任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
18日 エルネア杯決勝戦。
対戦カードはこちらです。
エルネア杯が始まるまで、バーニスちゃんが決勝戦に上がってくるなんて思っていなかった。
(リリーかルークが上がってくるとばかり思ってた)
リリー時代とリンゴ、二人のPCの親友との対戦となります。
決勝戦、大好きな丸ごとパチャグラタンで気合いをいれるリンゴ。
トーナメント表を見てしっかり戦わなきゃとリンゴは心に刻んだ。
(敗れた人たちの分もしっかり戦わなきゃ)
『一瞬の気の迷いが自分や仲間の命を危うくする』
リンゴ
(どんな戦いも、迷ったらダメなんだ..
ティアゴ君との対戦は、油断してたわけじゃないし負ける気なんてなかったけれど、迷いが本当になかったのかって言われたらよく分からない..)
探索が出来なくなる昼までダンジョンへ。
セシィーとティアゴを誘う。
セシィー
「いよいよ決勝戦だね、頑張ってね」
リンゴ
「はい!頑張ります」
衣装がドロップしたけど、何着も持ってるやつ..
なぜ落ちる衣装が偏るんだろう。
リンゴ
「今日、夕方から試合だから応援にきてね?」
ティアゴ
「もちろん。ミラー隊長との試合だから楽しみだよ」
リンゴ「・・・」
ティアゴ
「・・やっぱり昨日の気にしてるの?」
リンゴ
「き..気にしてなんかないよ。なんのこと?」
ティアゴ
「ミラー隊長のこと殺すなよ?」
リンゴ
「そんなことしないよー!」
ティアゴ
「あんなの社交辞令に決まってるでだろ。リンゴのほうが可愛いよ」
笑顔を浮かべ、まるで小さな子をあやすように言うとティアゴはリンゴの頭を撫でた。
リンゴ「〜〜〜〜」
どこまでも人の心を見透かしてくるティアゴに、悔しいやら嬉しいやら複雑な感情を浮かべた瞳を向ける。
(ティアゴくん...そんな事言うのズルイ..!)
リンゴ
「それも社交辞令なんでしょう...」
ティアゴ
「なんで俺がリンゴに社交辞令でそんなこと言わなきゃならないの?」
セシィー
「・・・・・」
リンゴ(そうだ!セシィーさんすぐ近くにた..)
セシィーの存在を忘れて話していたのでリンゴはヒヤリとした。
ティアゴ
「セシィーさん、うちの導師は可愛いですよね?」
まるでうちのイムは可愛いですよね?というノリでセシィーに聞いてきた。
セシィー
「え?!う、うん、リンゴちゃんはかわいいとおもうよ..」
リンゴ
「ティアゴ君!へ、へんなこと、言わないでよ!」
リンゴは困惑して顔を赤くさせた。
セシィー(??????)
リンゴ
「セシィーさん夕方からの試合応援きて下さいね♪」
気を取り直して、リンゴはセシィーに応援要請。
セシィー「う、うん!もちろん行くよ」
リンゴとティアゴが去っている背中をセシィーは不思議そうに見ていた。
そこにヴェルンヘルがやってきてキノコ狩りに誘われたのでリンゴは同行した。
ヴェルンヘルとキノコを採っていると、
バーニスがやってきた。
そして
バーニス
「今日の試合、負けないからね!」
リンゴは目を見開いてバーニスを見つめる。
リンゴ「こっちこそ負ける気がしないな」
バーニス「お互い手加減無しだからね」
リンゴ
「もちろん!
試合で決着をつけてあげる」
二人は旧市街の森でバチバチと火花を散らした。
セシィーはこっそりとリンゴの後をつけていた。
(リンゴちゃんが前に言ってた相手ったまさかティアゴさん..?でも終わったって言ってたはずなのに)
ブラブラしていたリンゴが釣りをしていたティアゴに話かけている。
ゼルの実に、チョコブロック、チョコナッツタルトの話..
リンゴ
「今、秋だね」
ティアゴ
「あー...なにを考えているのか分かったよ」
リンゴ
「パッチャが出る季節だね」
ティアゴ
「そう言うと思った。そう言われるとパチャグラタン食べたくなってきたなぁ」
リンゴ
「パチャクッキーもいいけど、やっぱりパチャグラタンだよねぇ」
ティアゴ
「パチャとシシンのパイもなかなか美味しいと思うよ」
リンゴ
「それは最近食べてないなぁ。夢の中で差し入れした気はするけど..今度作ろうかな」
セシィー (食べ物の話しかしていない..!)
二人の話は終始、パチャ料理の話題ばかりだった..
セシィー
(さすがにそれはないか..ティアゴさんとリンゴちゃんはリリーさんとルークさんみたいな兄と妹のような関係だもんね..)
移動しているとバーニーさんを見かけたので応援要請。
試合にこないのは分かっていますがw
バルナバも試合にこないことは承知しておりますが一応応援してもらう。
ありがとう。
ギオルギーの奥さん、マルセラちゃん。
マルセラ
「今日はいよいよエルネア杯の決勝戦だね」
リンゴ
「どっちが優勝するか終わってみなきゃ分からないけど王国の代表を決めるのにふさわしい試合を期待したいよね」
マルセラ
「いやいや、出るのリンゴちゃんだよw」
突っ込まれて当然ですね。
さて、エルネア杯の決勝戦です。
ティアゴの背後にある花束は、誰にも拾われることなく終わるのでしょう。いつ拾われるか期待していたのに(?)
ドルム山岳兵団 兵団長 バーニス・ミラー
ガルフィン魔銃師会 魔銃導師
リンゴ・ラウル
両者、緊張した面持ちで中央に向かって歩き出す。
バーニスとリンゴが向き合った。
お互い、背負っているものがあるから負けられません。
試合開始です!
あえて不利な銃のまま、御守りはヴィスタの宝剣です。
先制を仕掛けたリンゴは
そのままバーニスを闘技場に沈めストレート勝ちした。
斧相手に次のターンまで持ち越しはありえません。
歓声が響き渡るなか、バーニスがヨロヨロと身体を起こした。
ヴェルンヘル
「見事優勝を勝ち取ったリンゴ・ラウルよ」
「わが王国を代表する勇者にふさわしい技量、見事であった」
「よって、ここに『勇者』の称号と、勇者が持つにふさわしい武器と秘伝の技を授ける」
リンゴ
「身に余るお言葉、重畳に存じます」
エルネア杯の決勝戦は、こうして終わった。
四年前に比べたら、平穏で平和で、まるで四年前の騒動が夢だったようなそんな気さえしてくる。
アンヘラ
「今日の試合おめでとう!」
リンゴ
「ありがとう、アンヘラちゃん!みんなの応援のおかげだよ♪」
試合のあとは、娘と食事。
セシリア
「ママかっこよかった!!」
リンゴ「そう?セシリアの応援のおかげだよ」
食事を終えて酒場をでると、バーニスちゃんがいた。
バーニス
「おめでとう。今日はいい試合だったよ。
次は負けないけどね」
リンゴ
「ありがとう。いい試合だったね。いつでも相手になるよ」
二人は笑みを浮かべ、お互いの健闘を称えあった。
ガラちゃんからも祝福の言葉。
ガラ
「今日の試合おめでとう!」
リンゴ
「ガラちゃん、ありがとう♪」
クレメンス
「今日の試合おめでとう!」
リンゴ
「ありがとうー!クレメンス」
セシリアと探索と試合の汗を流します。
お風呂から出たところにティム君。
ティム
「今日の試合おめでとう!」
リンゴ
「ありがとう、ティム君」
ティム
「まさか優勝するとは思わなかったよ。..ティアゴさんのことも破るし」
リンゴ
「アハハ、ティアゴ君とはやりにくかったけどね」
ティム「二人とも外してたね..」
リンゴ
「緊張してたんだよw」
(これはしばらく言われるなぁ..)
イムピョンも声をかけてくれました。
まるで優勝を祝福してくれてるみたい。
可愛い♪
ありがとう、イムピョン。
ウロウロしていると
またキノコ狩りかな?
ティアゴ
「今日の試合、おめでとう!」
ジェレマイア戦では試合にきてたくせに、お祝いしてくれなかったけど今回はお祝いの言葉をかけてくれた。しかも夕刻4って、じらすな..
リンゴ
「・・日頃の鍛錬のたまものかな
勝てて良かったよ」
ティアゴ
「次も勝てるよう応援するよ。
がんばってね!」
リンゴ
「もちろん♪ありがとう」
(この言葉と笑顔がご褒美だよ..)
リンゴ「あ」
ティアゴ
「どうした?」
リンゴ
「・・・・ティアゴ君、覚えてる?イマノルと一緒にいたときにパサパサパンの話したこと」
ティアゴ「なんとなく覚えてるけど..」
パサパサパンなどの王族をのぞく男子のみが知る入手方法を教えてほしいと言ったとき「色仕掛けくらいしてくれなきゃ教えられない」というようなことをティアゴは言っていた。
リンゴ
「あの時ティアゴ君、色仕掛けくらいしてくれないと教えられないって言ってたよね?」
ティアゴ
「・・言った、けど・・」
リンゴ
「色仕掛けくらいしないと教えられないって言ってたけど、
身も心もティアゴ君に捧げたのに教えてくれないの?」
ティアゴ
「ちょ..へ、へんな言い方しないでよ..」
ティアゴはキョロキョロと周囲を気にした。幸い今は周りに誰もいなかった。
リンゴ
「あんなにスケベなことを私にしたのに教えてくれないんだ..」
ティアゴ
「・・そーゆー関係だったんだからするだろ..」
リンゴ
「教えてくれないんだ
私、弄ばれたんだ...」
ティアゴ
「俺がリンゴを弄んでたように見える?!」
リンゴは上目遣いでジッとティアゴの目を見た。
ティアゴ
「・・疑ってるの?」
困ったようにティアゴは眉を下げている。
リンゴ
「ティアゴ君のことは信じてるよ。この国で一番の忠臣だと思ってる」
淀みなく、はっきりと信じてる、と言うリンゴの態度に、ティアゴは負けた、という風に小さなため息をついた。
ティアゴ
「・・・じゃあ、リンゴがバグウェルに勝ったら教えるよ..」
(むしろリンゴがそれ目的で俺とそんな関係になったみたいになってないか?)
リンゴ
「本当?!」
ティアゴ
「本来、王族と女性には秘密なんだから、教えたらマズイんだからな..うーーん、教えたらやばいなぁ..」
言ったそばから約束したことをティアゴは苦悩している様子だった。
ティアゴ
(リンゴには甘いんだよなぁ..)
そこにレドリーがくさい状態で乱入してきた。
レドリー
「今日の試合、おめでとう!!」
リンゴ
「ありがとう、レドリー君」
レドリーがそのままリンゴに抱きつこうとするのでティアゴはレドリーの服を掴んだ。
ティアゴ
「待て。レドリー、くさい状態で人に声をかけるなって何度言ったら分かるんだ」
レドリー
「だって、すぐそこの草むらで虫探してたらイムのフンがあったんだもん」
ティアゴ
「今からお風呂行こう。リンゴ、お風呂いくからまたね。それとも一緒に入る?」
ニヤリと笑うティアゴにリンゴは恥ずかしそうに
リンゴ「は、入りません!」
と、そっぽを向いた。その様子を見てティアゴは微笑しながらレドリーと浴場に向かって行った。
あとがき
少し前から、ラジオのように聞いているYouTubeの動画があります。
人狼殺
といいます。
村人の中に、人を襲撃する人狼がいて、それが誰なのかあてるゲーム。
順番で話をしていき、誰か人狼か投票して票の多い人が、毎日吊るされていきます..
吊るされるといっても怖いことはなにもありません。
ボイス人狼なので、個性的な人が出ている動画は聞いているだけで楽しいです。
ミッキーのモノマネしていたり、宇宙戦艦ヤマトの主人公?のモノマネ(元が自分は知らないんですが似ているみたいです)
これがおもしろい。
人狼殺で有名なのは
ねむりのたくまさん
ましゃかりさん
プテラたかしさん
オッドアイさん
中でも、私が面白くて寝る前にとかに音楽の代わりににして聞いているのが
ましゃかりさんの神々の戦いです。
こんなに個性的な人ばかり集まるなんて、
神回という表現がぴったり。
これを見て人狼殺はライブでもよく見ているくらいです。
私はルールを知らない状態で見たけど、問題ありません。
この動画は絶対オススメです!
難しい内容ではありません。
みんなが変な役を演じていてただ面白いです。
時間が長いので、お時間がある時に見て下さい。
あ、最初の自己紹介の部分だけできっとこの面白さが分かるはず。