任天堂スイッチ版エルネア王国をもとにお送りしております。
それは、
29日の朝のことでした。
ブライアンとバルナバ君...
ん?
バルナバ君、なにしてるの?
いやいやまてまてまて
バルナバ君、ご飯持ってるよね、パン系の。
めっちゃ食べてるよね。
めっちゃもぐもぐ( ′~‵)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”してるよ。
バルナバ君カンストしてるからステータス上がらないし、これ絶対バルナバ君ここで食べてるよね。
横でもぐもぐされてブライヤン君の話が全然入ってこない。
お家で食べてこようよww
山岳兵団兵団長がわざわざ騎士隊長の居室で子供たちの前でご飯を食べる光景をみて、ジェレマイアとリリーは唖然とした。
ジェレマイア「バルナバさん、疲れてるのかな」
リリー「......」
ジェレマイア
「あ、ルクレーシャさんと喧嘩でもしたのかも」
(妻と喧嘩して朝ごはん一緒に食べずらくて外で食べることにした?)
のちに、兵団長の朝ごはん事件とフォード家で名付けられ、後世に語り継がれたとか語り継がれないとか。
?!
全勝で団長になってからバルナバはモテるらしい
バーニーとリリーが立ち話をしていると、バルナバが歩いてきて何人もの女性に声をかけられる。
バーニー「バルナバさん、最近モテモテだなー」
リリーはすました顔で
「へー、そうなんだー」
あまり興味なさそうにする。
内心リリーはモヤモヤ。
リリー(モヤモヤしちゃだめ!関係ないんだから)
バルナバがこちらにやってきた。
バルナバ「バーニー、リリーちゃんこんにちは」
リリー「団長さんこんにちは。さすが山岳兵団の団長ともなるとモテモテだね」
先日、バルナバはリリーにモテてない!と言い張ったばかりだった。
バルナバ「え?!モテてないって。いまのは知り合いがたまたま何人もいただけで..」
リリー「モテることを謙遜しなくてもいいんじゃないかしら?本当のことなんだし」
バルナバ「だからモテてないし、俺は女好きじゃないよ!誰でもいいわけじゃないよ!」
リリー「へー」
バーニー(なんだろう、このやりとりは..)
こうして愉快な時間は過ぎていきました。
リリーにとっての平穏が、また終わりを告げます。
バカなことを言い合いながら、リリーは自身の体調が急激に悪くなっていくのを感じていました。
エルネア杯の対戦相手になるかもしれない人たちには、気づかれてはならないことでした。
リリーは必死に作り笑いをして、自分自身もごまかしながらその場をなんとか乗り切った。
エルネア杯はすぐそこまで迫っていました。