金曜日から親子猫の保護に取り組んでいます。
相談があったのは、1週間ほど前。
高齢のひとり暮らしの方のお庭に親子猫が姿を見せている、という情報でした。
神戸市内ではなく、地平線が見える田園地帯です。
金曜日、仕事の休みをとって、ハズキ、アリキラママ、メルモの3人でお伺いしました。
お庭には、ガリガリの母猫さんがひとりだけ。
子猫の姿はありませんでした。
捕獲器を置くとすぐ中に入ってくれて、よほど飢えているのでしょう、ふたが閉まってもご飯を食べ続けていました。
お庭の中のあちこちに捕獲器を置かせてもらい、お母さんには暑くない場所で鳴いてもらい、子猫が姿を見せるのを待ちました。
その日は抜けるような夏の晴天で、夕方には子猫を連れて帰れると思っていました。
しかし・・・
待っても、待っても子猫は気配すらなく・・・その日はタイムオーバー
そして、翌日からは7月とは思えない酷暑の毎日が始まりました。
翌日は、カリン、アリキラママ、メルモ。
昨日は、ヒロミン、アリキラママ、メルモ、ハズキ。
近隣にチラシを配布させていただき、連日子猫を捜索しています。
近隣の方からは土曜日の夜、子猫を見たというご連絡がありました。
そこで、昨日はそのお庭に捕獲器を仕掛けたあと、マクドでご飯を食べながら夜になるのを待とうとしていたところにカリンさんから一本の電話が・・・
民家のお庭に茶とらの子猫が亡くなっているという電話が、近隣の方からあったそうです
すぐさま連絡のあった場所に急行すると・・・
そこにあったのは、小さな小さな茶とらの子猫のなきがらでした。
写真で見て思っていたよりも全然小さくて、1ヶ月半から2ヶ月くらい?
とても痩せていました。
前日も何度も通った道です。
でもその時には、なかったように思います。
お家の方の許可をいただいて、お庭に入らせてもらい、子猫の遺体を回収しました。
いつからそこにいたんだろう、酷暑の中、遺体には虫もたくさんたかっていました。
少し小高くなった草地に、三人で木の枝で穴を掘って、埋葬しました。
もうあとほんの少しだったのに
どうして、こんなことになったんだろう?
可哀想でたまらなかった。
お母さんをリリースすべきだったのか?
でもガリガリでご飯ももらえない庭にお母さんを戻す?
もう二度と捕まえられないかもしれないのに?
リリースの選択は私たちにはできませんでした。
多分いろいろなご意見があると思います。
言われなくても私たちが一番感じています。
子猫には、「ひこ星」と名前をつけ、手を合わせました。
「ひこ星」ごめんね。
お母さんと引き離して、たったひとりで逝かせちゃったよ
次の猫生はにゃん太っ子で生まれかわって、帰ってきてね・・・
必ず、必ず幸せにするから・・・
猫活動はこの先ずっと続いても、
昨日見た子猫の姿、脳裏に焼きついたあの光景を忘れることはないと思います。
そして、今日も、子猫の捜索は続きます。
byメルモ
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