すごい人達。 | ー こどもと暮らす ー

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こきちです。
子供中心の生活に変わり、ブログタイトルを「やむ、ヤム、yammy!!」から変更いたしました。
主に子供との時間、長年のライフワークである懸賞の事を書いてます。

昼前にお義母さんから電話があり、「今から熊本に行って来る!」とのこと。
寝たフリをして聞いていたが、元気なうちに一度会っておいたほうがいいと言われたようだ。



夫は慌てふためいて、
「帰っては来るけんが!!」
「テーブルの上に5千円おいとるけん、昼は好きな物を食べるように!」
と、叫びながら出て言った。



もう物を言う気もしない。
もう帰ってこんでよろし。





先週の土曜が「間があいたから」で、今週の火曜が「医師からの説明」、そして今日が「元気なうちに一度会っておいたほうがいい」。
これをずっと繰り返している。


「お義父さんは、そんなに悪いの?」と訊ねても、今すぐどうこうという訳ではないけど一度会っておいたほうがいいって言われたからとのこと。
「延命措置を一切しない」との事だったから、いつ寿命が来てもおかしくないのだけど、こんなに頻繁に、それもこんな時に。



私が自分で働いた分まで使いきられて、自分側ばっかりで・・・。
本家の叔父さんが心配して、小吉さんのほうには帰っているのか聞かれ、「実家に帰れません。」と言うと、「たっかけんな~」などとアノ親達はよく言えたものだと思う。
最近初めて知ったが、うちの親には偉そうな態度で「梨ば送ってやるたいね~」とか言っていたらしい。本当にビックリした。
どうりで席を外して戻ったら、最悪の空気になっていたワケだ。
礼も尽くさぬ人間の贈り物など嬉しくない。


それに夫と出会った時に、福岡に来て10年くらいと言っていたから、私と5年、計15年は経っているはずだが、家族の誰も家に一度も来た事がない。
これまで目の前の息子の姿すら見ておらず、自分のことばっかり話して、夫の普段の様子を尋ねられたことすらない。
息子の事すらないのだから、無論、私の事も私の親や兄弟のことも聞かれなかった。


「天神まで娘とはちょくちょく買い物に出ている」と聞いた点、引っ越す前と引っ越した後も「一度お越し下さい」、「筥崎宮をご案内しますから是非一度おいで下さい」と強く案内しても「筥崎宮にはもう行ったことがある」とはっきり断られた点を考えてもおかしい。
夫の住んでいた家もまた、筥崎さんから歩いて5分の距離だ。


15年という年月、たったの一度も息子が元気に暮しているか訪ねてみようとは思わなかったのに、会いたいと思うものだろうか。
その前の15年弱?も自分たちが捨てて行ったお祖母さんを代わりに面倒見ている息子に何の援助もなかったらしいのに。
普通の人の本当に自由でいられる時間は限られているのに、この人たちは30年も自分勝手に自由に生きて今さら。


最近になって、「妹が1回だけ家に来た事がある!」と言っていたのも嘘だと分かった。
夫は自分が言った事も忘れているようだ・・・。


「来るわけないたいね~」とのこと。
後で分かった事だが確かに、自分の母親の為の駐車場代200円か300円をケチるような人間が、天神から地下鉄代200円を払って兄貴の様子を見に来るわけがない・・・。


もう今さら来て欲しくないが。