複雑な気持ち。 | ー こどもと暮らす ー

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こきちです。
子供中心の生活に変わり、ブログタイトルを「やむ、ヤム、yammy!!」から変更いたしました。
主に子供との時間、長年のライフワークである懸賞の事を書いてます。

さっき、チーチーに妹さんからのメールを見せられてお母さんのお仕事お疲れさま会を熊本でする事になりました。
9月でアルバイトを辞められるそうで、その労いをしようということでした。

チーチーのお母さんと私の両親は同い年でなんだか複雑な感じです。
長いことお勤めされて、ご苦労さまです。
という気持ちはあります。

なんとなくですが付き合いが派手だなぁとも感じています。

昨年の誕生日か何かに妹さんから、母親に携帯を買うから4万だったか5万だったか振りこむようにチーチーにいきなり電話がかかってきた時もすごくビックリしました。
その時チーチーはもうすぐ使えなくなるムーヴァをマメに充電しながら辛抱強く使っていて、使えなくなる寸前に安い携帯を購入したくらい。
私が両親にプレゼントした携帯は年配向けの使いやすい機種で6千円と8千円、ちなみに私の携帯はドコモショップで貰ったタダ携帯。

チーチーもお父さんもドコモだから、ぶら下がれば家族間は無料になるのに何故auの新機種なのか。
それと、お母さんはご旅行と鉢花とカラオケや飲みごとが趣味のはず。
ン万円の使いこなせるわけない携帯を欲しがられるとは思えない。
余計なことかもしれないけど、そんなに支払うのだったら旅行でもプレゼントしたほうがいいのでは?と疑問を抱きつつ。
チーチーが言われたまま素直に振り込むのを見ていました。
その後、妹さんの彼氏がauの代理店に勤めているというのを知り、更に半年も経たないうちに結婚され、今は旦那さんになられたので、お見事!というしかありませんが。

プレゼントとの範疇を超えてますよね。
同額を自分も出したのかというと否だと思います。
今年もまたかかってくるのではと怯えていましたがきませんでした。

結婚式を終えて暫くして私が自分の父親から言われたことは、
チーチーの「お父さんには気をつけなさい。」ということです。
言おうかどうしようか、しばらく迷ってたみたい。

式の直後に山のおじさんとおばさんは、あの人たちはいい人だなあ。
きっと将来お前の力になって下さる人だから、大切にお付き合いさせて頂きなさいよ。
と言われた時は、そうだろう、そうだろうと思って深く考えませんでした。

なんでも式を終えて私が友達の手紙を受け取って感動していた隣の控え室では、「ご祝儀は自分が預かっとくから渡しなさい!」
「いいえ、ご祝儀は自分たちで管理します。」
というやり取りが行われていたらしい。

糖尿で耳の遠い父親が廊下にいて「大声で怒鳴っていた」というのだから、相当大きな声でやりとりしていたのだろう。
恥ずかしい。

チーチー君ははっきり断っていたが、お父さんは腹かいて文句をいいながら出て行っていたぞ。
前から思っていたが堅実に生きてきたという感じの人ではないな。
山のおじさんとは兄弟でも全く違うようだな。
とのことでした。
それと、チーチー君にはぜったいに言うなよ。
自分の親から言われた時に傷ついているのにお前から言われるとまた傷つくからな、と。

チーチーのお母さんからご祝儀を自分が預かると言われた時に躊躇してしまったのが、これを予感していたからなんです。
お母さんは信用できてもお父さんは信用できない。
それが私の正直な気持ちです。
今までの行いで痛切しています。
チーチーにご祝儀のことを念押ししておいて良かった。
ホント、チーチーを傷つけない為に言い方に凄く苦労しましたよ。

なんだかねー
私の父親は元々少ないお給料が3分の一になり、障害者の弟と人でなしの叔父を養って生きるのに必死。
両親は、その日その日が精一杯の生活レベルなのにご祝儀も奮発してくれて、弟もお祝いをくれて。

結婚式の費用は大丈夫なのか心配してくれて、ちゃんと支払いが終わったか、人様に迷惑をかけていないか、
これからは自分たちはいいから、自分の家族の為に使いなさい。
人並みに新婚旅行にもいけずかわいそうに、お母さんたちも近場とはいえ新婚旅行にはいったのですよ。
もう年も年なのだから早く子を授かり、ワンルームから引越しもして新しい生活の基盤をつくるには色々物入りですからねと自分たちは日帰りでいいからと遠慮しいしい、安いビジネスホテルに泊まってくれた。

親心に涙が出た。

そのご祝儀がちょうど、チーチーのお父さんたちの泊まる良いホテル代へと消えて言った。
式の前日まで披露宴の後の更なる自分たちの飲み食いを心配していらっしゃって、お父さんからは、好き嫌いであれは嫌、それは嫌だと言われ、料亭の分までチーチーにあたりまえのように出すようにいわれた。
お父さんが皆を呼びたがったから、神前式のみでよかったのに披露宴兼式にしたのに更に食事会を求められ。
それも片側だけ。
うちの親族は当然、遠慮して無し。宿泊も無し。

前日の夜中に、食事どころまで皆を案内できるか、その心配で母親がナーバスになっていると妹さんからメールが来た。
小吉さんたちは料亭には行かないのか、そこまで案内はしてくれないのか、ホテルは・・・うんぬんかんぬん・・・ですって。
旅行に行くお金を料亭に使うことにしたのに!
妹さんたちの結婚式では自分たちは旅行に行きトンズラ。
私達は朝7時に車を出して山に迎えに行き、そっからすんごく離れた郊外の会場と駅前のビジネスホテルとを足代わりになりホテルのチェックインとかも協力し、しかも自腹、その事で横浜の叔母様はおカンムリでエライ目にあわされたのに向こうは協力一切なし。

向こうにお金を使う分もあって、うちの両親は遠慮して焼き鳥だ。
2人の貯金ではなく、私のポケットマネーから。
それでも喜んでくれる。

ノーテンキにも「装花やドレス、楽しみにしています。」
とか書いてあって、

「ブーケはねぇっ!記念撮影もねぇっ!あんた方が贅沢する為にドレスはヤフオクで8千500円じゃ(`・ω・´)」
と言い放ってやりたい衝動をぐっと堪えた。

私は式の前日までこれからの生活と支払いのことを考えると憂鬱でぶち切れた。
チーチーに自分たちの飲み食いの心配ばかりでなく、少しは私たちの心配をしてくださってもいいんじゃないって言ってみたが無駄だったから、もうメールの返信で「申し訳ないですが、食事の分は自己負担でお願いします。ホテルは駅から1分で見えてます。お渡しした地図で分からなかったのであれば、これからホテルのサイトのURLをお送りしますので見てください」と返信。

そんなやり取りの翌日の式当日、終わった途端にご祝儀をよこせと言われているとは。
親戚のみの挙式で当然赤字、支払いもやっとだというのに唖然です。

まさに「自分たちのこと」しか心配していなかったわけです。

もうぶちまけてしまいます。
更にその後わかったのですが、チーチーのご両親からはご祝儀が1円もなし。
1円もナッシングですよ~(笑)
競艇に競輪、パチンコ、ゴルフ、マージャン、旅行をするお金はあってもね。

紙袋の底の厚紙の下の底まで確認して、チーチーと2人で笑いころげました。
息子夫婦のお金で飲み食いしたくて、自分側の親戚だけ宴会をもうけていい顔をしようだなんて。

娘さんの結婚式後はビジネスホテルと居酒屋。
奮発+「ホテルは予約してますから」と言われて宿代も足して限界まで包んだらホテルは自腹w

私はお父さんがチーチーに支払わせようとしてるのを察知し、早々にホテルから脱出。
もうそんな余裕なかったですからね。

自分で払う時は居酒屋で、ご馳走になるなら気前よく料亭w
まったく。

妹さんご夫婦からは私たちの約半分。
普通に包んでいたチーチーに「たった一人の妹さんだし、半分出すから奮発しましょう!どうせ戻ってくるよ」と言ったのは私。

生活保護以下の私とそれとあまり変わらないチーチー。
向こうは公務員、相手にご両親がおられず、死んだおばあちゃんの家に住んでいるから家賃もいらない。


妹さんは特に自分の親のことしか考えないでいいわけですから、他の人が両方の親に同じように尽くさなければならないということが分からないのかもしれません。

チーチー側のご親族には、式のすぐ後にご挨拶周りをさせて頂いたのですが、私のほうはやっとお盆に終わったばかりです。
自分たちの生活がやっとなのに、両親はチーチーを歓迎して鉢盛りも奮発してくれて、私たちがお線香代として包んだ以上におみやげもたくさん持たせてくれました。

以前からチーチーのご両親は支払いの時になるとチーチーを見、お財布を出そうともされないので、もしかしたらうちの両親同様貧乏でお金を持っていらっしゃらないのでは?
それならそれなりの気配りをしなければと思ってたんですが、そうではないようです。

福岡市内の観光スポットなどは思いつく限り尋ねてみましたが殆ど旅行してあるようなのです。
住んでいる私たち以上に。
つい最近も引越しの案内を差し上げた時に、「筥崎宮をご案内させて頂きますから、ぜひ遊びにきてください」というと「もう行ったことがある」と言われました。

そんで、先日の山のおじさんのお見舞いでご一緒した時にお父さんは、
こちらからは、出来る限りの精一杯の街のど真ん中で駅からすぐにある快適なホテルに泊まり、ご希望通りの料亭を手配して「あげんな所は好かん。人の多か所は好かん。行きとうなかばい」とか漏らしたわけです。

かたや、うちの両親は安宿、お父さんたちの泊まったホテルとは比べ物にならない、駅からは遠い。
当日遅刻してはならないと前泊し、自分たちで何度も会場まで迷わず行けるようホテルから往復して練習してくれた。

筥崎宮など来た事もない。
観光地も旅行もさほど。

そう思うと冒頭に戻りますが、複雑な気持ちになるのです。
年が同じなのにってね。
私も自分の親にそれなりの楽しみや贅沢を味あわせてあげたい。



8月も2度、熊本に行ったばかりですが9月もかぁ。
私は乗り物酔いがひどいから遠出は苦手なんです。

行くなら電車で行くのが好き。
チーチーだけでなく、他の人が万が一飲酒運転とかするのが凄く嫌だから。
酒が入る席ってゆるい人が一人はいたりしますよね。
チーチーだけなら、ガン見して見張ってるんだけど。
でも、電車でいくと高いよね。
よく考えたら7月に長崎と熊本、8月に熊本に2回、9月も!
そのあと何度か農園の手伝いにいかないといけないし、正月も!!
島には1度しか帰れてないのに。
チーチーのお父さんは「船代がかかるけんな」とか言ってたけど、熊本だってこんなに頻繁に行けばガソリンと高速代も馬鹿にはなりません。
手ぶらでも行けません。
しかも本家とご両親の両方にしなければなりません。
Totalでは船代のが安い。

この3ヶ月間だけで、チーチー側の交際費のみで内祝いを除いても6万円も使ってる。。
私の親にはあげた以上に返ってきたから実質なにもできてない。

5月挙式、6月にチーチー側の欠席でお祝いを下さった親族に内祝いを贈り、
7月にご挨拶と手土産を持参して周り、7月中旬に引越、お盆にようやく私の側へまとめて挨拶とお菓子。

帰りに温泉に行くからとかラーメン食べるからとか、なんとかごまかされていっているような気がします。
そして、
お盆も本家の山のおじちゃんが入院中だから、常識からして遠慮すべきだと私は思うんですが・・・。
自分の家族が入院して大変な時に飲み食いしにこられたら・・・いい気持ちはしませんよね?
普通、自分の子供たちが帰ってきたら「おお、よく帰ってきた」といって、自分の家でまかない、手料理の一つも食べさせますよね。
本家へのご挨拶は別。
何故か、私たちも本家にくるよういわれ、叔父さん叔母さんのご好意で恐縮しながらお世話になってる。
向こうのほうが色々な心配もしてくださって親みたいに感じるけど、一応両方に礼はつくさねばならない。
農園の仕事も忙しいし、家族は着替えや身の回りの世話で病院との往復で忙しく、退院してまたすぐの入院。
家族が病気で心配な上に、何かと物入りで金銭的にもきついはず。
そんな時にもてなされて当たり前という態度の人たちに来られても疲れるだけ。
私も実家が本家ですから、自分だったら遠慮して欲しい。と思います。
何度かお世話になって、本当に山のおばさんはいい人だなあと。
不思議なのは、ほぼ誰も手伝いません。
いつもおばさん、時々娘さんが手伝うくらいです。

チーチーのご両親がお盆ギリギリまで待とうと言われて私は凄くビックリしました。
「お盆までに退院できるかわからない」と言われたら家の主が不在なわけですし、遠慮申し上げるのが礼儀と思うのですが。
もし、退院できたとしても「体が第一」
少しでも静養できるよう、心配りはないのだろうか?と何度かチーチーに言ってみましたが、「お墓参りに行かなければならないから」との理由でした。

お墓参りなら場所も知っているのだから自分たちでお参りし、お花とお供え物をあげておけば良いのではないだろうか・・・と私たちだけでも遠慮しましょうよと更に言ってみましたが無駄でした。

結局、おじさんは入院中のまま本家に皆が集まり、飲んで食って。
しかも、「お墓参りに行こうよ」というと「雨が降っている」という理由だけで誰もお墓参りに行きませんでした。

山のおばさんも娘さんもお孫さんも、家族はみんな叔父さんのことが心配で顔色が優れないようで。
ずっと心配そうな顔で、いつもより言葉少なでした。
早く出て少し準備を手伝えたのだけが救いでした。

私の信条は、自分が相手の親に尽くせばおのずと自分の親も大切にしてもらえる。
だけど、なんだか厳しそうだなと感じています。

本家はどっこも大変ですね。