任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
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いよいよ、バグウェル戦を迎えます。
バーニス
「何してるの?」
リンゴ
「今日はバグウェルが来るから王立闘技場に試合を見に行こうかなと思って」
バーニス
「・・緊張してるんだね。バグウェルと戦うのは、リンゴだよ?」
リンゴ「そうなんだ..」
バーニス「・・・」
緊張のせいで話が噛み合わないようです。
いよいよ、始まります。
「皆さまお待ちかね、4年に1度のこの日、
我がエルネア王国の護り龍たるバグウェルに」
「王国最強の武人たる勇者が、全身全霊を賭けて挑みます」
「リンゴ・ラウルさん!」
大歓声に応えるリンゴ。
「さて、上空に強い翼の音が近づいて参りました」
「わが王国の護り龍として300年以上生きるバグウェル・ミルネオス!」
「4年ぶりのこの日を待ちわびたぞ..」
「人間よ、アベンの森の魔獣よりは楽しませてくれるのであろうな」
バグウェルの挑発に、リンゴはにこりと微笑みました。
リンゴじゃ不敵な笑みにはならないw
「バグウェルの、本年は、ここに控えるリンゴ・ラウルがお相手致す」
ヴェルンヘル
「ねぐらの森で夕食を捕らえるようには行かぬぞ」
バグウェル
「4年も待たされるのだから、そう願いたいな」
「ハハハ!
勇者リンゴ・ラウルよ、遠慮はいらぬ」
「この不遜な龍を闘技場の床に叩き伏せてみせよ!」
「陛下のご命令のままに!」
お守りはあえてつけません。
体力をかなり削られたけど、
リンゴがなんとかバグウェルから勝利をもぎとります。
「勝者、リンゴ・ラウル!」
闘技場に大歓声が響き渡った。
バグウェル
「人間にしては中々の腕前だったではないか」
「今日の勝利をたたえ、そなたには『龍騎士』の称号を授ける」
「伝統ある称号、ありがたく拝領致します」
「ではまた4年後。楽しみにしておこう」
リンゴ(トカゲみたい..)
勝利後、一番近くにいたバルナバに声をかけてみる。
リンゴ
「勝ったよ!シズニの神のご加護あんまり信じてないけどそれにみんなの応援のおかげだよ!ありがとう!」
バルナバ
「おめでとう!人間がバグウェルに勝つなんて、本当に、王国民としても誇り高いよ!」
四年前に自分が言った台詞を、バルナバの口から言われてリンゴはじーんとした。
モーディさん。
イラリオ
「おめでとう!!まさかバグウェルに勝つなんて本当に凄いよ」
リンゴ
「みんなの応援のおかげだよ!ありがとう!」
アルフォンソ君も。
アルフォンソ君はいつも差し入れやプレゼントをくれたりと本当に優しい。
恋人がなかなか出来ないヘリナも。
ヘリナ
(リンゴちゃんっていつも俺のこと憐れな目で見てる気がするのは気のせいかな..)
バルナバの姪っ子のエリーナさん。
エリーナ「おめでとう!」
リンゴ
「みんなの応援のおかげだよ!ありがとう」
アマベルも。
みんなありがとう。
リンゴ「・・・」
リンゴはチラッと交友欄からティアゴの居場所を見てみた。
バグウェル戦のムービーには映ってないけど
一応試合は見にきている...
場所を移動してキノコ狩り。
セラフィーナちゃん。
Xさん。
X
「今日の試合おめでとう。」
リンゴ
「みんなの応援のおかげです」
X「試合中ね、ティアゴったら、見てられないって闘技場の隅っこに行っちゃったのよ」
可笑しそうにXは笑った。
リンゴ
「そうなんですかw」
(負けると思ったのかな?)
セシリア
「ママ、おめでとう!!バグウェルに勝っちゃうなんて凄いね!」
リンゴ
「セシリアの応援のおかげだよ、ありがとう」
気まぐれに闘技場に再び向かう。
そういえば、ずっと放置されていた花束が、なくなってるなーなんて思っているとゴライアスがおめでとうと声をかけてくれた。
スクショを撮るタイミングが悪かったかおかしなスクショになり、下画面に見知った奴の姿がうつる。
ティアゴ「こんにちは」
リンゴ「こんにちは」
この出だしは、またキノコか、坑道か...
試合後くらい、おめでとうって言ってほしかったなんて思っていると
ティアゴ
「おめでとう!!
オレたちの代表にふさわしい、最高の試合だったよ!」
リンゴ「・・!」
ほかの誰からも言われたことのない台詞だった。
Xからもおめでとうと言われたが、この台詞じゃなかったし。
リンゴ
「ありがとう!
シズニの神のご加護、それにみんなの応援のおかげだよ!」
(ティアゴ君..なにその台詞..今までで一番嬉しい言葉だよ..!!)
リンゴ
(この笑顔にさっきの台詞、最高のご褒美だ..)