209年 導師からの差し入れ | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

 
任天堂スイッチ版エルネア王国をもとに書いています。
 
昨日のあとがきと被りますが
スマホ版、バトルアリーナ参加してみました。
見かけたらボコボコにして下さいw
龍騎士になる前のリリーで出ています。


 
 
お世話になっているので、ご機嫌伺いも兼ねてアゴ君にお誕生日プレゼントを渡す。
 
ティアゴ君は朝一じゃないとダンジョンにこもってしまう。
 
ティアゴ「ん?朝からどうしたの?」
朝一にいるリンゴを訝しげに見るティアゴ。
 

 
リンゴ「誕生日だったよね。これ、星空の砂、プレゼントあげる」
 

 
ティアゴ「え?..俺に?
 
ありがとう!こんなプレゼントまでもらって..大切にするね♪」
 

 
通常のおめでとうも言っておく。
 
リンゴ「ティアゴ君お誕生日おめでとう♪」
 
ティアゴ「ありがとう。これからもよろしくね。って何回言うんだよ」
 
ティアゴは苦笑した。
 
 
リンゴ「ついでにミッションクリアさせて」
ティアゴは導師なので、魔銃師会の人専用ミッションなど受けられる。
 
ティアゴ
「誕生日おめでとうがついでだったんじゃないの?」
 
リンゴ「アゴ君はひねくれてるねー」

 

 
魔銃師会恒例のグリーンジュースの依頼。
ちょっとした事情ってなんだろう。

 
ワケありの乾杯...。

 
ティアゴ「ありがとう。助かるよ。ハァ....。」
 
そしてこのため息...
 
 
リンゴ「なんで魔銃師会の人たちってグリーンジュースを求めてるの?」
 
 
ティアゴ
「研究のためでもあるけど......イロイロあるんだよ」
 
 
リンゴ
(みんなため息ついてるもんね...魔銃師会怖いよ)
 
近くにティアゴ君の息子さんのイラリオがいたから声をかける。ついでにプレゼントもあげてみる。
 
イラリオ君は、面白がって髪型だけいじったんだけど、ティアゴ君にめっちゃ似てる。

 
 

 
大人になったら、ティアゴ君と見分けつかないんじゃないかな..。
 


 
誕生日にはおめでとうって言いにきてくれた一人。可愛い。
 
 
畑仕事のあと、バルナバさんに声をかけられる。
 
とても機嫌がよさそう。

 
リンゴ「もううちのお母さんと喧嘩しないでくださいね」
 
バルナバ「ーーこの前はどうもありがとう..」
 
そこに魔王のオーラをまとった超くさいガブリエル。
 
 

 
 
そこに一匹狼のティアゴ君が珍しくきた。
一度話かけると、ティアゴ君はその日だいたい話かけてこないんだけど。
 
 
ティアゴ「お前、超くさいじゃん。そんなんで人に声かけるなよ、風呂いってこい!」
 
ティアゴがしっしとガブリエルを追い払った。
 
リンゴ「アゴ君、言い方...」
前にもよく似たシーンがあったような。
 
ティアゴ
「リンゴの周りにはくさい子供しかいないの?」
 
リンゴ「アゴ君だって、小さい時は草むらに入ってくさくなってたでしょ?」
 
ティアゴ「いや、俺はくさくなった状態で人に声かけたりしてない」
 
リンゴ
「ふーーん。うちのお母さんに聞いても大丈夫?」
 
ティアゴ「................そんなことより」
 
リンゴ(あ、話題逸らした..)
 
 
ティアゴ
「これ作ってきたんだけどよかったら食べてね」
 
リンゴ「わーい、なんだろう?」
 
目を輝かせて受け取ると差し入れされた食べ物には得体の知れない黒い何かがのっていた。

 
?!???!
 
 
リンゴ「え?!?な、な、なにこれ..」
 
リンゴは本気で狼狽した。
 
ティアゴ「知らないの?ウニクリームスープだよ。まさか作れないの?」

 
*ウニクリームスープ
高級食材のカワウニを使ったクリームスープ
リンゴにはまだ作れません..
 
リンゴ「初めて見たからビックリした...」
 
リンゴの驚いた様子にティアゴは満足そうに笑っている。
 
リンゴ「私がびっくりすると思って、この料理渡したんでしょ?」
 
ティアゴ「さあ?」
 
ティアゴはそのままどこかへ行ってしまった。
 
リンゴ(もしかしてプレゼントの御礼かな..アゴ君、前はドラゴンステーキ持ってたし、難易度高い料理作ってるんだよね..)
 
*偶然だとおもうけど、ティアゴに持ってるものを確認するとくさいスープだったり、すごい料理だったり、話題性があります..
そしてティアゴにこの差し入れされた時、プレイヤーは本当に驚いきました。
カワウニはただの目玉みたいにしか見えなかったから本気で怖かった。たしか差し入れの動作で画面に大きくカワウニが映ったような?気のせいかな。
高級で凄い料理を差し入れするティアゴはやっぱり凄いと思いました。ティアゴのくせに。
 
 
 
ティム「こんにちは」
 
リンゴ「こんにちは」


 
ティム「...さっきから見かけてるけど..導師と仲いいよね..」
 
リンゴ
「そんなことないよ!私をびっくりさせるためにウニクリームスープ差し入れしてくるんだよ!」
 
ティム「仲いいじゃん。ウニクリームスープなんて、なかなか差し入れできる代物じゃないよ」
 
ティアゴ「まあ、子供には用意できるものじゃないよねー」
 
ティアゴが通りかかった。
 
リンゴ(うわ、この組み合わせは..)
 
ティム
「確かにおじさんじゃないと難しそうですよね」
 
ティムが不機嫌そうに言い返すとティアゴはにこにこしながら言い返す。
 
ティアゴ「ん?口の利き方教えてあげようか?闘技場までおいで?」
 
リンゴとティアゴでは、国民と武術職で練習試合はできないけど、ティムは山岳兵。練習試合は可能である..
武器の相性ではティムが有利だが、実力差を考えるとティアゴが勝つ可能性が高い。
 
ティム「..!!」
元気先行な性格のティム。売られた喧嘩は買いそうだ。
 
リンゴ「ちょっと、ティアゴ君!喧嘩売らないでよ!最初に子供って言ったのティアゴ君だよ?っていうかダンジョン行かなくていいの?」
いつもはダンジョンにこもってばかりのティアゴが今日は珍しくずっと出歩いている。
 
ティアゴ
「ああ、そうだった。酒場に用があるんだった」
 
ティアゴは酒場に入って行った。
 
ティムは酒場の方を睨みながら
 
「よくあんな奴と仲良くできるねー。信じられない。俺は無理」
 
リンゴ
「えっと、普段はあんな感じじゃないんだよ」
(多分)
ティム「女の子には優しいってやつ?導師の奴、童顔に見えて危ない奴だな」
 
リンゴ「優しい、、かな?どうだろう。童顔って..」
 
(ティアゴ君は可愛い顔をしているけど..
 
優しいのかな?考えると、正直よくわからない。)
 
 
そこにXさんがやってきた。
 
Xさんはキョロキョロと周囲を見回している。
 
リンゴ「誰か探してるんですか?ティアゴ君なら酒場に入っていきましたよ」
 
X「そうなの!リンゴちゃん今のうちに行きましょう」
 
リンゴ「え?」
 
ティムの目の前で、リンゴはXにダンジョンに連行された。
 
ティム(導師避けられてる?魔銃師会はよく分からないなー)


 
 
 
X「私がくること分かってたわよね、リンゴちゃん」
 
 
リンゴ(なんか怖い..Xさん.....苦手だ)
「そうですね..私も聞きたいことがあります」
 
 
二人は歩くのをやめて、互いに向き合った。