「願くは御國の末の栄え行き
我が名さけすむ人の多きを」
（いつか日本が再び繁栄して、
降伏文書などにサインした
私の名前をさげすむ人が
多くなることを、私は願う。）
大東亜戦争の降伏文書に
日本側全権大使として
調印する直前に
重光 葵（しげみつ まもる）が
詠った短歌。
東條英機しかり
広田弘毅しかり…
当時「いわゆるA級戦犯」として
"偽装"裁判にかけられた人達は
ここまでの覚悟を持っていた。
そもそもA級戦犯について
何の知識もなく
（戦争あかん＝悪い奴）くらいの
イメージしかなかったのだが、
学ぶうちに全く違うものとなった。
ここまでの思いで
将来の日本の繁栄を望んだ人々がいた。
今のこの日本をみて
彼らはどう思うだろうか？
私はしがない、いち整体師に過ぎないが
少しでもこの方々の事を学んだ今、
「今、俺に何が出来るのか？」と日々自問する中で
少なくとも、目の前の人に対して
出来うる事は全力でやろうと思う。
例え、嫌がられても
笑われても、馬鹿にされても、誤解されても
その人の事を本気で想うなら
「自分がよく思われたい」なんて
どうでもいい事だ。
今、コロナ禍もあり、
人々の心は本当に疲弊している。
こんな時は
「優しさ」や「癒し」が大事なのは
この仕事柄、百も承知している。
上手くやればいい。のも
その人の状態による。のもわかっている。
しかし、
だからこそ、
あえて、1人くらい
嫌われてでも
言うべき事を言うやつがいても
いいのではないのか？
との思いが募る。
いつも失敗ばかりだが（笑）
優しさも厳しさも
分ける事のできるものではない。
俺ごときが
上記の方々の名前を挙げるのは
失礼極まりない話なのだが
少しでも少しでも
その魂を
胸に刻んで生きていきたい。
ありがとうございます。
いよいよ明後日。
逆のものさし講 京都in大阪
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