211年 太陽と月 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。




今日もヴェルンヘルは、指輪を持ってウロウロしていた。








ヴェルンヘルはいつもにこにこで話しかけてくれる。



ヴェルンヘル

「今日も日差しがまぶしいね..でも、リンゴの笑顔のまぶしさには及ばないな♪」


リンゴ
「ありがとう♪
あたしの太陽は.....ヴェルンヘルだよ♪」




リンゴ「それ、何を持ってるの?」




ヴェルンヘル
「えっと...エンゲージリングだよ..」



リンゴ「・・・」



ヴェルンヘル「・・・」





??「禁断の遺跡行こうー!」
聞きなれた声がどこかでした。


??「えっ..いや、遠慮します..」

振り返ると、少し離れた場所で、セシィーに誘われて困っているティアゴがいた。

ティアゴと目が合った。視線の理由を察して、リンゴはヴェルンヘルの後ろに隠れた。

ヴェルンヘル「どうしたの?」

リンゴ「ここにいれば多分安全だと思うの」

セシィー
「・・リンゴちゃんは忙しそうだね。ティアゴさん行こうー」

ティアゴ「俺は断ってるんですけど..」
(リンゴの奴、逃げやがった..)


セシィーはティアゴを無理矢理連れて禁断の遺跡へと向かっていった。



リンゴ(あとで恨み言言われそう..)



ヴェルンヘル
「リンゴってティアゴさんと昔から仲良いね」


リンゴ「え、、そうかな?子供の時から知ってるからお兄さん的な存在?」
内心どきりとしながら、平静を装って答える。


ヴェルンヘル
「母上から聞いたよ。あの人、レッドとかいう人からリンゴのこと助けてくれたんだよね?」

リンゴ「知ってたんだ..」

ヴェルンヘル
「つい最近聞いたんだ。王位継承者だから、知っておかなきゃならないこともある..」

リンゴ「そうなんだ」

ヴェルンヘル
「母上に、Xさんのティーレマン家、ティアゴさんのバーナード家、それからフォード家をくれぐれもよろしくと頼まれたよ。俺が知らない所でみんなが尽力してくれたこと、感謝してるよ。」

次期国王らしい言葉だった。

リンゴ「ヴェルンヘル...」

ヴェルンヘル
「ティアゴさんは、損な役回りだね。矢面に立ってくれたおかげで母上はあまり悪く言われなかったけどティアゴさんは..未だに色々言われてる。バーナード家は親戚だし、リンゴの命の恩人なら必ず守るよ」

リンゴ
「ありがとう。..ん?でもバーナード家なんか危ないの?」

ヴェルンヘル
「リンゴ気づいてないの?バーナード家は、ティアゴさんのお兄さんはラウル姓になったから、もうティアゴさんの家族しかバーナード姓はいないんだよ。イラリオ君、レドリー君が万が一違う姓になったら消滅しちゃうよ..」

リンゴ
「知らなかった..さすがヴェルンヘルだね、そんなことまて把握してるなんて」

ヴェルンヘル
「一応、国民のことは把握してるだけ。次期国王の仕事なんだ」

リンゴ
(のんきな性格だからぼーっとしてるだけかと思ったら、ヴェルンヘルはヴェルンヘルで国民のことをちゃんと考えてるんだね)
*失礼なことを考えるリンゴ..





プジョールさんを発見した。

彼はXさんの息子さんなのだ。


この口なのを知ってから、いつか会いたいと思っていた..
動物みたいでかわいいなぁ。


家系図を拝見します。



あ、アビゲイル・・だと?

それ、女の子の名前?

なんかそんなワニがいそうじゃない?
(プレイヤーには、外国の名前は難しいです..)


ティーレマン家に不安を感じているとデートの時間。


スクショがないのでどこにいったのか..

牧場でラダに乗って遊んだ事にでもしておこう。
そうしよう。
そんなデートは存在しない..




ラダに乗ったあとは仲人。

チビちゃんたちとお揃いコーデ。


この二人可愛い💕
仲人成功しますよーに!!!


そのあと、ティム君を誘って帰らずの洞窟に。


なんとなく目の前を歩いていた彼を誘ったのだけど、


金塊を大量ゲットで感激..


リンゴ
「うわー!ティム君ありがとう!!これで回復薬が買えるよー!!」
リンゴは大喜びだった。

ティム「それは良かった」
(リンゴちゃん、いつも金策大変そうだな..)
*みんなを育成するのに炎獄やら水没のダンジョンに突っ込むのでトラップサーチやら回復薬やらとにかくお金が水のように消えていく。稼いだ分、それに消える。



調子にのって今度は一人でいくと、まさかの金塊が三つしかドロップしなかった。


さっきのはティムマジックだったのか?
ティム君は神さま?




この頃行われた試合。


バーニーVSバーニス

二人はカンストしているし、使用武器も同じ。



兵団長と、No.2のバーニスとの直接対決。


この二人はどちらも大好きなのでお守りは渡さないで見守ります。



二人とも頑張って!




バーニーはお守りは使わなかった。

先制はバーニス。


そのまま押し切り、バーニスの勝利。


直接対決はバーニスが勝利をおさめた。




フラフラしているティアゴを見つけたのでキノコ狩りに誘う。





ティアゴ「気をつけてね、パンツ見えそうだよ」

リンゴ「!!み、見せパンだよ..!」

ティアゴ
「...それは知ってるけど、それでも見えたらダメだと思う」

リンゴ
「みんなこんな感じで採取してるじゃん!セシィーさんたちにも同じこと言ってよ!」

ティアゴ
「アイツらはどーでもいいんだよ」

リンゴ
「アイツらって..」

ティアゴ
「マキシムさんに見られるよ、気をつけてね」

遺跡の森の入り口に、騎士隊のマキシムが立っていた。

リンゴ「ま、マキシムさんこんばんは!」

リンゴは立ち上がって挨拶をした。

マキシム
「こんばんは..なんか邪魔しちゃったかな?」
(この二人よく一緒にいるな..)
*マキシムは前に、くさいスープを持ってウロつくティアゴを見て💧マークを出していたことがある。

リンゴ「邪魔って何がですか?」

ティアゴ
「マキシムさん、今度エドモンドさんとセシィーさんを一緒に探索に誘って下さい。セシィーさんがうるさくてかないません..」

マキシム
「噂では聞いてるよ..そんなに強烈なんだね。..今度、誘ってみるよ..」

マキシムは少しビビりながらも誘うと約束してくれた。お人好しなのかもしれない。

ティアゴ
「今日はリンゴ、殿下の後ろや帰らず洞窟に逃げやがって。おかげで俺がセシィーさんの相手させられて大変だったんだからなー」

予想通り、ティアゴに恨み言を言われた。

リンゴ
「あはは、大変だったね。ティム君と洞窟いったら金塊たくさんとれて、それで今日は洞窟にこもっちゃったよー」

マキシム
「金塊とれるときは沢山採れるよね。山岳兵団は潤ってて羨ましい..」
*金持ちランキングはバルナバ兵団顧問が一位、
その下はXだが、バーニー、バーニス、シモーヌ、アリスという山岳兵団の面々が名前を連ねている。

マキシムはキノコを少し採取してから去っていった。

ティアゴ「・・この前、同世代の友達がいないみたいなこと言ってたけど、そんな事ないんじゃない?ティム君がいるし..リンゴは振ったみたいだけど」

リンゴ「な、なぜそれを..」

ティアゴ
「・・噂で聞いた。何度ティム君をそれでからかってやろうと思ったことか」

リンゴ「それはやめてあげてください」

ティアゴ
「そんな事するわけないよ。今じゃ別のことでからかってるけど」

リンゴ「別のこと?」
(なんだかんだ言って、ティアゴ君、ティム君のこと気に入ってる..)

ティアゴ 
「そういえば、最近は誰かにつけられてない?」

リンゴ「あれ、最近はないかも..」

ティアゴ
「それは良かった。・・リンゴ、もう少し周りをみてごらん。リンゴと仲良くしたいって子いるんだから」

リンゴ
「そんな馬鹿な。そんな人、いるかなぁ。」


ティアゴ
「...自分のことなんだと思ってるの....もうこんな時間か。そろそろ帰ろうか」


リンゴ「そうだねー」

急に眠気が襲ったきた。リンゴは欠伸をしながら歩き出す。



キノコが生えてる倒木のはしに、足が引っかかって、リンゴはバランスを崩して転びそうになった。


ティアゴは驚いて、手を伸ばして受け止めた。リンゴの被っていた帽子が、地面に落ちた。




リンゴは抱き止められ、ティアゴの腕の中にいて、目の前にティアゴの黒いベストが見えた。



ティアゴ「...危なっかしいな..」
至近距離からティアゴの声がしてリンゴはどきりとした。



リンゴ「..あ、ありがとう..」
(ティアゴ君の匂いがする...)



まるで、時が止まったのかと思うほど、ティアゴもリンゴも動かなかった。




お互いの温もりを確かめるように、二人はただ黙っていた。



リンゴ(どうしよう、心臓の音聞かれちゃう..)


リンゴの心臓の鼓動が速くなっていた。恥ずかしくてリンゴはティアゴの胸に顔を埋めるとティアゴの心臓の鼓動が聞こえきた。


ティアゴの心臓の鼓動も、速くなっていた。









ティアゴ「ガ」



リンゴ「・・ガ?」


ティアゴ「ガブリエルの奴、最近見かけないね」

ティアゴはリンゴを腕の中に閉じ込めたまま言った。


リンゴ「・・ガブリエル?」
(なぜ今ガブリエル..この状況で気になることがガブリエル..?)


ティアゴ
「なぜかアイツ、俺とリンゴが居る時に乱入してきたでしょ。大体あいつはくさい状態で」


リンゴ
「ティアゴ君..ガブリエルは、もう成人してるから多分あんな風に乱入してくることはもうないよ」


ティアゴ
「え、あいつ成人したんだ..あの子供が..」



抱きしめていたリンゴの髪の毛がティアゴの鼻を刺激して、ティアゴは思わずクシャミをした。



ゴツン!と二人の頭がぶつかった。



衝撃と痛みで二人は離れて、顔を見合わせて驚いた顔をしたあと、笑った。


リンゴ
(ヴェルンヘルが太陽なら、ティアゴ君は闇を照らしてくれる月みたいだな)


ケラケラ笑ってるところに探索を終えた魔銃師たちがダンジョンからゾロゾロ出てきた。その中にXもいた。


X「楽しそうね、二人とも..」


Xは楽しそうな二人を見てクスっと笑いながら、家路についた。