今だから言えること


 

 二十年あまり前、だっただろうか。


大人の発達障害が話題になり始めたのは。




発達障害というのがあるらしいことを知り、

薬もあるらしいことを読んで、


今よりも もっともっと、

検査してくれる病院が少なかった時代だけど、

大急ぎで連絡をとって飛び込んだ。



自分の感じていた違和感が

検査でいくつかはハッキリ示され、


また逆に、

日常生活では困るのに

検査として落ち着いた場で行えば


何も問題なく遂行できることもあった、


ということは分かった。



凹凸は明らかだけど、

感覚のズレも明らかにある事も知った。


逆に、

障害には当たらないらしいことも知った。



私が、本を読む中で見つけた、

魔法の薬のようなものは、

手に入らないらしいことを知った。



で。


この世で適応して生きていくための

カウンセリングを勧められたけれど


「そんなまどろっこしいものならいらない!」


速効性だけを、求めて飛び込んでたので

結果だけ聞いて終わってしまった。



だけどそれでも、

  • 検査で私の客観的事実を知ったこと
  • ここまで、私は、実は「頑張ってきた」のだという事実をお医者様の口から聞かせてもらえたこと

この2つが得られただけでも、


あの時、勇気を出してとびこんだことに、

意味はあったと振り返ってみて思う。

 

 

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先日 下矢印 で書いた



この本 下矢印

 

 

電子書籍でも出てますねニコニコ


思い立った時に調べるという意味では、

こちらも便利だったかも。



あれから、二十年くらい経過して、

この本に出会った時、ようやく、

止まってた時間が動き出した!感じです。