毎日更新されているトピックス。
昨日の更新は「ブームの影で相次ぐ飼育放棄」ということで、気になった部分があったのでそのまま引用します。
身勝手な理由
「ペットショップでは天使に見えたのに、今は悪魔にしか見えない」
昨年5月、NPO法人「みなしご救援隊犬猫譲渡センター」の東京支部に、生後数カ月のトイプードル1匹が持ち込まれた。飼い主の男性によると、飼い始めてわずか2、3日。衝動的に購入したとみられる。男性は「ペットショップで抱っこしたときはおとなしかったのに、家に連れて帰ったら鳴くわ家具はボロボロにするわで、もう無理だ」とこぼしたという。
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コロナ禍で家にいる時間が増えたこと
昨年は学校閉鎖になり、子ども達がずっと家にいたことで、遊び相手としてペットを迎える人が増えたこと
その状況に飼育放棄される未来を憂いましたが、現実になってしまった…と、とても残念な気持ちです。
預かりは、犬の前情報がほとんどありません。
だから預かってみて性格を知ることもあります。
預かってみて病気が判明することもあります。
私は比較的、若くて元気な子を預かることが多いですが、ベルなんかはその最もたるだと思います。
以前にも書きましたが、最初は本当にやばいやつきた~と思いました(笑)
しつけはあまり出来てないし、中型犬だから勢いもすごい。
声は大きいし、ケージ壊しそうだし、トイレシート認識なかったし、
踏んづけまくるし




最初は本当に「やだ~
」と泣きそうになりました(笑)

でもそこで救われたのって、ベルのあどけない無垢さなんですよね。
純粋な心で人を見てくれる。
人が大好きだって態度や表情で示してくれる。
とにかく天真爛漫な性格です(笑)
だから私達もベルと上手く共存するために、色々と試しました。
そして2ヶ月経った今は、お互いストレスなく生活できています

ベルはセンターにいた子なので、元飼い犬だと思います。
でもお迎えはなくて、3ヶ月ほどずっとセンターでの生活を強いられました。
まだ若くて、多分なにも分かっていないベル。
お家が変わったことも、そんなに深く気にしてはいないと思います。
なぜベルを飼育放棄したのか、本当のところは分かりません。
でももし原因がしつけが出来なかったことにあるのなら、「動物は生き物だから、自分の思い通りにはならない」ってことは最初に分かった上で、家族に迎え入れてほしいですね

過去のことをどうこう言っても仕方ないんですが、上記の記事を見ると、あまりに簡単にペットと暮らすことを考えてる(むしろ何も考えていない)人がいるので、ちょっと考えてしまいました

ベルって本当に良い子なんですよ

何をやらかすか分からなくて、一緒に暮らしていて飽きない、面白い子でもあります

でもイタズラは今のところしません

確かにちょっと大変な部分もありますが、そこも含めて愛嬌のある可愛い子です。
本当に子犬のような、人間の2歳児みたいな子なんです

そんなベルに、素敵な出会いがありますように
