皆様、こんばんは。

ココロです花


今回は、書き残しておく日です。

要するに自己満足です。

見つかりませんように。。。



春、初めて出会った時の印象は、真面目。

この人とは気が合いそう。

目立つ事もせず、場を回すこともなく、

静かに笑っていた。

どうやら遠くから通っているらしい。

【仲良くなれたらいいな】と心のどこかで思っていた。


夏、気が付いたら、同じ部署に所属する仲に。

几帳面なのか、大雑把なのか、よく分からないが、字は綺麗。

ヒラヒラと上着を羽織ってきた姿が忘れられない。

仕事の相談をするのは、貴方だった。

貴方の暴走を止めるのは、私だった。

【お互いに助け合えている】そう思っていた。


秋。大仕事を初めて経験した。

貴方は、ずっとこちらを心配してくれていた。

背負っている物の大きさは、向こうの方が遥かに大きかったのに。

毎日増えていく不安に押しつぶされそうになって、

限界を超えた先でも、どうにか立ち続けた。

あの日の達成感を越える物はきっとない。

全てが終わったあの日、

貴方は静かに熱を出していた。

守らなければ、と必死に守ろうとしていた。

【私が守るべきもの】だと思い込んで。


冬。お疲れ様会が開催された。

何を思ったのか、しおりまで準備してくれた。

何を思ったのか、私は短いスカートを履いた。

人混みではぐれないように、貴方は私の小指を握って笑っていた。

浴衣姿で並んで歩く2人組を見て、

「きっと似合うよ、好きな人と行った時に着るんだよ」と。

言葉が泡のように消えていった。

【私が好きなのは、、、】そう確信した。


肌寒い年越し前、

長い電話の果てに私達は結ばれた。

書類のない友達以上の関係。


季節は巡り、今は出会って6回目の春。

私たちは、大都会で尊い存在を守る仕事をしている。


少し煙たがられるけれど、

オモイ私は今日も明日もすいとーよ。