今日は悲しいお知らせです。
3年前に保護され1年1ヶ月仮家生活を満喫していたポメチワmix♀姫ちゃん。
2年2ヶ月ご家族と共に過ごし、先日お空へ旅立ちました。
姫ちゃんは元家庭犬で、二度飼い主に棄てられることになった子でした。
アイドッグで引き取る前は、3~4日に1度しか飼い主が帰られなくなってしまったそう。その間姫はずっと一人だったわけです。
詳しい話は聞いていませんが、コロナで生活が変わってしまったからだったのか…。
その後事務局→ケロ家→里親様の家へと、姫ちゃんは本来だとあまり経験しない、家を転々とすること実に4回。
それでも人が大好きで甘えたくて、目をとろけさせてへそ天されるような子でした。
引き取り時には既に心臓が悪く薬を飲んでいたし、お口が出るし、なかなかご縁は難しいかな~と思っていましたが、里親A様と出会えて幸せいっぱいだった姫ちゃん。
A様は2分程ある動画を毎回送って下さって、動く姫ちゃんを見られるのが楽しみでした
おばあ様がお家にいてくれて、姫ちゃんもずっと甘えられた環境でした。
おばあ様も姫がきてくれて明るくなったと、A様が教えてくれました。

亡くなって火葬に行く前は、おばあ様とA様の間に寝ていた姫ちゃん。
本当に大切にしていただき、ありがとうございました。


日に日に大きくなっていって、獣医師からも「内蔵を圧迫して痛みが出るようになったら覚悟してください」と言われていました。
でも幸いなことに最期まで痛みも出ずに過ごせたそうです。本当に何よりでした
腹部にも腫瘍らしきものができ、何度も危険な状態になったそうです。
でも何度も持ちこたえた姫ちゃん。本当に姫ちゃんの生命力の強さはすごいご家族とまだ一緒にいたいって気持ちが強かったんだろうな~
事あるごとに姫ちゃんとも会いたいな~なんて夫婦で話はしていたんですが、姫の幸せを考えたらわざわざ覚えてないだろう知らない人に会うなんてよくないよな~という気持ちもありました。
それだけA様の元で幸せそうだった姫ちゃん

A様、本当にありがとうございました。
とっても余談
保護犬って色んな子がいて、手がかからない子もいるけど、姫のようにガウガウ犬もいます。
とんすけ&ふうすけを預かれるか悩んでいた頃、私が考えたのは
「あの子を預かれたんだから、もしかしたらいけるかもしれない」
「最初は触れなかったあの子が、最終的にあんなに大好きになったんだからいけるかもしれない」
という思いでした。
そう、姫ちゃんもその"あの子"の中の1頭
色んな子を知って、関係を築いて、ケアしながら、里親さんとの出会いを待ちつつ仮家生活に馴染んでいってもらう。
それを何頭も繰り返していくと、犬も1頭1頭みんな違うんだなと思うし、自分って本当に何も知らないんだなと勉強になります。
そして現在、ちょっと手のかかるなつき、とんすけ、ふうすけが預かれるくらいに、預かりっ子たちが私達を成長させてくれています
預かりっ子たち、みんなに感謝