翌日。
彼は朝から会いにきた。
いつものように釣り名人のリリーに釣スポットを聞いてから、釣りのお誘い
リリー
(このまえ郊外通りで言ったこと、、どう思ってるのかな...)
気になるけれど、それを確かめる勇気はありません。
ジェレマイアのところに女の子がやってくる。
楽しそうに話す2人。
リリーは、横目でそれをみながら静かに去りました。
ジェレマイア「リリー!」
ジェレマイアの声。
リリーを追いかけてきました。
ジェレマイア「もう釣り終わりなの?」
リリー「あー、うん。1匹釣れたし(本当はつってない)ダンジョンいってくる」
ジェレマイア「一緒に行きたい!」
リリー「まあ、いいけど、、」
魔獣の森。
前回よりジェレマイアの体力も剣を振るう力も強くなっている気がしました。
問題なく、ダンジョン踏破。
終わるとジェレマイアはもう一回行こうと誘ってくるので、この日はダンジョンの周回をすることに。
翌日もジェレマイアとダンジョン周回。
アイテムも手に入るし、探索ポイントも入るのでリリーにとっても有意義な時間です。
ジェレマイアと過ごす時間が、楽しくなっていました。
そんなある日。
酒場を出ると、ジェレマイアが女の子と歩いているのを見かけるリリー。
2人は幸運の塔の方に消えていきました。
ドクンと、心臓が高鳴りました。
まるで、あの日みたい
リリーは思わず駆け出していました。
間に合わないかも、しれないけど...!!
幸運の塔に人影がありました。
しかしジェレマイアたちではありませんでした。
これから告白するであろう男性と目が合いリリーは気まずそうにその場を去ります。
と、通り道だっただけなのか、、
早とちりした...
安堵するリリー。
鼓動の高鳴りと今の気持ち、リリーは自分の気持ちに気づきました。
リリー(私、ジェレマイアのこと....
でも何回も断ったし、
もう私のことなんとも思ってないかもしれない)
王立練兵場で人の気配がありました。
どうやら誰かが練習試合をしているようです。
のぞいてみるとジェレマイアが倒れていました。
女の子と試合をして負けたようです...
女の子が去っていき、こちらにやってくるジェレマイア。
リリー「大丈夫?」
ジェレマイア「リ、リリー!
今のみてたの?」
リリー「きたときには終わってたみたいだった。」
ジェレマイア「かっこ悪いところみられちゃったな..」
しょぼんとするジェレマイア。
リリー「ジェレマイアは強くなったと思うよ」
ジェレマイア「ほんと!?」
リリー「うん。勝つにはハヤサを鍛えたほうがいい。魔獣の森に行こう」
ジェレマイアの腕を掴んで森へ向かう。ジェレマイアはかすかに嬉しそうな表情をしていた。
そんな日々を過ごしいると
ジェレマイアはまた気持ちを抑えきれなくなってきました。
もう二回も断られてるけど、、
最近探索にも誘ってくれるし、
リリーのこと、他の人に渡したくない..!
ダンジョンに誘うとリリーはいいよと快諾してくれる。
本当は難易度の高いところに行きたいだろうに国民のジェレマイアがいける最高難易度で我慢してくれている。
ダンジョンを周回する。
彼女と一緒にいるとジェレマイアの気持ちが溢れてきた。
ダンジョンを踏破してダンジョンから出たとき、
ジェレマイア(うわ、言っちゃった!断られるのに決まってるのに)
リリー「いいよ」
ジェレマイア「へ?」
予想していない返事にジェレマイアはリリーの顔を凝視した。
リリー「だから、いいよって言ったんだよ」
ジェレマイアの身体が熱くなってきがした。
ジェレマイア「じゃ、じゃあ幸運の塔に行こう」
気持ちを伝えた。
リリーは苦笑いする。
「喜びすぎ..」
2人は晴れて恋人同士になりました。
あとがき。
妄想のお話、お読みいただきありがとうございました。
実際のプレイで彼の2人になれる場所〜の誘いをなん度も断っていました。
プレイヤーがダンジョンダンジョンとリリー強化しか考えられない日々だったので、、
彼の猛アタックと、
あれ、この人以外変な顔の奴しかいなくない?
(失礼なやつ、、)
となり、ジェレマイアくんの告白を受けることに。
イケメンジェレマイア君は、プレイヤーの癒しでもあります。
リリーのとこにきてくれてありがとう
きてくれなかったら、プレイヤーはダンジョンばかりで多分君の存在に気づけなかったと思うw
まだ今のプレイにはまったく追いついておりません。
今はスイッチのほうでジェレマイア君強化中であります。
その成果を早く書きたいー!!
夢に向かって走るリリーの物語。
まだまだ続きます。