【注意】今回は全くアクセサリーの話は出ません。
 
 
 
このブログをずっと書こうと思いながら
月日がかなり経ってしまった。
 
韓国旅行ブログはネタがたくさん溜まっているのですが、
 
金正男氏が亡くなった今、
 
北朝鮮を見にいった話をまとめてみようと思います。
 
 
まずは親日家の金正男氏のご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
 
北朝鮮、距離的には日本からはそう遠くない国なのですが
遠いですよね。謎だらけの国ですね。
 
最近はYouTubeなどで北朝鮮と検索すると色々な動画が出てきて
真偽は別として北の生活など様子を垣間見ることができます。
(今検索しちゃうと殺害のことばかり出てきちゃうと思います)
 
 
ふぅーー。言葉を選んでるつもりですが不適切な表現があったらすみません。
 
 
 
在日の友達に言わせると北も南も一つの国なんだそうですが、
休戦状態の今、南の韓国には気軽に行けますが、北の朝鮮には
中国経由で行くしかないです。
 
でも韓国からだとすごーく近い場所まで行けます。
主に板門店とDMZに行くツアーがあります。
 
 
 
板門店は朝鮮戦争の休戦協定の調印が行われたところで
今も軍事会議が開かれる会議室に入ることができます。
会議室では、テーブルの真ん中でここから先が北朝鮮
みたいになっているとかいないとか。
部屋の半分の北朝鮮の領域には北朝鮮の兵士もいるそうです。
 
服装規定も厳しく、アーミールックなんて絶対ダメ、
北を指さしたらダメとか軍人に話しかけたら
ダメだとか、
軽はずみな行動をしたら射殺されてしまうとか・・・
 
この板門店は数日前から予約しなくてはいけなくて
板門店ツアーは1日ツアーばかりで、
ここはツアーでないと行けないそうです。
 
この時は、DMZツアーに参加することにしました。
こちらの方が半日ツアーだし比較的気楽に参加できます。
 
てことで、DMZツアー。前日申し込みも可能だったので
予約してみました。
 
料金は忘れたけど5000円位だったような…
当日ホテルまで迎えに来てくれたような…
途中でバスを乗り換えたような…
 
 
まず、DMZってなに?・・・(demilitarized zone)
軍事境界線非武装地帯をいいます。
この領域では武器の使用が禁止されています。
 
じゃあもしこのDMZで軍隊が活動するとどうなるのか・・・
それは戦争が始まってしまうそうです。そして地雷が埋まってる
場所もある危険な地域でもあります。
 
DMZツアーは同時に第3トンネルも見学することができます。
 
第3トンネルってなに?・・・
 
第3というからには第1第2もあり、第4もあります。
 
北朝鮮が南侵略のために秘密に掘っていたトンネルで脱北者の証言により
1978年に発見されたそうです。第3トンネルが
一番大きなトンネルで1時間以内に
3万人の武装兵力を通過させることができるそうです。怖っ!
 
 
 
 
前置きが長くなりましたが、ではDMZツアー出発です。
2年前なので記憶が曖昧で順番も不確かですが。
 
image
 
 
 
まずはイムジンカク(臨津閣)公園、自由の橋見学。
 
今回のツアー、地図で説明すると
 
image
 
ソウルから北西に行き、
 
image
 
image
 
この辺りを廻ります。
 
 
まずはチケットブースに到着(記憶なしでしたが写真があったので)
 
image
image
 
ドキドキしていましたが、テーマパーク感!
 
image
 
観光バスもたくさん。展望台からの眺め。
 
image
 
 
こんなものまで(苦笑)
 
image
 
 
南北をつなぐ唯一の橋「自由の橋」
 
imageimage
 
1953年に朝鮮戦争の休戦協定が締結された後に、戦争捕虜たちが
「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、
この名前がつけられたそうです。
 
ここまではツアーでなくても誰でもパスポートなしで行くことできます。
 
 
そしてバスは緊張感のある地帯に向かいます。
 
統一大橋の検問でパスポートをチェックされます。
 
imageimage
 
image
 
 
そして都羅山駅に行きました。(先ほどの地図参照)
image
 
image
 
ソウルから56kmのこの駅は南最後の駅ではなくて
北側に行く最初の駅として位置付けられているそうです。
 
使われてないと思ってましたが、ソウルから電車で行けるそうです。
1日1本運行しているとか。
 
今は運行していないので北朝鮮までは行けませんが、
平壌まで209kmだそうです。
image
 
 
 
繋がるとヨーロッパまで行けるとか。陸続きすごい!
赤い線がその陸路予想だと思います。大陸ってすごいですね。
 
 
image
 
image
image
 
 
お土産物屋さんもありました。
 
imageimageimage
 
 
その駅見学のあとは都羅山展望台へ。
 
image
 
この黄色いラインから先は撮影禁止です。
 
image
 
ここで望遠鏡で北朝鮮の村の様子が見えるとか。
 
この日はPM2.5の影響もあり曇っていてみえませんでしたが、
見える時は綺麗なよそいきの様なチマチョゴリを着た人が
畑仕事をしているのが見えるそうですあせる
 
 
 
ここからバス移動したのか徒歩移動したのか
覚えてないのですが
 
 
 
モニュメントがありました。
 
image
image
 
 
球の片側が韓国、もう片側が北朝鮮。両脇から押しているのが国民。
国民の手で再統一しようという願いが込められているそうです。
 
観光バスもたくさん。
image
 
 
 
ここでは映像資料館みたいな建物があり、朝鮮戦争について
学ぶことができます。沖縄の平和記念公園みたいです。
 
image
image
image
image
 
 
 
 
 
このあと、緊迫の第3トンネル見学です。
ここでは撮影禁止でした。
 
そしてトンネル見学のために、荷物をすべて
コインロッカーに預けなくてはなりませんでした。
ちょっと、いや、かなり不安でしたが仕方ないです。
 
image
 
スマホもお財布もパスポートも預けて手ぶらで向かいます。
 
ヘルメットを被らされます。トンネルの天井は低いです。
 
そこで恐ろしく急な坂をくだります。
くだるということは・・・という不安をよそにどんどん下ります。
 
地下73mで358m進みます。帰りの観光客が凄まじい顔して
息苦しそうに登って来るのとすれ違います叫び
 
そしていよいよトンネルです。
もちろん手ぶらでなにも持っていないので写真は撮れていないのですが、
コネストさんからお借りしました。
 
 
 
このトンネルを見ることができます。だからなに?って言わないでねあせる
 
 
 
このトンネル、北朝鮮はそんなもの掘ってないよーとシラを切ったそうですが
いくつかの根拠で明確になったそうです。長くなるので割愛しますが。
 
掘ったのをごまかして石炭のないはずのところに
石炭を塗ったりしていたそうですえっ
 
 
 
 
トンネル近くの緊迫した場所で、
あれ?あれれれ?撮影している人がチラホラ。
そうです。C国人はみんなスマホ持ってきちゃってますね。あっぱれ。
 
そういえば、このツアー中私たち以外に日本人観光客には会わなかったです。
 
 
そしてトンネルから北朝鮮方面を覗いたあと帰ろうとして気がつきます。
 
上り坂の横に線路があるではないですか!
 
なんとトロッコがありました。ラッキー!!
 
image
(こちらも画像お借りしました)
 
がしかし!!!こちらは含まれているツアーと
含まれていないツアーがあって、私のツアーは含まれていませんでした。
申し込む時に言ってよーーー笑い泣き お金ならなんぼでも払うわ!!笑
 
 
そこから仕方なく地獄の上り坂を休み休み上がりました。
 
しかし、この岩盤をコツコツ掘っていたかもしれない北朝鮮。
もしも貫通していたら世界の歴史が変わっていたかもしれないですね。
 
南も北になって(え?)、今みたいに気軽に韓国旅行に行けなくなってたかも
しれないですよね。
 
 
 
無事コインロッカーから私物を取り戻したあとは
お土産物コーナーへ。
image
10キロのお米が約2800円。
 
image
image
image
 
まるで道の駅(笑)
 
image
ある意味すごいパワースポットなので
パワーストーンブレス、いいかも!!な訳ないですね。
 
imageimage
 
 
特に欲しいものはなかったけど
「なんか欲しいーー!」と思い
 
DMZ記念に買いました。
 
image
 
2年半経つのに未だ開封した記憶なし。
どこにあるんだろ・・・(苦笑)
 
 
 
 
そしてまた検問を通り
 
image
 
image
 
 
行きにも寄ったイムジンカク(臨津閣)公園に寄りました。
 
image
 
imageimageimage
 
やはりテーマパーク感満載。
先ほどまでの緊迫感、戦争の重みが一気に飛んでしまうような
 
 
そして一路ソウルへ。
 
有刺鉄線が張り巡らせられた地帯。
image
 
一定間隔で軍人さんが見張ってます。
 
 
そしてこのツアーで一番余分な
image
 
 
 
 
 
「韓国高麗人参館」に寄らされて
高麗人参の歴史を学ばされ、試食させられて
ツアー客全員部屋に閉じ込めらてて(言い方)
高麗人参エキスや錠剤を売りつけられそうになりました。
私のツアーグループは日本人はあと一人いただけで
西洋人ばかりだったような・・・みんな買いませんでした。
 
その後ソウル市内で解散になりました。
 
 
 
次回はさらに板門店ツアーに行ってみたいです。
 
韓国行っても最近は仕入ればかりなので
あちこち観光にも行きたいなニコ