212年 爆弾魔 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


スプラトゥーン2フェスお疲れ様でした!!

 
 酢豚にパイン  ナシ派とアリ派


ナシ派の勝利でした。


今回は圧勝でした。フェスって私が入るところが負ける確率高いので、連続で勝って嬉しいです。

勝っても負けても楽しみたい気持ちはみんな同じ

って誰かが言ってました。
ナシ派の方もアリ派の方もお疲れ様でした
ヾ(@^▽^@)ノ


来月がラストフェス?

寂しいなぁ...。フェスなくなると過疎りそう。




でリンゴはイムになりたいと言っていましたが
そういえば子供時代も言ってました

image
 
 イムになれたらいいのにね...

イムもウィアラさんたち同様、不老不死?なんでしょうか...

エルネア、触れてはいけない事案ですね...きっと



本編になります。


 

 
帰宅するとバーニー&バーニスコンビが訪ねてきた。
 
バーニス
「怪我の具合はどう?大丈夫?」
 
リンゴ
「平気だよー。ゲートの敵殲滅お疲れ様でした」
 
バーニー
「エルネア城の殲滅ありがとう..結局休んでられなかったんだね」
 
リンゴ
「すぐに殲滅できたのであとは寝てられたので大丈夫ですよー」

 
二人はセシリアに話しかけたあと、仲良く帰っていった。
 
バーニス&バーニーコンビは本当に仲良しだと思う。
 
よく二人で歩いているし、こうして二人揃って尋ねてくるし..
 
 

 
セシリアを抱っこしたら泣かれた。
 

 
悲しいのに、
 
泣いてる姿も可愛いと思ってしまう..

 
 夫婦ふたりで泣いてる赤ちゃんを必死であやしてるみたいw

 
27日
 
ティアゴ君が暇そうに歩いていたから釣りに誘ってみる。

 
 
ティアゴ
「爆弾魔のパトロールのことだけど、縮小して騎士隊が少人数ですることになったから」
 
リンゴ「そうなんだー。了解」
 
しばらく出現していないからもう出ないだろうということなんだろうか。
 
この時リンゴはあまり爆弾魔のことを気に留めてなかった。
 
 

 
レドリー
「リンゴちゃーん!!」
 
レドリーは無邪気にリンゴの胸に飛び込んできた。
 
くさい状態だけど、こんなに懐かれているとそんなことは許してしまいます。
 
リンゴ「元気だねー」
 
レドリー「怪我大丈夫?痛くない?」
 
リンゴ
「大丈夫だよ。心配してくれてありがとね」
 
リンゴはレドリーの頭を撫でた。

レドリー
「僕のせいで怪我させちゃってごめんね」

リンゴ
「レドリーのせいじゃないよー。それにレドリーが無事で本当に良かった」

リンゴの胸元でじゃれつくレドリーにリンゴは微笑んだ。
 
ティアゴ
「..レドリー、くさい状態で人に抱きつくな」
 
ティアゴはレドリーをリンゴから引き剥がした。
 
レドリー
「だって、リンゴちゃんにくっつきたいんだもんー!離してー!」
 
ティアゴ
「リンゴ、レドリーを風呂に入れてくるよ」
 
ティアゴは暴れるレドリーを片手でヒョイっと担ぎ上げた。
 
ティアゴは華奢な身体つきだけど、こういうところはやはり男性だなとリンゴは思った。
 
リンゴ
「うん、ごゆっくり。レドリー君パパとお風呂入っておいで」
 
レドリー「分かったよぉ」
 
レドリーは口を尖らせてながら渋々頷くと大人しくなってティアゴに連れて行かれた。
 
 
夕刻、ヴェルンヘルに挑まれる。
 

 
ヴェルンヘルは剣で、リンゴは魔銃師なので銃装備。

 
レベル差もあるから、当然こうなります..

 
 
 
あれ?

 
バルナバとルクレーシャも練習試合にきたようです。
 

 
この表示だと..多分
勝者はバルナバ..かなあ?
 
前にティアゴと勝負したとき、勝ったティアゴにビックリマークが出ていたし..

 
ルクレーシャさんに練習試合を申し出てみます。

 
先制をとられて

 
 
負けたww
 
ほぼカンストか、カンストしているルクレーシャに斧に不利な銃で挑むのは無謀すぎた。
 
 
 
 
 
 
 
 
平穏な日常が、やっとかえってきたと思っていた。
 
 
帰宅が遅くなってしまい家路に急いでいると、人影がみえた。家が全くない方向へ小走りで向かっていく。
 
 
リンゴ(誰..だろう)
 
胸騒ぎがして、その人のあとを追う。
 
 
 
リンゴ(ここは..)
 
 
魔物がわんさくいる外と、エルネア王国の境にある門。壁に覆われていて、門をくぐると魔物がいる荒野、外壁をのぼると上から荒野を見渡すことができる。
 
ここは、爆弾魔の出る場所だった。
 
 
リンゴは息をひそめて、梯子をよじのぼり、外壁に登った。
 
 
誰もいないなとしばらく歩いていると、前方に人影があった。
 
 
暗くてよく見えなかった。
 
 
リンゴ
「そこにいるのは、誰ですか?」
 
雰囲気から騎士隊のパトロールの人ではないことは明らかだった。
 
 
人影は何も答えない。
 
息をのんで、こちらのほうを見ていることが雰囲気でわかる。
 
 
 
リンゴが一歩踏み出すと、雲と雲の隙間から月の光が差し込んで、リンゴたちを照らした。
 
 
目の前の人の手には爆発物と思われるものが握られていて、お互い無言で見つめていた。
 
 
リンゴ
「・・・なんで、あなたが・・」
 
 
被害がないのだから、爆弾魔は捕まってもたいして罰は受けないだろう、誰かがそう言っていた。
 
だけど、
 
目の前にいる人はどうだろうか。
 
 
梯子を登る足音かすかにした。
 
 
ここにいる人影に気づいて登ってきたのかもしれない。
 
 
リンゴ「___転移魔法で逃げて」
 
捕まえる立場にあるリンゴから出た言葉に逃げてという全く逆の言葉だった。
 
 
「転移できない・・・」
 
その人は絶望的な声を出した。
 
「えっ・・・」
 
転移魔法の反応がなかった。
 
 
以前、リンゴが魔銃導師の居室に忍び込んだとき、侵入者に気づいたティアゴが仕掛けた機械で転移出来なくなった時と全く同じだった。
 
転移できないのは、Xが関わっていると瞬時に判断し、リンゴは、その人から爆発物を奪うと、背中を押した。
 
 
「早く逃げて、私が時間を稼ぐから」
 
 
その人が走り去るのを見届けてから、リンゴは爆発物を荒野に向かって放ると、魔銃でそれを撃ち抜いた。
 
 
爆音が響きわたり、荒野を爆風が駆け巡る。リンゴにも爆風が吹いてきて、熱風にリンゴは顔をしかめた。
 
 
すぐに人の気配がした。
 
月明かりでお互いがよく見えた。
 
 
 
ティアゴ
「・・・なんで、ここにいる?」
 
聞き慣れた声が戸惑いを隠しきれずにいた。
 
 
敵を欺くなら味方からとはよく言うなと思った。
 
 
 
騎士隊がパトロールすると言っていたのに、
 
魔銃師会のティアゴとXがそこに立っていて、リンゴを見つめていた。
 
X
「ど、どういうこと?リンゴちゃんが、爆弾魔なの?」
 
Xは困惑していた。
 
 
リンゴ「・・・」
 
ティアゴ
「・・リンゴ、説明してくれる?爆弾魔がいた場所になぜいるのか。リンゴもパトロールにきてくれたの?」
 
そうだってあってくれというティアゴが思っていることがリンゴにはよく分かった。
 
ティアゴの言う方が正しいが、リンゴは頷くことはしなかった。
 
 
 
 
さっきの人が爆弾魔と呼ばれる人なのは明白だった。
 
でも、リンゴにはあの人を捕まえることも
 
あの人のことを二人にいうことは出来なかった。
 
 
 
リンゴ
(私はヴェルンヘルに約束した...ヴェルンヘルを守るって...あの人が捕まったら、ヴェルンヘルは...)
 
 
リンゴ
「そんなの聞かなくても分かるでしょ」
 
 
リンゴはため息をついてから、二人を真っ直ぐに見つめた。
 
 
「私が、みんながいう爆弾魔なんだよ」
 
 
 
 
 
絶句したティアゴとXを、リンゴは感情を押し殺した目で見つめる。
 
 
冬の冷たい風が三人を吹きつけていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
あとがき
 
いつも拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
 

 
 
 
 
爆弾魔は一体誰だか、分かるでしょうか。
 
多分、簡単に分かっちゃうだろうなぁと思っています。
 
爆弾魔の正体は次回、その次番外編の予定です。
 
番外編ではローデリックがリンゴが嫌い?苦手?な理由があきらかに?
 
などの予定です。あくまで予定です!
 
 
風邪ひいちゃったみたいで体調がよくないので、
出来上がり次第のアップとなります。
 
暑いからといって皆様あまり薄着で寝ないよう、気をつけてくださいませー(>_<)