけられる。
やはりレドリーとクレメンスは色違いな感じだ。
セシリアからも差し入れをいただく。
ありがとう♪
お昼からは評議会
議長はティアゴ
この二人が並んでる姿は貴重かもしれない..
なぜみんなでドルムに連れていく..
そういえば最近はアラルコスからピッツァの依頼を受けている気がする。他にも隊長はいるというのに..
彼をみるとピッツァを思い出すのだろうか。
今日はガラちゃんの誕生日なので食事に誘う。
リンゴ
「そうだ、誕生日おめでとう、ガラ
今日はお祝いだ♪」
ガラ
「ありがとう、リンゴ。
あとで火酒でとあけちゃう?」
リンゴ
「じゃあ、ここで誕生日をお迎えたガラに次の一年の抱負でも聞かせてもらおうかな」
ガラ
「えー……王国の人々の豊かな暮らしのために、これからも頑張ります……かな」
こうして美味しい食事を当たり前に食べれるのは自然の恵みとガラたち農場管理官の頑張りがあるからこそ。
いつもありがとうございます!!
リンゴ
「いいね、やっぱり日々の積み重ねが大事だよね」
ガラ
「抱負はともかく、これからも変わらない付き合いをよろしくね」
リンゴ
「もちろんだよ。これからもずーっとよろしくね」
リンゴとしてプレイする最後の年。
できるだけ親友の誕生日をこうして酒場で祝い、友人たちとも交流したい..
だが、ダンジョンポイント2万達成が気になってなかなか交流に集中できない..
セシリア時代はのんびり過ごしたいな..
食事が終わったところで、ティアゴがウィアラさんと話をしてお金を渡していた。
リンゴ(……部屋の予約と口止め料…)
話を終えたティアゴと目が合った。お互いなんとなく気まずくなった。
リンゴ「……負けた方が」
ティアゴ「酒代おごる」
ガラ「なにかの合言葉?」
目が合った二人が突然言い出した言葉にガラは首を傾げた。
リンゴ
「今日も負けた..」
ティアゴ
「わざと負けてんの?」
リンゴ
「ティアゴ君、先制とる確率高いんだもん」
ルーク、セシィーとダンジョン。
セシィー
「最近、リンゴちゃんとティアゴさん、練習試合頻繁にしてるんだって?しかも酒代を賭けて」
リンゴ
「はい、ほば私が負けてます」
ルーク
「…リンゴ、龍騎士なのに、負けてるの?」
グサリと痛いところを突かれた。
リンゴ
「先制とられたら自分のターンこないんだもん」
*試合の勝敗は、特にいじることもなく実際行った結果に基づいております。
後にわかったことですが、ティアゴはグリニーとエレクの因子持ちだということが分かりました。カーネイ因子だとばかり思っていたけれど..
パスワード発行して、そのデータで調べたのでオリジナル?と誤差がある可能性はありますが、そのため先制がとりやすいのかな?と勝手に推測したけどたまたまなのか?
リンゴの友人関係が騎士隊より山岳に偏ってるせいもあり、リンゴの練習試合の勝率はかなり悪くなっています..
そのあとローデリックとティアゴと。
トラップに、リンゴだけが引っかかると、ローデリックがボソリと
「鈍臭い」
と無表情で呟いた。
リンゴ(ローデリックさん…💢)
しばらく進むとローデリックのみがトラップが引っかかった。
リンゴ
「鈍臭いのはローデリックさんも同じですね?」
ニヤリとリンゴが意地悪な笑みを浮かべる。
ローデリックとリンゴはバチバチと火花を散らして睨み合っていた。
ティアゴ
「ダンジョンで喧嘩をするな」
またしばらく進む。
敵もトラップもそれなりに厄介になってきたところで、トラップがリンゴの頭上に現れたところをローデリックが気づき、リンゴを蹴っ飛ばした。
リンゴ
「わぁ!」
トラップのダメージは免れたが、リンゴの身体は隣にいたティアゴに激突し、二人は水の中に倒れた。
ティアゴ
「ローデリックー!お前、これ、2回目だぞ!」
倒れた二人はぐっしょりと濡れていた。
ローデリック
「つい足が出てしまった」
リンゴ
「グショグショだぁ..」
ローデリック
「悪い…お詫びに今日は二人に奢る」
ティアゴ
「ローデリックが奢るだって?明日は嵐になりそうだ」
ローデリック
「二人に奢ってもらったことあるし。奢られたままじゃ呪われそうだし」
全身ずぶ濡れになったのもあって、ダンジョンはこの階で終了した。
ティアゴ
「まったく、ローデリックのやつは..風呂いってくる。リンゴも入らないと風邪ひくよ」
リンゴ
「そうする…」
びしょ濡れのリンゴとティアゴが浴場に向かってるとアラルコスとイマノルに遭遇した。
二人がずぶ濡れなのを見て
アラルコス
「また雪合戦?二人とも飽きないね」
もう春だけど..
リンゴとティアゴは年甲斐もなく雪合戦みたいなことをして、ずぶ濡れで酒場に避難したことがある。そこを飲んでいた山岳兵団に目撃されたw
ティアゴ
「雪合戦じゃないですよ..ローデリックにやられました。そこどいてもらえます?」
お風呂から上がって酒場に行くとローデリックが待っていた。
ローデリックがやたらリンゴに酒を勧めてきた。
リンゴ(潰される..)
ティアゴ
「リンゴは酒に弱いからあんまり飲ますなよ」
ローデリック
「この人が潰れたら困るの?」
ティアゴ
「困るとかそういう問題じゃない..そういえばローデリックの奥さん、騎士隊に志願してなかった?」
ローデリック
「志願してる…ラストチャンスだとか言って」
リンゴ
「ローデリックの奥さんが..?おうえんしなきゃ」
酒が回ってきたところで今日はお開きになる。
酒場から出て噴水広場で
ローデリック
「同じ方向だから送ろうか?」
とローデリックがリンゴに言ってきた。
リンゴ
「えっ..」
どうしようと思って思わず一瞬ティアゴをみると
ローデリック
「…なるほど。おやすみ」
ローデリックはニヤリと笑って去って行った。
リンゴ「……」
ティアゴ「……」
リンゴ「え…?」
酔っ払ってるので頭の回転が追いつかない。
ティアゴ「…部屋で話すよ…」
転移石で部屋に移動すると、ティアゴは上着と帽子を脱いで、無造作に投げ捨て、ついでにリンゴの帽子を脱がせてくれた。リンゴの帽子はシワにならないようにきちんとテーブルの上に置いてくれる。
リンゴ
「…ローデリックさん、気づいてる?」
ティアゴ
「……去年、ローデリックと二人で飲んだ時に、俺、少し酔ってて…その…女性をここに連れ込むにはどうしたらいいかなーなんて話をした..」
リンゴ
「___そういえば、ローデリックさん、女がいたら出来ないような話をティアゴ君としたって言っていたような」
ティアゴ
「流石に相手の名前は言ってないけど…察したか..」
リンゴ
「ティアゴ君がそんな話をするんだね..意外」
ティアゴ「酔っ払うって怖い..」
ため息をつきながらティアゴはベットに腰を下ろした。
リンゴ「ローデリックさんはなんて答えたの?」
興味本位で聞きながらリンゴはティアゴの横にちょこんと座った。
ティアゴ「殴るとか、薬盛るとか」
リンゴ「それはヤバイ...」
どっちもアウトだよ
2人のこの会話を聞いてみたいものだと思った。
ティアゴ「それより」
ティアゴはリンゴの身体をベットに押し倒した。
ベットの上に倒され、視界には白い天井とティアゴの顔が至近距離にある。
首筋に口づけをしてきた。
リンゴ「ーーんっ」
首筋に与えられる刺激にピクリと身体が反応する。
ティアゴ
「今日はやけにローデリックと
仲が良かったね?」
リンゴ
「あ、あれのどこが仲いいの?!」
強引なティアゴにドキマギしつつ、異を唱える。
ティアゴ
「ローデリックはなぁ、親しくないとあんな風に絡んでこない奴なんだよ」
子供のようにムスっとした顔をしているティアゴの様子がリンゴにはとても可愛く見えた。
リンゴ
「ティアゴ君、妬いてるのー?」
クスリと笑うとティアゴの手がリンゴの服のボタンに触れて器用に外していく。
ティアゴ
「…途中でやめてって言っても逃がさないからね」
それ以上リンゴは生意気な口をきくことはできなかった。
この部屋でリンゴはティアゴにかなわない。
あとがき
ツイッターには出していますがバトルアリーナのリリー
なんで水着にしたのか自分でもよく分かりませんが出来心でしょうかw
ツイッターの連動ができなくて、アメブロからツイッターに多分飛べません..
ツイッターの方も同じ名前で
エルネア王国で検索するとすぐに出ると思います。たまに呟いていますのでもし良かったらのぞいて下さい。
イラストとか書いてる人たちのすごいことすごいこと..自分には真似できないので見て癒されています..!