セキュアベース『確実』と『不確実』のバランス。 | 「しあわせな人生を切り拓く自分育ての方法 」寺嫁コーチ野上こうこ

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セルフコーチングで「心」を整理、マインドマップで「頭」の整頓をして「望む未来を創る」寺嫁コーチ野上こうこのブログです。

〜今の自分に満足していますか?〜
人生を変えるたった1つの方法は
『思考を変える』こと。
寺嫁マインドマップライフコーチの野上こうこです。


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『マインドマップ」を使い始めてから、脳のことが気になって脳科学者の茂木健一郎さんの本をよく読んでいます。

セキュアベースについて、
こんなことが書いてありました。


「よりどころとなるセキュアベースがあるからこそ、人間は、未知なるものへの好奇心や、新しい領域にチャレンジする意欲が湧く。

脳科学的に説明すると、人間の脳は『確実なこと』と『不確実なこと』とのバランスを常にとっている。

確実なことが10あれば、同じく不確実なことも受け入れることができ、その10の範囲で脳はさまざまな探索行動をとることができるのである。

逆にいうと、確実なことがない状態では、不確実なことも受け入れられなくなるため、引っ込み思案になったり、かたくなになってしまうわけだ」

(「プロフェッショナルたちの脳活用法」
【NHK出版】)



『確実』→『セキュアベース』
『不確実』→『チャレンジ』

この2つがバランスを取りたがっているということは、

セキュアベースがしっかりしていると、冒険をしたり失敗したりもできるということ。

子どもにとっては親がセキュアベースとなる場合が多く、セキュアベースは幼少期に整うとも言われています。


では、大人は?

大人の場合では「心のよりどころになる存在」がセキュアベースになるんです。

心から信頼できる人が対象になる場合が多く、パートナーだったり、尊敬できる人だったり・・・。

「揺らぐことのないよりどころ」という意味では「主義」「哲学」「信条」という
価値観もセキュアベースになりえるそうです。


何か大きな失敗をして落ち込んだ時とか、相談はしなくても遠くにいる家族が支えになっていることってあります。

家族もあてにならなくて人間関係で不安定になった時は、本を読んで誰かの言葉を支えにしたりもします。


「信頼できる人」と「揺らがない信念」が揃うと、「揺るがない自分」になり、自分の望む人生を創ることができそうです。


先ずは、自分のセキュアベースを確認して、「揺るがない自分」を作らなきゃ。

そして、コーチとして、誰よりも「信頼できる人」を目指します。

「揺らがない信念」となる「心の根っこ」を育てるコーチングも続けて行きたいなぁ・・と、あらためて思った朝でした。


今日も読んでくださって、ありがとうございます。

皆さまにとって、良い1日になりますように。