任天堂スイッチ版エルネア王国プレイ日記です。
ルークと共に実家に行った翌日は、リリーは仕事をしつつ、母を見守った。
シルピアは最期の別れをするように、色んな友人たちと採取をしたり釣りをしたり、キノコをとりにいったりと忙しそうにしていた。
こんな時でも仕事はしっかりこなす。
母らしいと思った。
翌日。
リリーは母を探索に誘った。
具合がよくないだろう母を思って森の小道。
母とずっと探索にいっていない。
ダンジョンも、母の仕事ポイントのことを考えて誘うとのを控えていた。
久々に母とダンジョン。
母は知らないうちに、斧使いになっていた..
リリー「お母さん、斧使ってるんだ」
シルピア「そうなの、洞窟いったらなかなかいい武器がでたから使ってるのよー」
森の小道だということもあって、
なんの問題もなくクリア。
たまごがたくさんとれたと母は嬉しそう。
シルピア「たまごもとれるし明日もいこうね」
14日
リリー「リンゴも一緒に寝ようよ..」
リンゴ「ママ!起きて!!おばあちゃんが!」
リンゴの叫ぶような声にリリーは飛び起きた。
血の気が引くのを感じた。
シルピアの危篤にリリーは顔面蒼白..
モモ「今日ってパパのお誕生日だねー」
モモの嬉しそうな声に、リリーは、
「そ、そうだったね。お祝いしなきゃね..」
テーブルにケーキを並べみんなでお祝い。
食べ物の味がわからなかった。
朝食をおえて実家へ。
母は、ベッドで横になっていた。
キッズたち。
私ね、すごく幸せだった。
優しい旦那さんに、可愛い子供三人に恵まれてみんなの結婚式もみれて。
孫は三人もみれた。
リリーちゃんは、なんていったって龍騎士になったものね!
この国で、一番強いってことよ。私、この国で一番幸せは母親だと思う。
とても親孝行な娘をもったわ」
リリー「....まだ全然親孝行できてない..」
リリーは俯いた。
シルピア「リリーちゃんは十分親孝行してくれた。幸せな時間を、ありがとう」
シルピアは立ち上がり、リリーを抱きしめた。
「お母さん..!」
リリーの目から涙が溢れた。
「私のほうこそありがとう
お母さんの子供に産まれて幸せだった。産んでくれてありがとう」
そしてやってきた夜
シルピアの仲良しでもあるニーノ君が
心痛な面持ちで訪ねてきました。(顔みえないけど)
シルピア「ニーノ君に見送られるなんて、私ラッキーね」
シルピアは力なく笑った。
ニーノ「シルピアさん..まさか俺が見送ることになるなんて...はやすぎるよ」
リンゴとモモがすすり泣いている。
「おばあちゃん、死んじゃやだよ..」
「リンゴ、モモ。二人とも仲良くね。ママや産まれてくる赤ちゃん..守ってあげてね」
シルピアの言葉に、リンゴとモモは泣きながら頷いた。
あとがき
ゲームとはいえ、自分の分身として身を粉にした働いてくれたシルピアの早すぎる死..
周りのNPCは20歳以上生きてるのに、なんでガノスにいくのがシルピアなのかと、なんだか納得できないけれど..現実と同じ、これが天命なのでしょう..。
シルピアお疲れ様でした。
このあとしばらく妄想話に突入しますが
内容が内容なのですが..
かるい読み物としてお付き合いしていただけたらと思っています...!