次の朝は9時からバチカン市国だった。
美術館の予約を予めしてあるのでどうしても遅刻できない。
地下鉄のテルミネ駅近くのホテルだったので、駅までは
近いけど通勤時間帯で、昨日より混雑している。
でも日本の通勤時間帯と比べたら
全く混雑具合が違うんだけど(^-^)/
電車の中で、長椅子に腰掛けた子供達の前に立った。
子供の横の席が空いて三人が「マム!マム!」と
お母さんを呼ぶので、目の前にお父さんが立っている
のにやはりレディファーストなんだなあと思っていたら、
三人の視線の先は私だった。
あ…マダムのマムか…
何故か気に入られて、子供達に急かされて座ったら
「ジャポネ~ザ?」と口々に聞いてきて可愛いんだけど、
イタリアンで英語も分からない彼等と、名前を言い合う位
しかできない。
双子の男の子と女の子は5歳で活発(^O^)/
小学生の姉ソフィは落ち着いている。
こんな時、折り紙とか、キティちゃんグッズとか、
日本ぽいものがあればなあ
Cpro駅で降りた。日本と違って、「バチカン美術館 直進」
なんて案内板は皆無
ここで降りる人はほぼ美術館目当てなのに、
閑散としている。
キョロキョロしてたら、地元のシニョーレが道を教えてくれた。
バチカン美術館は予約していたのですぐに入れた。
ここから、絢爛豪華、ため息と賞賛しかでない素晴らしい
芸術作品の嵐が始まった。
最初はエジプト美術館。 紀元前2500年…とか、
そんな古代の物がこんなに綺麗に目の前に
ある事がまず信じられない。
ミイラもレリーフも棺もヒエログリフも美しく、去年上野で
大エジプト展を観た時に、ツタンカーメンと王妃の椅子が
素敵でとっても欲しくなった事を思い出し、
今でも素晴らしいと感じるデザイン、美しいと感じる感性は
変わらないのかもしれないと思った。
・・・
ワタシタチ、シンポシテルノカナ?
エジプト展はまだ序の口だったのに
かなり時間を使ってしまった(・・;)
古代ギリシャ、ローマ彫刻、 エトルリア美術、キリスト教
美術などのエリアがあり通路はフレスコ画の天井に
なっていて、一つ一つの部屋も美術品で溢れている。
ラオコーンはひとだかりができていた
途中でやっぱり、足にきてしまった(・Θ・;)
昨日歩きすぎた。連れは元気だけど私はムリ
でも、観たい~
まわりたい~
シモネッティの中庭もギャラリーも素敵
ため息が出るほど。
だけどタペストリーのギャラリーに来ると、あまりの数と
通路の長さに、集中力が切れてきてしまった。
あのキリストの登場は「イェーイ」みたいな感じだな。
とか、クリスチャンの方には失礼な事を思いながら歩く…
ラファエロの間を過ぎ、クライマックスは
システィーナ礼拝堂
いや~凄い
これほど美術品を観てきた後でも、思わず見入ってしまう
驚いたのか、天井と正面の絵を描いたミケランジェロが、
依頼された時はまだ絵画を描いた事がなかったという事
ええ~Σ(゚д゚;)
どんだけ天才なんだ
かっこよすぎる
リゴーリオの通路も豪華絢爛。
やっぱり一度にはとても鑑賞しきれない。
世界中から観光客が来るバチカン
美は世界共通なんですね
奥が深いです。
長くなったので、後半はまた^ ^









