201年 よそ見してる暇はないの。 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

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弟ルークと森の小道に。

ルーク強くなるんだよー!
あールークは可愛いー💕


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ジェレマイア「リリー」

リリー「おはよう」

ジェレマイア「あのさ、2人でどこか行かない?」

リリー「え?!」
この前断ったばかりだからまさかまた言われると思ってなかった。

リリーは動揺を隠せなかった。

リリー「わ、私、だ、ダンジョンに..」

ジェレマイア「待って!」
ジェレマイアはリリーの腕を掴んだ。

ジェレマイア「俺のこと、嫌い?俺は、リリーのこと」


リリー「わ、わ、私は、そんな事今考えられない!それに


弱い人は恋人にできない!」

リリーはジェレマイアの手を振り払って走り出した。


やばい、
ここ人通りある。
何人かにみられた。

ここ郊外通りじゃん

彼に恥をかかせてしまった、、


お父さんをみてるから、
弱くて国民のままで仕事しないの、嫌なんだよね

ただ、子供を作るだけの相手なら、私はいらないよ.....

(ダリル君をディスるww)


2日後。


ウェンディ「リリー、ご飯食べない?」
リリー「いいね、ちょうどお腹すいてるんだ」


酒場に着いて料理を注文する。
あれ、と思い周囲を見回す。
そういえば昨日、今日はみてない..

ウェンディ「そういえばさ、ジェレマイア君最近頑張ってるみたいだね」

リリー「..なにを?」

ウェンディ「朝からダンジョンにこもりっぱなしらしいじゃない。まるでリリーみたいね」

リリー「ふーん」

ダンジョンに行ってるのか。

注文したスープが届き、スープを飲んでいると

ウェンディ「そーいえばこの前あんたたち郊外通りで喧嘩してたそうじゃない」

リリー「け、喧嘩って」

ウェンディ「ジェレマイア君って昔からあんたの側にいたわよねー。リリーがバルナバと遊んでるときも後ろの方にいたし」

リリー「そうだったっけ。覚えてない」

ウェンディ「そりゃあ、リリーはバルナバに夢中だったし」

リリーはスープを吹きそうになる。
(ウェンディまで気づいてたの?!)

ウェンディ「ジェレマイア君、見た目かっこいいじゃない。彼はモテるわよ。素っ気なくしてるとほかの女の子に取らちゃうわよ」

リリー「私とジェレマイアはそんなんじゃないの。友達なの」

ウェンディ「ほんとに取られちゃうよ💧」

リリー「もうその話はいいから。ウェンディお姉ちゃんの方はどうなの?」

永遠に続きそうなので無理矢理話をかえる。
ウェンディは不満そうにしてたけど自分の話をはじめた。
旦那さんはとても優しくてうまくいってるようだ。


食事を終えて外に出ると


ジェレマイアが歩いていた。
女の子と。


リリー「.........」

ウェンディ「うわ」
あららという風にリリーの顔と去っていくジェレマイアたちを交互にみる。

リリー「じゃあ、私ダンジョンに行くね」

代わりが他にもいるんじゃん。
私じゃなくてもいんじゃない、、

なんか、モヤモヤする。


ダンジョンにいっても、ジェレマイアが女の子と歩く姿を思い出してはモヤモヤ。


リリー「よそ見してる暇なんてないんだから」

何度も何度も呟いた。まるで自分に言い聞かせるように。

私の夢は
エルネア杯で勝つこと

この国の勇者になる。

よそ見してる暇なんてないの。


モヤモヤしている気持ちを振り払うように、
リリーは剣を振るった。