お友達からトルコの旅行土産をいただきました。
『ロクム』とよばれるコンスターチと砂糖を練ったお菓子で、トルコでは有名なお菓子だそうです。
トルコのお菓子をいただける機会はあまりないので、どんなお味か興味津津でした。
サイコロ状に切り分けられたロクムには粉糖がまぶしてあり、
中を見てみるとナッツが練り込まれてあります。
甘さ控えめで、食感はまるでに求肥のようにやわらか。
初めてなのに、どこか懐かしいような…とにかくこれは美味しい!
コーヒーともとてもよく合い、読書のお伴にいただいて至福の時間をもたらしてもらいました。
インターネットで世界中のものをお買い物出来る時代になりましたが、
まだまだ未知なるものをこうして旅の思い出話しと共にお目にかかると
世界は広い事を感じさせられ、まだ見ぬ土地への憧れに思いを馳せる事が出来ます。
❤
話しは変わって…。
少し前になりますが『水のかたち』上下巻も読み終えました。
どこにでもいるような登場人物一人一人が何でもない日常の中、
真面目に自分の人生を一生懸命に生きている姿にとても清々しい気持ちにさせてもらえました。
久しぶりに宮本ワールドに浸れ、回帰したくなりましたので、
昔読んだ宮本作品を読みなおしてみようと昔むかしの本を手にしました。
20代で読んだあの頃には共鳴しなかったシーンに、
40代になった今、深く頷けたり感銘を受けたりして、
1冊の本から感じる事、学ぶ事の深さをあらためて知る日々です。