山の太郎グマ
これの感想を書くらしい。
わたしはわりと読書感想文得意。
でもさ、
本の内容知らんから感想文書けんやん。
だから長男にどんな話なん?
簡単に教えてって言っても、
なんかよくわからん、熊の話
とか言ってくるし。
熊の話なのはタイトルでわかるわ!
主人公は誰なん?ってきいたら
わたしが主人公。名前は出てこん。
っていう。
はっ!?
主人公に名前もないんか![]()
長男の話聞いてもよくわからんから、
本の裏にある、あらすじみたいなのを見つけてみることにする。
パラパラ…
書いてねぇ!![]()
仕方ないから、
ネットで検索。
あんまり、載ってない![]()
がびーん。
仕方ないから読んでみた。
20分もかからず、読み終わった。
最初から自分で読めばよかった。
主人公は「わたし」だった。
名前なかった。![]()
疑ってすまん、長男よ。
この本は、
「大造じいさんとガン」でも有名な椋鳩十さんの著書らしい。
子どもでも読みやすいと思う。
だいたい高学年向けだと思うけど、読みやすいから小4からでも全然いける。
わたしと同じようにこの本のあらすじ等を知りたい方がいるかもしれないし(レアだろ)、
わたしも内容を忘れないようにレビューというか読書感想文を書くことにする。(いつかの妹達の為)
ぼくは「山の太郎グマ」という本をよみました。この本を選んだのは、図書室で熊が少年に襲いかかっているような本の表紙を見て、この本はどんな内容なのだろうかと興味がわいたからです。
この本は体の弱い13歳の「わたし」が主人公の物語です。
「わたし」は、体を丈夫にする為にアルプスの山奥の知り合いの鎌吉じいさんの家で一年程暮らすことになりました。
鎌吉じいさんの家には勘太というおじいさんの息子と、子熊のころから育ててきたというペットというよりは家族のような存在の〝太郎〟という熊がいました。
主人公「わたし」は太郎と出会い、
一緒に暮らしていく中で
熊にも人間と同じような心があることを知ります。
ぼくがこの本を読んでいちばん心に残ったところは、太郎が命をかけて鷲と戦い、鷲に殺された我が子の仇をとろうとしたところです。
ぼくはこの部分を読んで、とても胸が熱くなりました。
なぜならもしぼくが太郎と同じような立場だったらと考えると、自分も死んでしまうかもしれない恐怖から怖気付いてしまうだろうと思うからです。
考えてみると、ぼくの母もぼくをいつも守ってくれていました。今はもう、いつもそばで守ってくれなくてもいいくらいに成長したけれど、それも両親がぼくを大切に守ってくれたおかげなんだと思いました。
ぼくはこの本から、命をかけて子どもを守り、育てていく大変さや、子どもを失った悲しさや悔しさを教えてもらいました。
これから先、ぼくにも命をかけて守りたいと思う大切な人に出会うかもしれません。
その時に大切な人を守れるよう、強い自分になりたいと思いました。
(661字)
感想文は必要であればマネしてもらって大丈夫で〜す。
こうやってさ〜、
親が手伝うのが見え見えだからさ、
隣の学区の小学校は自由研究と読書感想文はしなくていいんだって。
いいよね〜。
読書感想文長女の分もあるよ![]()
今からとりかかろうかね…

