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これまで、婚活詐欺に遭いやすい人について語ってきました。
今回が最後になります。
③孤独感があり、恋愛で心を満たそうと思ってる人
これは、私も経験があるのですが・・
恋愛をしていないと物凄く寂しくなる人。
寂しさを恋愛で満たそうとする人は、恋愛依存に陥りやすくなります。
※ちなみにアルコールで紛らわそうとする人はアルコール依存。ギャンブル、薬なども同じです
例えば、DVやモラハラをする彼氏と付き合っていたり、常にハラハラドキドキするような振りまわすパートナーだった場合、アドレナリン、ドーパミンなどの脳内ホルモンがドバドバ出るそうです。
普通はDVやモラハラをするパートナーからは離れたいと思う筈なのですが、その存在がなくなってしまうとホルモンの分泌も止まってしまいます。
一時期、距離を置いたとしても何故かまた戻ってしまい復縁してしまった・・
というパターンを聞いたことありませんか？
それは何故かというと
ダメ男からは離れた方がいいのに、一度脳内で分泌された興奮ホルモンで満たされた感情が忘れられなくて、自ら引き寄せてしまうからなのです。
別れたら多幸感を感じられなくなるので、孤独になるよりはこのままでいた方がいいと思ってしまうのでしょう。
※恐怖などの興奮した感情でも何故かまた繰り返したくなる呪いのホルモン。親子関係が歪でも、離れたあと同じ環境を繰り返してしまうのはそのためです
つまり、寂しさの正体はホルモンなわけで、それに振り回されて誰でもいいから付き合って～騙されて～別れて～を繰り返すと、ただ自分の心と身体がすり減るだけになってしまいます。
パートナーの存在がいることで、同性の友達や家族だけでは満たされないものが貰えるから、恋愛はいつになってもしていたいという気持ちは分かります。
私も、特定のパートナーがいない時は漫画やKポの推しに依存していました。
その寂しさを埋めるために婚活をしてきたのですが、早く相手が欲しい、自分を必要としてくれるならだれでもいい！という位寂しい気持ちが強いと詐欺師に騙されやすくなります。
詐欺師は高確率で「なるべく時間をかけずに、相手をいかに騙すか」を考えます。
このときの時間とは、付き合うまでの時間の速さ。
婚活アプリでマッチングしてすぐに「好きになりそう」とか「早く会いたい」「いつ会える？」など馴れ馴れしいのは勿論、会ってすぐに「付き合ってほしい」というのが特徴です。
考えてみてください。
真剣に将来のパートナーを探している人が、相手の情報をほとんど知らないのに「付き合って」といいますか？
住まいやお金、同居の有無や将来設計など、今後どのように生活していきたいと思っているかを具体的に話し合えたならまだいいのですが、簡単に仕事や趣味などの話をササっとしただけで
「わたしは貴方に決めました。」
っていうっておかしくない？
そして、このような人に騙される人は、異性に対してあまり警戒心を抱いていないところがあり、言葉そのものを信じてしまうことがあります。
チョロッ！！て思われます。
私も過去に、「芸能人の●●さんと知り合いで、仕事で関わってるんだ。だから毎日仕事が忙しくて深夜に帰宅することもあるし、ラインもみれなくて、連絡が遅くなることがある」と言われたことがあるんですが、
「そうなんですか。すごいですねー！お仕事がんばってくださいね」
なんて返事したことがありました。
そのときはさすがにヤリモクは
「なんでも信じちゃうんだね」
と言ってきました！！！！
私は、このとき「え？」と違和感を感じたのですが、深く考えずそのまま騙されました。詐欺師が呆れるほど馬鹿と思われたと思います。
※ちなみにこの後詐欺師はフッまあいいけど、と独り言いってました。
※この当時の自分、ビンタして目を覚まさせたい。
今ならアホかよ！！！！と自分にツッコミ入れるんですが、当時はとにかく寂しくて誰かに必要としてほしかったのです。（ただのバカ）
そして、「つきあった」という口実の次は、詐欺師の次の目的にうつります。
お金か、セッ★スです。
※それに絡んでマルチ、宗教、ネットビジネスなどもある
ここまでの流れが速い！！というのが特徴。
でも、寂しくて誰かに満たしてほしいと考えている人にとっては性交渉したいと思ってることが多いので、この時点で自分は被害者だと感じにくいです。
セッ★スが目標だった詐欺の場合、そのまま適当にセフレとして繋がって長続きする場合もありますが、女性が結婚を望んだ場合や「もっと連絡取りあいたい！」などと言った場合、詐欺師にとっては「都合のいいAＮＡ」でしかないのですれ違いが生じます。
お金を搾り取るのが目的の詐欺の場合は、（深い関係性を持ってなくても）言葉巧みに恋心を操って取れるところまで取るという策にでます。
「お金をもう出せない」というと「自分のことが好きじゃないのか」と罪悪感に訴えてくるなどして、非情なまでに財産を搾取します。
ここまでくると、大抵は途中でおかしいな？と気付き、第三者に相談して事が大きくなる前に詐欺から逃れる人が殆どだと思いますが、夢見る夢子や人の話を絶対に聞き入れない頑固な人は、被害を大きくしてしまいます。
このような被害に遭わないために、何ができるかというと
恋愛依存から脱する
マインドをもつ努力をすることが必要になります。
ここまでになると、病気です。
依存症に一度なってしまうと直すのが非常に困難だとされています。
愛情を欲してる人が、（偽りの愛情だとしても）愛情を貰い、そこで多幸感を得てしまった場合。
もっと、もっと欲しい！！！
もっと私を愛してほしい！
となってしまい、脳のネジが飛んだような状態になります。
酷くなると「もうそれなしでは生きられない」というように、日常生活もマトモに送れないくらいのめりこんでしまうことがあります。
※立ちんぼしてでも誰かに必要とされたいと思うような
正常な状態になれば、本当に自分を大切にしてくれる男性を見極めることができます。
では、恋愛依存を克服するにはどういった方法があるのでしょうか？
それは次回語りたいと思います。
つづく。
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