右矢印ROOMに感想書いてます😊



犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま

 

  


下矢印 このお話でも書きましたが、


私は、あんまり、

小説を読むのは得意じゃないです。


漫画は好きなのに、不思議…真顔はてなマーク


活字なら、

ルポルタージュとかエッセイとか諸々、


ノンフィクションのほうが読みやすいニコニコ


のですが。


 

『明日の子供たち (幻冬舎文庫) [ 有川浩 ]』

 

発行 平成30年。


まだ、平成だったのか!

と、ビックリびっくり


たまたま、

時間潰すのに本がいるなぁって時に、


駅の本屋さんに平積みになってた本で、


一番、惹きつけられて、

レジに持っていったのが、

この本でした。


簡単に感想はROOMに書きましたが、


関心の高かった、

児童養護施設を舞台にしたお話。



ルポを読んでるかのように、


この話が事実で、登場人物が

今のこの世に存在している様な感覚で、


一気に惹き込まれていきました。



ROOMの字数制限で、

他にも、気になっていることは、

たくさんあったけれど、



たとえば。


病気で親を失い、

親戚も経済状況が厳しく、


行き先がないという状態で、

入所したアッコ。



家庭が荒れていて

やむを得ず入所したわけではないので、


アッコは情緒的にも安定しており

「問題のない子供」の代表のような子供だった。


ずきん、と、痛みが走りました。



ACでないから「問題のない子供」、

と、読めてしまって。




ふっと、 小公女の話が蘇って。


リトルプリンセス 小公女セアラ [ フランシス・エリザ・バーネット ]

 

外国文学になると、

更に更に、イメージが湧きにくいのか、


ホント、苦手なんですけどね魂が抜ける


でも、小公女は、


子供用の簡単バージョンから、

完訳版まで、


かなり読み込んだ気がしますニコニコ



話を戻して。


セーラにしても、アッコさんにしても。


幼い頃に、

ギュンッと愛情を注いでもらうって、


何か起こっても、

その置かれた場所で咲いていけるような、

強さを植え付けてもらえると

いうことなのか。




この本自体、平成の頃のお話。


そして、アッコさんは、また、

回想シーンに出てくる、

更に前の世代の人。


だけど、

「進学はリスク」と言われざるを得ない、

環境に生きて、


セーフティーネットさえ、

用意されなかった中で、


理不尽な運命の波に飲み込まれながら、

激しい荒波に飲み込まれてしまっても、


置かれた場所で再び、

芽を出し、凛と咲いていく様子に、


本題から離れた、

ちょっとした回想シーンなのに、


泣けて、泣けて仕方なかった。


星星星


大学への修学支援には、

賛否両論、いろいろ聞くし、


自分自身の意見も定まらないけれど、


意欲も力も持つ子どもたちが、

網もかけてもらえずに、


大きなリスクを背負って、

プレッシャーの中、


生き抜かなきゃいけない

世の中というのは、

なんだろう??



読んでいて、苦しさから、

逃れられなかった。


いろいろな角度から読んで、

いろいろな思いや、

世の中の課題が浮かび上がる。




 ダウンダウン こちらも一種のホラー ダウンダウン

ブラック奨学金 (文春新書) [ 今野 晴貴 ]


処分できないままでいる本です。



スマイルゼミ(高校コース)