禅語
啐啄同時
そったくどうじ
卵の中にいる雛が「もう生まれるよ」と内側からコツコツと叩き合図をすることを『啐そつ』と言い、
卵の変化に気づいた親鳥が
外側から『ここをつついて出ておいで』と殻をつつく音を『啄たく』と言います。
親鳥が気づかずそのままだったり、雛が準備も出来ていないのに殻を破ったりすると、雛はうまく成長できません。
つまり『啐啄同時』とは両者にとって絶好のタイミングのことをいいます。
導く者と成長する者の関係で
導く者は相手が成長する絶妙のタイミングをしっかり見極めて見逃さず、正しく導いていくことが大切だと伝えています。
うりゅ坊
うりゅ坊
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