エルネア王国プレイ日記です。
*妄想多め。
苦手な方はスルーお願いしますm(_ _)m
新年。
起きたら実績達成です。
リリーは夢だったエルネア杯に出場できるようです。
その前にリリーには大仕事があります。
翌日、出産を控えていました。
ルークの彼女のジョゼット...
毎日会いにきてくれます。
この日も痛みに顔を歪めるリリーの元にきて励ましてくれました。
あとから気づきましたがジェリーは女王陛下の妹さんと結婚しています。
昔は、リリーに泥だんごばかり要求してきた記憶があります
しかも才能ありの子。
名前は、モモと名付けました。
赤ちゃんってほんと可愛い💕💕💕
白夜の年なのでギブルが売られています。
さっそく酒場でチェック。
そういえば誰が出場するのか見てなかった。
リリーはバルナバの名前を見つけてドキンとしました。
バルナバも出るんだ..
いずれ戦うことになるかも。
(気まぐれでこの時髪の毛はピンク..なんか違うなぁとすぐにやめた)
こうしてお互いの名前が貼られる日がくるなんて
ジッと彼の名前が書いてある紙を見つめるリリー。
ふと、ウィアラさんにミッションの報告があるとこと思い出し、ウィアラさんの元へ。彼女は酒場の奥で作業をしている。
「すみませーん」
声をかけると、
「リリーちゃん!少し待っててもらえる?すぐ終わるから」
「分かりました」
リリーはその場で待つことにした。
酒場の喧騒の中で、近くの席の話し声がふと聞こえてきます。
わいわいと楽しそうにお酒を飲む山岳兵たちは少し酔っ払っているようです。
山岳兵たちがお酒を飲んで楽しそうにおしゃべりしています。
「そういえば、例のあの子もでるんだろ」
「例のあの子って誰だよ」
「バルナバの初恋の子!年下で騎士隊に入るのが夢だって昔から言ってて、バルナバは身を引いたってやつだよ」
「お、おい、やめろよこんな場所でそんな話..」
山岳兵の一人が慌てた声を出しますが、話は止まりません。
「今回の出場者でその年齢の女の子っていったら、騎士隊隊長のリリー・フォード?!」
バルナバの年下で当てはまるのは、リリーしかいません。
「身を引くわけだよなぁ、あの若さで隊長、評議会議長になるような相手じゃ...」
「だからってバルナバもリリーさんに似たルクレーシャと一緒にならなくてもなぁ。違うのは肌の色だけだし」
「あいつ好きな女の子に似た子と結婚したってわけか..」
リリーは時が止まったかのように動けなくなりました。
今の話って...
「お前ら、何勝手なことばっかり言ってるんだ」
いつの間にかバルナバが山岳兵たちのテーブルのまえに立っていました。
「お前、遅いんだよ」
どうやら、ここで飲む約束をしていたようです。
「勝手なことじゃないだろ、昔ここで酔っ払ってそんな話してたじゃないか」
「その話は終わり」
山岳兵がこれ以上話すのをバルナバはやめさせた。
そして、バルナバは、酒場の奥に向かって歩き出した。
「リリーちゃん..」
リリーを呼ぶ声がしました。
振り返ると、バルナバが立っています。
「バルナバ」
リリーは驚いて彼を見つめます。
山岳兵のテーブルからリリーの姿は見えなかったが、今酒場に入ってきたバルナバには、入り口からリリーの姿が見えていたのだ。
バルナバ「えーっと、、今の話聞こえちゃった、、よね」
バルナバの様子に、山岳兵たちはばつが悪そうにお互いの顔を見合わせています。
視線がこっちに向いているのをいやでも感じる。
リリー「え、っと、、」
返事につまって、下を向く。
バルナバ「ちょっと、歩こうか」
バルナバはリリーの手を引いて酒場から連れ出しました。
バルナバに握られてる手。
子供の頃に手を繋いだことはありますが、今の彼の手は大きくてたくましくてリリーの手をすっぽり包んでいました。
バルナバの温もりが伝わってきます。
移動している間、リリーはドキドキしてしまいました。
こんな所だれかに見られたらどう思われるか..
でも自分から手を離すことはありませんでした。
人がいないところを探していると、幸運の塔につきました。
バルナバがリリーの手を離しました。
バルナバ「参ったな、、」
バルナバはため息をつきました。
バルナバ「あいつら、あんな人の多い場所であんな話するなよな...」
リリー「.....へ、変な作り話されたら迷惑だよね。奥様にも失礼な話だし」
バルナバ「.............
作り話じゃないよ」
リリー「えっ..」
バルナバ「あの話は本当なんだ」
リリー「......」
バルナバ「リリーちゃんは入学したときから
騎士隊に入る!って公言してて、いつも探索に行って、どんどん強くなっていってた。ひたむきに努力する姿も、俺と遊ぶ時の無邪気なところが可愛くて惹かれていた」
突然のことにリリーはただただ驚くばかり。
心臓がばくばくしています。
バルナバ「でも、俺と一緒になったらリリーちゃんは夢が叶えられなくなる。こんなに努力してるのに騎士隊に入れない..だから俺は、リリーちゃんにアタックすることもなく、リリーちゃんが成人する前に恋人を作った。
リリーちゃんが成人するまで1人だと、気持ちが揺れそうだった。俺のわがままで、リリーちゃんに夢を諦めさせそうになりそうだから」
詳細はこちら 199年 どん底のリリー
あの頃の記憶が蘇ってきます。
毎日のように一緒に授業を受け、探索した子供時代。
お互いの家に行ったり、牧場でラマをみたり、採取したり。
本当に毎日が楽しかった。
バルナバは成人してからもリリーに会いにきてくれた。
ちょうど、この場所で、バルナバと女の人が
結ばれたあのとき
自分がどれほどショックだったのか。
でも、それはもう過去のことなのです。
お互いには相手がいて、子供がいて、
幸せな日々を過ごしています。
様々な想いが、頭の中を駆け巡ります。
リリー「私もバルナバのこと、好きだったよ」
バルナバが息をのみました。
バルナバ「リリーちゃん...」
リリー「失恋しちゃって、立ち直るの、大変だったよ。魔物に八つ当たりしまくったなー」
リリーは自嘲気味に笑いました。
リリー「さてと、ダンジョンにでもいこう!魔物やっつけてアイテムたくさんゲットしよう!」
バルナバ「...よーし行くか!」
リリーの提案にバルナバは頷きます。
お互いの気持ちを知ったとしても、過去の気持ちです。
今は、お互い守るべき家族がいます。
それを言葉にしなくても二人は分かっています。
二人はこれからも、仲の良い友人です。
そう思っていても、意識してしまうもの。
リリーは緊張して、剣さばきが雑になっていました。
(なんで...なんで当たらないの
このダンジョン、いつも一人で突破してるのに!)
リリーの剣は空を斬ります。
バルナバ「危ない!」
バルナバがリリーを庇い、敵の攻撃を受け流しました。
リリー「ありがとう...」
洞窟の敵にはバルナバの斧の方が有利です。
彼の攻撃で敵は一掃されました。
リリーを庇う、たくましいバルナバの背中をみて
リリーは胸の鼓動が速くなるのを感じずにはいられません。
リリー(どうしてなの..私はもう結婚してジェレマイアがいるのに、なんで..ジェレマイアのこと大好きなのに。
バルナバのことは諦めていて
仲の良い友達。
今まで普通に一緒に探索していたのに、
どうして今こんな気持ちなんだろう。)
リリーは自分の気持ちに動揺していました。
ダンジョンの最後のほうは少し落ち着きを取り戻し、敵を確実に倒していきました。
ダンジョンをクリアしてリリーが洞窟から出ると目の前に人影がありました。
あれ?
ん?
リリーによく似た顔立ちでした。
マジカルコスメを使う前の自分によく似ています。
口が不機嫌そうにみえるのもよく似ていました。
その人がバルナバの奥さんだということを一瞬で察しました。
リリー(昔の私にそっくり..)
彼女は、リリーの横を素通りして、リリーの後ろにいるバルナバに話かけました。
彼を迎えにきたようです。
リリー「バルナバ、お疲れさま。またね」
リリーは片手をひらひら振ってその場を去りました。バルナバの「お疲れ!」という声が聞こえます。
ルクレーシャは鋭い目でリリーが去っていくのを見ていました。
***あとがき。***
リリーが幼い頃失恋したバルナバとのお話です。
ふとバルナバのプロフをみて、奥さんの顔を初めてみました。
奏女姿でしかみたことがなかったため、今まで知りませんでした。
まさかのリリーの色違いで、驚きました。
瞬時にこのお話を思いつきました。
みてもらうとルクレーシャは他人なので
マジカルコスメを使って、顔を似せた、というわけではないんです。(マジカルコスメとかはまず友人にならないと使えないはず)
探索のあと、洞窟の前にいた彼女をみたときは
驚きました。
この後のお話をみてもらうと分かりますが
ルクレーシャはリリーにたいしてよく思っないのかな?と感じさせるシーンがあります。
(騎士隊の隊長を、山岳兵のルクレーシャが全く知らないとは思えません。バルナバとリリーはたまに探索、採取などをしているので友人関係にあることは知っていると思います)
こじつけているのですが
想像力を働かせるエルネア王国、面白いです。
そしていよいよ、
リリーはバルナバとの対戦を迎えます。
続く。