おはようございますニコニコ

昨日ペットン田端店さんに行ったときにスタッフさんと保護犬について話しました。

そこで個人的に思うことがあったので、記録しておきたいと思います。





私は現在アイドッグ・レスキュー隊で里親が見つかるまでの一時預かりをしており、
ポメラニアンのキース(推定12~13才)を預かっています。

キースの様子は日々のブログで紹介していますが、
私はキースと一緒に暮らすようになって

犬を飼うということは
子どもを育てることによく似ている

と感じています。



先住犬を飼ったときはまだ学生で、私ができることと言えば
お散歩に連れていったり、えさをあげることだけでした。

病院に連れていくのも、必要なものを買ってあげるのも…
親の力がないとできませんでした。


犬はしゃべってくれる訳ではありません。
表情や鳴き声の種類、雰囲気などから、何を訴えているのか察しないといけない。
病気にならないように日々予防したり、食事も粗悪品だと後の体調不良の原因になったり、場合によってはアレルギー対策も考えたり、嫌がる薬を飲ませたり、排泄物の対処もしなければいけない…

生き物だから、ただ可愛い鑑賞用だけではいられない…

人間の赤ちゃんと同じだと思います。




ペットン田端店さんはアイドッグ・レスキュー隊の里親会にも力を貸してくださっているお店です。

スタッフさんが「現在里親を探している子たちが純血種の子が多くてビックリした」とお話されていました。
確かに…。いわゆる野良犬のイメージだった雑種じゃない…。

スタッフさんは元生態販売をしていたそうで、業界の裏事情も見られてきたそう。
小さなパピーたちを生き物としてではなく商売道具としてしか見られない人も中にはいたそうです。
パピーに何か疾患があったとしても隠して持ってくるブリーダーもいて、その後はペットショップ、更には飼い主に放り投げてしまう人もいるそう…

人間が生活するために仕事はもちろん必要ですが、小さな命をなんだと思っているのか…
一時預かりを始めたばかりの私はまだ分かっていないことが多いですが、ケイト代表や他スタッフさんのブログから、そういう人たちに対して憤りを感じることもあります。

昨今ペットブームでテレビでも動物番組が増えていますが、いいところや感動的なことしか出さないそう…
ペットを飼って飽きたらポイする人が本当にいること…無責任な飼い主がいることを知らない人もきっと多いんですよね…




犬猫を飼うとき里親って手段もあるってことは知っている人も多いと思います。

しかし中には「里親だと色々厳しいんでしょ?」とお話される方もいるそうです。
いろんな注意事項があったり、日々の様子を報告したり…。

確かにペットショップで買ったら日々の報告なんて必要ないですもんね。
わざわざ里親になって虐待をする人だっています…そういう人がいると注意事項も増える…

ただ、ただ、
人間と同じように愛情をもって接してあげて、最期の日まで見届けてほしいだけなのに…

人に伝えるって、理解してもらうって、大変ですよね…






感じたことをそのまま書いてたら混乱してきたアセアセ
何が言いたいかというと

ペットは飾りじゃないし鑑賞用でもない。
生き物なんです。
人間と同じなんです。
病気もすれば認知症にだってなります。

だからペットを飼うということは
お金がかかるのも覚悟した上で
愛情をもって育ててあげなければいけない。
途中で放棄するわけにはいかない。

ということだけなんですけどねアセアセ



ただきっと保護犬について興味を持ってくださってブログを読んで下さっている皆さんは、こんなこと百も承知なんですよね…
そういうことを知らない人に伝えていくほうが大切なんですよね…


朝から失礼しました~うずまき