犯人のいない殺人の夜/東野圭吾 | ー こどもと暮らす ー

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こきちです。
子供中心の生活に変わり、ブログタイトルを「やむ、ヤム、yammy!!」から変更いたしました。
主に子供との時間、長年のライフワークである懸賞の事を書いてます。

オクの売上で文庫本を1冊買いました音譜

落札者さん、ありがとうございます。


迷ったんだけど、短編集で電車通勤にいいかなってコレに決めたにひひ
すぐに読み終えちゃいました。

推理小説なのに、ストーリーから全体的に切なさがでてますね。
追い詰められると人間って理解できない行動にでたり、不運が重なると事件が起こるのかも。
偶然が重なると運命って思い込んだりするのと一緒で。

最後の”犯人のいない殺人の夜”で登場する「あたし」の存在は、
「回廊亭殺人事件」を思い起こさせ、なぜか同時に”容疑者Xの献身”に
出てくる「ダルマ」の引き返せないよう、新たな殺人を重ねるという覚悟を思い出させました。


欲しいものは何?
大事なもの、守りたいものは何?
そうする為には、何を実行し、何を犠牲にする?
優先順位は?

己の思惑(×÷-+)他人の思惑(×÷-+)カオス = 結果


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オススメ度は、 ★★★★☆ ぐらいかな。